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2020年07月06日

最近の黒毛和牛の価格

先日の父の日にイオンに行きました。牛肉コーナーで目に留まったのは黒毛和牛ロースステーキ100グラム1,000円。
 
少しサシが多めに感じましたがいい肉でした。コロナ前ならもっと高かったのは間違いないでしょう。
 
日本で最も取引量の多い市場である東京食肉市場のページには取引価格が掲載されています。これを見ると、コロナ以降4月が最も大きく値を下げ、5月にやや戻ったようです。6月ももう少し値を戻しているようです。
 
黒毛和牛は確かに美味しいですが、お値段もそれなりにするのでなかなか食べることができません。
 
もう少し庶民的な価格になればいいのですが、確かに黒毛和牛を育てるのにはお金がかかります。もともと買ってくる仔牛が高いですし、食べさせるエサも高いものを与えますし、育てる期間も長いです。仕上げにサシを入れる期間が必要だからです。
 
サシを入れるということはすなわち高栄養で太らせるということです。牛の肝臓にかなりの負担がかかる中で、健康管理を徹底しつつ仕上げていくのにかなりの技術がいるそうです。
 
コロナで飲食店が閉まり、黒毛和牛の需要が急激に減ったからといって、牛の出荷は止められません。
 
サシを入れる前の段階なら少し飼養期間を延ばせるかもしれません。しかしサシを入れる仕上げ段階に入ってしまうと延ばすことは難しいでしょう。ぎりぎりまで牛に食い込ませる、追い込む、とも表現される段階ですので、出荷を遅らせようとすると牛の体がもたずに死んでしまいます。
 
安値になるとわかっていても、出荷せざるを得ないということです。
 
牛肉の相場の下落と比べ、豚の相場は堅調のようですね。家で食べるならよりお手頃な豚肉、ということでしょうか。
posted by とば吉 at 22:31 | 農業の話題
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