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2017年12月26日

良い軽種馬経営とは?

軽種馬経営は長らく、厳しい状況だと言われてきています。

離農の歯止めもかからず、私が競馬を始めた20年前には
ダービー馬は10,000頭の頂点だなんて言われていましたが、
今の年間サラブレッド生産頭数は7,000頭くらい。
それだけ生産者が減ったということです。

離農の理由としては後継者がいないケースが最も多かった
でしょうが、その次に経営不振で辞めるケースが多かっただろうと
思います。


でもここ2年くらいは市場での売却額や落札率が高いので、
情勢は変わりつつあるのかもしれません。

とはいえ借金で苦しんでいる経営は
まだまだたくさんあるのではないかと思います。


経営がいい人と悪い人。
何が違うのかな、と自分なりに考えてみました。

ちょっと挙げてみます。

・流産が少ない気がする。
経営のいい人は流産が少ないように思います。
また、分娩の事故や仔馬の事故も少ない。
流産を減らすために何をしているのかは
よくわからないのですが、おそらくは手をかけている
時間の違いがあると思います。
ちょっとした状態の変化を見逃さないとか、
馬にストレスを与えないとか
いろいろあるのでしょう。

・預託馬を確保している。
馬主さんや大手の牧場から馬を預かるケースが
結構あります。
経営のいい人は、自分の馬を持ちつつも
預託馬も確保しています。
毎月預託料を受け取るので安定した収入になりますし、
馬主さんとの信頼関係が築ければ、
自分の仔馬を買ってくれることも
あるかもしれません。

・特定の馬主さんのごひいき?
たいていどの牧場でも付き合いのある馬主さんが
いるのではないかと思います。
生産馬の競走成績もそうですが、
預託牝馬の管理や、希望種牡馬との種付など
馬主さんの期待に応えて信頼を得ている方が
仔馬をより買ってもらえているように
感じます。

・運良く活躍馬が出た
これは結構聞く話で、どれだけ努力しても
なかなかできることではありません。
日頃の育成などでいくらか違いが出るかも
しれませんが。
最近は仔馬を昼夜放牧させて鍛える牧場が増えて
成績が上がっている、なんて話も聞きますね。

改善に向けて目指すべき方向を簡潔に
挙げると、以下の3つかなと思います。
・より効果的な育成技術
・繁殖等母馬の管理
・馬主さんとのお付き合い

育成技術については、良いと言われていることを
取り入れていくことがスタートかなと思います。
牧草地の更新、改良や昼夜放牧などでしょうか。

母馬の管理について何をすればいいか、というのは
よくわからないのですが、牛で言えば適期受精や
泌乳期に合ったエサの管理などがあります。
妊娠のステージに合わせ、ケアに必要なことを
精一杯やってあげることがいいのだろうと思います。

馬主さんは実績が伴わないとなかなか付いてきて
くれないかもしれませんが、競走馬生産の世界では
お客さんがかなり限定されるため、しっかりやらないと
いけないことですよね。


競馬は血統の世界だとも言われますが、
いい血統の馬は値段が高いですし、
買える馬主さんも限られてきます。

安くていい馬を提供してくれる牧場は
今後も必要なのは間違いありません。
大の競馬ファンとして、今後も生産者さんには
頑張ってもらいたいな、と思っています。
posted by とば吉 at 19:54 | TrackBack(0) |
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