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posted by fanblog

2017年04月24日

畜産におけるIoTの可能性

 最近話題のファームノート。
情報の集約化ができて、それを
担当者がいつでも確認することが
できて、便利なものだとは思っていました。

 でも、それは従来ホワイトボードで
やれていたことで、管理がしやすくなる
とはいえお金をかけてまで導入することに
それほど魅力を感じていませんでした。
使いこなせない人の方が多いようにも
思えましたし。

 しかし、先日ミライダネを見たり、
ファームノートカラーの中身を知るにつれ、
考え方が変わってきました。


 ファームノートカラーは牛にセンサーを
取りつけて、微妙な行動の変化を感知する
仕組みのようです。
それにより発情や病気などの異常がわかるとのこと。
しかも異常かどうかはAIが判断する仕組みのようで。

 なるほど、このデータと普段から入力している
各種データを組み合わせれば、牛の健康管理が
かなりできるようになりそうです。

 もしかしたら人が見て判断するよりも
より的確になるのかもしれません。
特に大牧場では従業員間の牛を見る目の差が
大きいと言われていますので、かなりの効果が
出ることでしょう。
 

 ただ現状では入力において作業者の手入力に頼る
ところが多いように感じます。
乳検データや治療履歴、乳量などのデータを
それを保管しているデータベースから
直接取り込むことができれば、さらに
可能性が広がりそうです。

 もちろん、そういった構想はすでに
開発者の頭の中にはあるのでしょう。
いろんな組織が絡む話なので簡単では
ありませんが、ファームノートのシェアが
広がれば広がるほど、現実的に
なっていきそうな感じがします。

 
 世間ではAIだIoTだと叫ばれていても、
農業ではまだ遠い話だと思い込んでいました。
でもこんなに近くにあったんですね。

 特に牛不足、労働力不足が課題と
なっている中、これらを一気に解決してくれそうな。
きっと大きな力になってくれるでしょう。


 数年後に農場を管理する基礎となる
システムがファームノートになるのか、
あるいは他社のものになるのか。

 それはわからないですが、そんな時代に
自分がどのような仕事ができるのか。
今のうちから考えておく必要がありそうです。

 
 全てをAIに持っていかれないように、
というところですかね。
posted by とば吉 at 19:13 | TrackBack(0) | 農業の話題
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