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posted by fanblog

2020年08月03日

次々打ち出されるコロナ対策

コロナウイルス感染拡大を受けて、農業分野でも様々な支援策が打ち出されています。

支援が必要なところに支援することは必要だと思いますが、そもそも支援が必要なのか、費用に見合った効果があるのか、という議論は一切なく、支援という形を見せることが目的なのではないかと思えるぐらい、いろいろな支援策が出てきます。

例えば畜産農家への支援として打ち出された1頭2万円、条件次第で増額、という事業。肥育農家にはマルキンという所得補償対策がすでにあるというのに、新たな仕組みが必要と言えるのか。

しかしマルキンにも欠点はありまして、今回のような事態に陥ると財源不足になります。ただし、それなら既存の仕組みをてこ入れすべきであって、新たな事業を作ってしまうとそれだけ経費が膨大にかかってくるわけです。制度上てこ入れできないこともあるのかもしれませんが…。

散々批判されているGoToトラベルキャンペーンに続く支援策としてGoToEatキャンペーンが農林水産省所轄でスタートしますが、こちらにも膨大な経費がかかることでしょう。

そして事務局の人員確保もかなり大変です。仕組みをみた感じ、商工会議所が事務局をやるような形のように見えますね。きっと大変な仕事になるでしょう。

GoToトラベル事業の予算は、実際に旅行商品に充てられる額が1兆1千億円、事務委託費が2千億円だそうです。すなわちこれだけ膨大な事務費と人員をかけないと実施できないということです。

支援が必要という旗印のもとに、借金を大幅に増やす政府。その借金はもちろん国民の借金です。本当にこれでいいのか、もっと議論になっても良さそうなものですが…。

持続化給付金の事務局問題も、再委託問題という的外れな議論でなく、膨大な委託経費についての議論を深まって欲しいところでした。

再委託をするということはこれだけ大規模な事業では当たり前で、不正な利益を得ているということも恐らくないと思います。不正を暴くという姿勢ではなく、適正かどうかという視点で、事業の是非について国民の理解が深まるいい機会になればよかったのですが。
posted by とば吉 at 21:39 | 農業の話題
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