データベースエンジニアが行く

migrateすると以下のエラーメッセージが表示された。



grant コマンドで権限を付与していないことに気付いたので、次のコマンドを実行した。



手順書には「このコマンドにより、dbuserという名前のユーザをMySQLに追加するとともに、MySQLの管理者権限（何でも実行できる権限）を付与します。」と書かれていたのだがエラーメッセージが表示されて実行っできない。

そこで、ユーザ作成と権限の付与をやり直した。

まず、ユーザを削除。



次にユーザを作成。



最後に権限を付与



migrate を実行できた。

Mysqlで扱える文字コードにutf8とutf8mb4があるのは知っていたが、

どちらにしても文字を登録できるので、

その違いを深く考えたことはなかった。


偶然、utf8では保存できないが、utf8mb4では保存できる漢字があることを知り、

その違いを調べてみた。



これを知らずにMysqlを使っていたことが恥ずかしい。

utf8のデータベースに保存できなかったのは「𠮟」（口へんに七）。

「叱」のUnicodeは「U＋53F1」（口へんにヒ）JIS規格の第1水準
「𠮟」のUnicodeは「U＋20B9F」（口へんに七）JIS規格の第3水準

しかるを漢字変換すると「叱」（口へんにヒ）が表示されるので、
「𠮟」（口へんに七）を使用しなくければ良いだけのように思うが
「𠮟」（口へんに七）を使わないとまずい場合もあるらしい。

試してみると、utf8mb4のデータベースには「𠮟」（口へんに七）を保存できた。

同様の文字は他にもあるそうだ。
　補填のてん　「塡」
　剥離のはく　「剝」
　頬　ほお　　「頰」

Mysqlの文字コードを確認した。



MariaDB [(none)]> show variables like 'char%';
+-----------------------------------+--------------------------------------+
| Variable_name 　　　　　| Value　　　　　　　　　　|
+-----------------------------------+--------------------------------------+
| character_set_client　　　| utf8　　　　　　　　　　　|
| character_set_connection　| utf8　　　　　　　　　　 |
| character_set_database　 | latin1　　　　　　　　　　|
| character_set_filesystem　| binary　　　　　　　　　　|
| character_set_results　　 | utf8　　　　　　　　　　 　|
| character_set_server　　　| latin1　　　　　　　　　　|
| character_set_system　　 | utf8　　　　　　　　　　 　|
| character_sets_dir　　　　| /usr/share/mysql/charsets/　|
+------------------------------------+--------------------------------------+

utf8mb4に統一したい。

Webで検索すると /etc/my.cnf や /etc/my.cnf.d/server.cnf を修正するように書かれているが

名前が一致するファイルはない。名前が微妙に異なるファイルはいくつかある。

勇気を出して、/etc/my.cnf.d/mariadb-server.cnf を修正した。



修正後、apacheを再起動して確認した。

MariaDB [(none)]> show variables like 'char%';
+-----------------------------------+--------------------------------------+
| Variable_name 　　　　　| Value　　　　　　　　　　|
+-----------------------------------+--------------------------------------+
| character_set_client　　　| utf8mb4　　　　　　　　　|
| character_set_connection　| utf8mb4　　　　　　　　 |
| character_set_database　 | utf8mb4　　　　　　　　　|
| character_set_filesystem　| binary　　　　　　　　　　|
| character_set_results　　 | utf8mb4　　　　　　　　 　|
| character_set_server　　　| utf8mb4　　　　　　　　　|
| character_set_system　　 | utf8　　　　　　　　　　 　|
| character_sets_dir　　　　| /usr/share/mysql/charsets/　|
+------------------------------------+--------------------------------------+

character_set_systemは「utf8」のままでOKらしいので、無事に完了した。

これは簡単。

CHAR(13)とワイルドカードを指定。

CONCATで連結している。

こんなに簡単にできるとは、びっくり

mysqlのデータベースをsqlで操作している。

phpで書いたプログラムからデータ登録やら変更を行っている。

よく行っている操作なのだが、あるデータベースだけ動作しない。

そのデータベースは名前に - が含まれていて、

このハイフンが原因だった。



データベースを ` (バックフォード)で囲めば解決するらしいのでやってみた。

　変更前：define('DB_NAME', 'data-processing_db');
　　　　 ↓
　変更後：define('DB_NAME', '`data-processing_db`.');

これで普通にデータ操作を行えるようになった。