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TVアニメ「 ユリ熊嵐 」エンディングテーマ「 TERRITORY 」

ユリ熊嵐の感想です！　見たばかりですが、うろ覚え！　よろしければお付き合い下さい。

友達の間にも嫉妬ってありますよね。女子は。
私よりもあの子との方が仲良しなんだ、寂しいとか思ったり、憤る人もいるでしょう。思春期女子にはよくある事です笑

るるは澪愛のペンダントを探し出し、紅羽に届けます。
銀子を裏切るかのように、「銀子は純花を見殺しにした」と紅羽に告げたのは嫉妬したから、とるるは紅羽に告白します。
やっぱり、るるは銀子がスキなんですよね。
それを思い切り紅羽に話すところは肝が据わっているというかなんというか笑

紅羽とるるが２人でじっくり話をするのは初めてじゃないかな？
話題の中心は銀子ですが、ぐっと距離が縮まったような気がします。
腹を割って話してる感じがしましたね。お風呂で髪を洗ってあげたりもしていましたし。

そしてるるによって明かされた「クマが女の子になるための条件」は「一番大事なものを捧げること」でした。
紅羽の記憶がないのは銀子が「紅羽のスキ」を捧げたからではないか、というのがるるの推測。確かにそれは考えられる…。
失われた「スキ」を再び手に入れる事ができるのでしょうか…紅羽と銀子はまた友達になれるのか。純花を見殺しにしたというのがなんともネックですよね。
常人では許せないところだと思います…

秘密の暴露によりるるはユリ解除され、クマの姿に戻ってしまいました。
恐らく、るるはユリ解除されると知っていてこの行動に出たのでしょう。紅羽と銀子の友情のために。
いい子すぎます。

さらに今回は紅羽が（心の中で）るるを友達と認めたのが非常に嬉しかったですね。
身を挺してクマとなったるるを守り、かつて自分が通った断絶への抜け穴（花壇の建物）まで抱えて走る姿には感動しました。
「るるはくれちんの友達になれたのかな？」と問うるるが猛烈に寂しさをかきたてました。
紅羽は「あなたは友達じゃない」と言いましたが、これは紅羽の優しさだろうなあと。
別れが辛くならないように、みたいな。最後にみるんのハチミツを持たせるところもね〜にくい演出です。
るるは断絶の向こうへと帰って行きましたが、このまま退場なんでしょうか。

絵本にある「自分が映った鏡の破壊」はそのまんま「自己愛の破壊」と私は受け取りました。自己愛を超えた先に他者への愛や情があるんじゃないかなあ。

今回のラスト、ついにユリ裁判の被告となってしまった紅羽がどうなるのか…楽しみですね。


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