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2017年03月09日

自分で決めたことなのに、いつまでも本当にそれでよかったのかと悩んでしまう。「FOBO(良い選択じゃないことを過度に恐れる)」に対する対処法

『自分で決めたことなのに、いつまでも本当にそれでよかったのかと悩んでしまう。「FOBO(良い選択じゃないことを過度に恐れる)」に対する対処法』

人生は日々選択を迫られる。例えば今日着る服や食べる物など個人的なことから、友人の誘いや愛の告白、組織内に所属しているのなら様々な業務にかかわることなどなど。あまり考える時間がないのに決断を下した場合などは、本当にこれでよかったのかと悩む場合もあるだろう。だが、数日前に決めたことなのに、いつまでもそれでよかったのかとクヨクヨしてしまう、いつまでもそれをひきずってしまう。単なる優柔不断と切り捨ててしまうのは簡単だが、そこにはこんな現象がかくれている。FOBO(Fear of a Better Option)は、自分が良い選択をしなかったことを過剰なまでに恐れることを言う。最新の研究によれば、完璧な選択を過度に求めような人に一般的な現象で、こうなると選ばなかった選択肢についていつまでも気に病むようになる。FOBOは不満や後悔を抱かせる。そして決断の結果ではなく、決断のプロセス自体が健康や幸福感に悪影響を与えるようになる。

研究で分かったFOBOになりやすい追求者のタイプ
『パーソナリティ・アンド・ソーシャル・サイコロジー・ブルティン(Personality and Social Psychology Bulletin)』に掲載された論文では、カナダ、ウォータールー大学の研究チームが一連の実験を実施し、”追求者”のタイプを調査した。ここで言う追求者とは、意思決定の際、絶対的に最高の選択肢を見つけるために広範な調査を行う人だ。そうした人は、お昼を注文するためにメニューを3回読み返したり、旅行先を決めるために世界中のあらゆる旅先を検討するかもしれない。

損か得かを追求するタイプは比較的安全
 追求者の1タイプが、”プロモーション重視”タイプだ。このタイプは、経済的・社会的なことなど、最大の利得が得られる選択を求める。実験では、このタイプの人はかなり決断が速く、その選択に満足し、後悔することも少ないことが明らかになっている。

人にどう見られるかを追求するタイプはFOBOになりやすい
 また別のタイプが”評価重視”タイプだ。選択肢を吟味し、他人ならどうするだろうか、友達にどう見えるだろうかといった様々な要素を考慮する。このタイプは選択肢を何度も何度も検討し、すでに捨てたはずの選択肢も反芻する。
 「このタイプの人の思考は、『正しいことが分かるまで何もしたくない』です」と筆頭著者のジェフ・ヒューズ(Jeff Hughes)博士は話す。「役に立つときもありますが、いつまでも評価を繰り返して、決断できない状態に陥ってしまいます」
 こうした習慣があると、実際に選んだ選択を楽しめなくなるばかりか、うつや物事の先延ばしにもつながる。「決めたことにいつも不満を感じたり、後悔していたりすると、人生の満足感が低下するといった非常に悪い影響が出てきます」

一度決めた決断をクヨクヨ悩まない方法
 では、どうすればFOBOを避けられるだろうか? ヒューズ博士の研究は問題を特定するだけで、その解決方法については何ら触れていない。が、いくつか提案があるそうだ。「大雑把に言って、今回の研究は、悪い選択肢を手放すことを思い出させる手助けになるかもしれません」と博士。

1.消去法を使用する
 決断するときはあらゆる選択肢を導き出す。そして良くないと思ったものを外していく。そのときに役に立つのは自分の直感だ。なんとなくいやが予感がするという感覚はわりとあてになるものだ。

2.評価基準を作り一度選んだらあとは忘れる。
 ★5つ評価などの「十分満足できる」の基準を採用しよう。満足できる最低基準を考えて、それを上回る選択肢を探す。そして、それを選んだら、あとは忘れよう。決定を単純化すれば、もっと重要なことに時間を使うことができる。

3.決断までの時間制限をもうける
 それでもダメなら、制限時間を設けよう。追求者は、もっといい選択があるはず、とできるだけ決定を遅らせようとする。一見、スマートに思えるが、それは彼らが「でももし?」と考え続け、堂々巡りを繰り返しているということを意味する。例えば「飛行機のチケットについて30分だけ調べる」といった具合に宣言するのだ。その制限時間内で最良のチケットを購入し、次のことを行う。「意思決定においては、時間もまたコストであることを思い出しましょう。その時間はもっと大切なことを決定するために使うべきでしょう?」と博士は言う。ただしヒューズ博士は、意思決定の質については触れていない。そのため、そうやって決めたことが最良の結果につながるとは限らない。しかし自分の決断について、ずっと気分良くいられることだろう。決断をするということは覚悟を決めるということだ。覚悟を決めた人間は強い。例え最良の選択ではなかったとしても悔やんでいる暇はない。なぜなら人生は選択の連続で、次に決断しなければならないことはもう目の前にあるのだから。人生にリセットボタンはないと言われているが、何度も分岐点を選ばなければ前に進めないし、後戻りは決してできないことになっている。
http://karapaia.com/archives/52235293.html

<コメント>
人生は選択の連続、失敗や困難の連続です。どうにもならなくなったら古代ギリシャ哲学者ヘラクレイトスの「万物は流転する」を思い出しましょう。何とかなるものです。
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