2017年06月21日
X JAPAN・YOSHIKI 記者会見 「今まで以上の演奏をして死を考える」
2017年5月16日にアメリカのロサンゼルスでX JAPAN・YOSHIKIさんが頸椎(けいつい)人工椎間板置換の緊急手術を受けてから初めての公の場にて、6月20日に記者会見が開かれたのを見ました。
首にはコルセット、右手にはギプスを巻きながら、ファンへの思いや現在の心境などを話してくれました。
YOSHIKさんはなぜ手術をしたのか
YOSHIKさんは、持病であった椎間板ヘルニアが悪化し、手・腕のまひやしびれがあったまま今年1月のカーネギーホールにて演奏しましたが、その時には左手の感覚がなかったそうです。
そのため精密検査を行ったところ「頸椎椎間孔狭窄症(けいついついかんこうきょうさくしょう)」と診断が出ました。アーティスト声明はおろか日常生活も難しくなることから手術を行いました。
YOSHIKさん 6月20日の記者会見
現在の状態についてYOSHIKIさんは「人工の頸椎がなじんでいないためか、首の右半分の感覚がなく、首を絞められているようだ」「左手は痺れっぱなし」と話していました。
デビュー当時から激しい演奏で知られるYOSHIKIさんですが「ヘッドバンキングは確実に体を悪くする」としたうえで、「ヘッドバンギングをしなくても、カッコいいドラムの叩き方を考えるべき・・・」と言いながらも「ヘッドバンキング禁止法が出来ない限りやってしまう」と苦笑い。
ヘッドバンギングとは?
ヘヴィメタルやロックなどで、頭を上下や左右、横8の字型に振るなど、音楽・リズムにのって激しく頭を揺さぶる動作を言います。「ヘドバン」という略語もあります。
首を激しく振ることで血管が切れてしまうこともあり、過去にヘドバンで硬膜下血腫になった事例もあります。
首を激しく振ることで血管が切れてしまうこともあり、過去にヘドバンで硬膜下血腫になった事例もあります。
YOSHIKIさんは2009年に椎間孔切除の手術を受けており、そのことについて「X JAPANが再結成されていなければ、2度も首を切らなかった」と話しました。
2009年と今回と、2度も首を切る手術をしていたのです。
激しいドラム演奏を続ければ結果は明白であり、YOSHIKIさんは「今後ドラムを叩けるのか。今までが10だとしたら10はない」「1回だけ11までやって死んでしまうのか」と悲痛な思いも口にしておりました。
YOSHIKIさんの記者会見に思うこと
わたしはYOSHIKIさんのドラム演奏を、X JAPANではなく、だだの「X」だった頃にライブに行って見たことがあります。当時から(今よりも)激しい動きをしながらドラムを叩いていました。1990年くらいのことです。
今後、激しい動きはないが、ドラムを叩くYOSHIKIさんを見ることが出来るかどうかは、分かりません。
正直「こんなことなら、もっとライブを見に行けばよかった」と思います。
そしてYOSHIKIさんには、これ以上の無理はしないで欲しいと思います。
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