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2019年04月24日

せどり(転売)で生計を立てようとした話@

「せどり」とは「中古本」を安く仕入れて高く売り、差額で儲ける手法である。本の「背」のタイトルを見て仕入れることから「せどり」と呼ばれたとかなんとか。まぁ、自分の中では「せどり」は古本以外も含めて「転売」という意味で捉えている。

せどりを始めたきっかけ

せどりを知ったのは、2005年頃だったと思う。当時、派遣で夜勤専属の工場で働いて6年目になろうとしていた。貯金は500万弱あり、これを元手に「人に使われない生活」を考えていた。ネット金を稼ぐことを検索すると、必ず出てくるのが「情報商材」というものだ。

中でも俺の出来そうな事が「せどり」であった。基本は、ブックオフなどの中古販売店で仕入れて、ヤフーオークション、Amazonマーケットプレイスで売りさばいて利ざやを稼ぐというもの。仕入れる資金も十分あるので、今すぐにでもできると思い、工場を辞めて「専業せどり」としてスタートを切った。

現実は甘くなかった

せどり商材には、スマホ(当時はガラケー)で、Amazon価格を調べるツールがオマケとして付いていた。本の裏に表記されているISBN番号を打ち込んで送信すると、Amazonの中古価格が表示されるというもの。このツールを使い、高値で売れる本を効率よく探すことができるはずだった。

さっそく近所の古本屋に行ってみた。ツールを使ってみようと思うも、本を片手に携帯電話をいじる姿は、なんだか盗みを働いているような気分。なかなか使う勇気が起きず躊躇していると、怪しい動作をしている客が目に入ってきた。

カゴを片手に本棚から1冊1冊、片っ端から携帯電話で価格を調べていたのだ!こんな田舎にも同業者が存在している事実、、、これには絶望感を覚えた。

今思えば当たり前の事だが、情報商材やテレビで、こんな商売が流行っていると報じられたら、もう参入するのは遅いのだ。

だが、せどりで食っていくために仕事を辞めたのだ、やるしかない。毎日、アマゾンで高値で取引されている本を調べ、エクセルに記録していく作業を行い、リストをある程度頭に叩き込んだ。古本屋に行って、携帯電話を片手に、片っ端から調べていくのは効率が悪いし、自分には向いていないと考えたからだ。

バイクの後ろに大きなボックスを積んで、県内全てのブックオフと、その他の古本屋に週1で通う日々が始まった。基本は100円コーナーで仕入れて利ざやを稼ぐのだが、レア本というのは、その名の通りまず見つかることはない。

100円コーナー以外に目を付けて、見つけた初のお宝本は、


◆ライフスタイル革命
記憶していた高値本のタイトルだったので、発見した時は喜んだ。1000円で仕入れ、Amazonで約3000円で売り捌いた。

当時、株などの投資本に興味があったので、このジャンルを中心に仕入れていた。とはいえ、価格を調べるツールはほとんど使用しなかった。不良在庫を抱えるリスクはあったが、高値で売れるかもしれないと思った本を直感で仕入れるスタイルを貫いた。

最初はそこそこ利ざやを稼げる本は見つかる。だが、ここは田舎、毎週ブックオフに通ったところで、目新しい本を見かけなくなってくる。仕入れに行っても、ほぼ手ぶらで帰ってくることもあった。

長くなりそうなので、今回はここまでとする。

せどり(転売)で生計を立てようとした話A




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タグ:せどり
posted by ゲーリー at 14:47 | 仕事の話
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