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2021年12月22日

優先順位

456三色.jpg


あなたはアガれそうな手牌になった時、どの牌でどうアガるのかについて考えたことはありますか?

言葉を並べるより手牌を見ながら説明した方が良いと思いますので、例題を見てみましょう。


例題

南四局、以下の点棒状況の四人がいる時、リーチ者Aは次の手牌でどのアガリが良いか良い順番に並べなさい

ただし順位ウマは10-30(トップに+30、二着に+10)とする

六萬七萬八萬三筒四筒五筒六筒七筒二索二索六索七索八索ドラ三萬北家A手牌

北家A 16400

東家B 24100

南家C 26200

西家D 31300

1、二筒五筒どちらかをツモ

2、八筒ツモ

3、Bから二筒五筒どちらかロン

4、Bから八筒ロン

5、Cから二筒五筒どちらかロン

6、Cから八筒ロン

7、Dから二筒五筒どちらかロン

8、Dから八筒ロン


まず1について考えてみましょう。

六萬七萬八萬三筒四筒五筒六筒七筒二索二索六索七索八索リーチツモ二筒ドラ三萬

役はリーチ・ツモ・タンヤオ・ピンフの1300−2600で安目ツモですが親のBとは5200(アガリ分)+2600(Bのマイナス分)=7800点差縮まることになり、逆転三着になれます。

これは10−30のウマがある分、着順の変わらないアガリよりは良い(−30→−10になって+20)と言えます。


次は2について考えてみましょう。

六萬七萬八萬三筒四筒五筒六筒七筒二索二索六索七索八索リーチツモ八筒ドラ三萬


役はリーチ・ツモ・タンヤオ・ピンフ・三色同順の高目ツモの3000−6000です。

トップ目のDとは12000(アガリ分)+3000(Dのマイナス分)=15000点差が縮まり、逆転トップになるアガリです。

この1アガリでラスの順位ウマ−30→+30になって上下+60の60000+12000点分、72000点のアガリになるわけです。


では3について考えてみましょう。

Bからリーチ・タンヤオ・ピンフの3900点ロンすると3900×2=7800点差が縮まって、Bを逆転して三着になれます。

これも着順アップする分だけ、着順の変わらないアガリよりは良いと言えます。


そして4について考えてみましょう。

Bから八筒ロンは8000×2=16000点差が縮まるアガリで三着に着順アップするアガリです。

点数が3より高い分だけ、3より少しだけ良いアガリです。


5と7について考えてみます。

5も7も3900ロンでは着順の変わらないアガリで同じだと言えますが、7は唯一浮いているトップ目の点数を減らす分、少しだけ意味が出てくるので5<7になります。

最後に6と8について考えてみましょう。

6はCから8000点アガリでAは二着に着順アップします。

8ではDから8000点アガリでCからと同じく二着にアップします。

そう見ると6も8も同じに見えてしまいますが、いかにトップ目を苦しめるのが麻雀の戦いの一つでもあるため、6<8だと言えるわけです。


ここまでをまとめてみると1は三着になるアガリ、2はトップ、3と4は三着、5と7はラス(四着)、6と8は二着になるアガリです。

そして偶数が高目の678三色がつくアガリで、麻雀では同じ点数のアガリでもロンよりツモに価値があります。

つまり例題の答えは 5<7<3<4<1<6<8<2 となります。


今回のまとめ

・たとえ同じ点数のアガリでも優先順位がある

・順位ウマのあるルールでは着順アップすると何万点分の価値がある

・ロンよりツモ

・安目より高目(三色同順がつかないアガリより高目の三色がつくアガリ)




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