2021年10月09日

ガセさん#2

河17.jpg

今回もEX風林火山所属・松ヶ瀬(字が違いますが便宜上この字を使います)隆弥プロの登場した「麻雀の匠 松ヶ瀬隆弥#2」の内容に沿ってお送りします。

ネタバレが嫌な方は、先に動画からご覧ください。

https://youtu.be/EtrS6H_8m1A


前局は対面から上家へリーチ・赤2600点の横移動(他家同士の点数移動)でした。

一筒二筒三筒四筒赤五筒六筒二索二索三索三索三索五索七索リーチロン六索ドラ二萬裏ドラ北南家手牌


点棒状況は

東家 27600

南家 25000 松ヶ瀬さん

西家 25000

北家 22400 

前局2600アガリが出ましたが、リードという程の点差でもないので、アガれそうなら積極的にアガリに向かいます。


東二局・南家の松ヶ瀬さん目線で進めていきます。

松ヶ瀬さんの配牌は

四萬五萬五萬九萬二筒二筒五筒三索東南北發發ドラ八索南家配牌

配牌を見て最初に浮かぶのは發ポンした1000点で、トイツが3組あることから、4トイツになればチートイツを考えてマンズか字牌をもう少し引いてくればメンホン(メンゼン・ホンイツ)チートイツやホンイツ・トイトイに向かいます。

ただトイトイは五萬部分が鳴きづらいので五萬が鳴けた時とアンコになった時だけ考えます。

三暗刻・トイトイ狙い(最高形が四暗刻)になるのはチートイツを狙っていたら結果的にアンコが増えてきた時がそれを狙うサインになります。


アガリ形の例は

五萬五萬九萬九萬二筒二筒赤五筒五筒南南北發發リーチロン北ドラ八索

四萬四萬五萬五萬八萬八萬九萬九萬東東南發發リーチロン南

一萬一萬赤五萬五萬五萬九萬九萬ロン一萬ポン横東東東ポン發横發發

赤五萬五萬五萬一筒一筒二筒二筒南南南發發發リーチツモ一筒


では、これをふまえた上で松ヶ瀬さんの手順を見ていきましょう。


ツモ四筒九萬

ツモ二索東

ツモ六筒北

次巡、上家から發が切られますがこれをスルー(ポンせず)。

こういう役牌スルーは好結果にも不成績にもつながる判断です。
松ヶ瀬さんや、Mリーガーの黒沢さんもこういうスルーを見かけますが、ここで役牌スルーすると何がメリットになるかというと、鳴かなかった役牌トイツが、他家リーチが入った時の安全牌代わりになるのがメリットになります。(2巡しのげる)

こんなスルーをするのは、どんな時からでも守備できるように、放銃を減らすための工夫と言えますが、逆にこれを鳴かなかったがために、他家のアガリをかわすことができなかったりもするのが麻雀です。


場の一つのパターンに「安手対大物手」があります。
一人が役牌ポンしたり、食いタン(鳴きタンヤオ)するような1000点、2000点の配牌が入り、もう一人にはタンピンイーペードラ2などの高い手が見える配牌が入るような場があります。

文字通り安手側が鳴ける安い手で大物手側のリーチをかわせないと、大物手側がアガってしまうような場のことです。

この場で安手側がアガると安手アガリばかりが出る小場(満貫未満の点数の小さなアガリが多い場、オーラスが全員2万点台になるような展開)になり、大物手側がアガると12000点クラスのアガリがポンポン飛び出す荒場になります。

小場の例は石橋さんが最小得点トップを取った試合などが良い例です。

また、荒場の例を挙げるとMリーグでラス親12000の連続アガリで逆転トップを取った時の黒沢さんの半荘がそれにあたります。


少し話が脱線したので話を戻しますが、松ヶ瀬さんは守備意識が強めなので役牌を鳴かなかったわけです。
同じMリーガーの黒沢さんもその意味では松ヶ瀬さん寄りの考え方だと思われますが、メンゼン主体の黒沢さんがここ数年、Mリーグで好成績を収めているのは、徹底した守備が理由の一つだと言えます。

黒沢さんは少しアガリが遠い、またはアガリ点数が低い手の時はあまりアガリには向かわず、徹底したオリや他家への放銃をしないことに注力しているのが見てとれます。

そうすることでラス(四着)になるのを防いだり(放銃を減らせばラス候補が勝手に生まれる、他に放銃する人が出てくるので)、次にチャンス手が入る時まで耐える麻雀を打っているわけです。

黒沢さんの守備的な部分は、メンゼン主体派以外にも参考になる部分が多いはずです。
(逆に黒沢さんのリーチ判断は非常に難しいので真似しない方がいいです)


ツモ三筒南

ツモ一筒二筒

ツモ六萬五萬リーチでこの手牌。


四萬五萬六萬一筒二筒三筒四筒五筒六筒二索三索發發ドラ八索南家テンパイ形

この次巡、対面から追っかけリーチが入ります。


松ヶ瀬さんはリーチ後

ツモ三索ツモ切り

ツモ一筒ツモ切り

ツモ二索ツモ切り

ツモ三索ツモ切り

ツモ七筒ツモ切り

とツモ切りを繰り返しますが、対面が一索ツモ切ってこれを松ヶ瀬さんがロン。

四萬五萬六萬一筒二筒三筒四筒五筒六筒二索三索發發リーチロン一索ドラ八索裏ドラ二萬

リーチの1300点(+リーチ棒1000)の計2300点の収入でした。

他家の手牌は

二萬三萬三筒三筒四筒四筒五筒八筒八筒四索赤五索六索六索東家手牌

一萬三萬四萬七萬七萬八萬六筒六筒八筒一索一索五索五索西家手牌

四萬赤五萬六萬五索六索七索七索八索九索九索九索中中北家手牌


また、全員の捨牌は

中九萬八萬發東三萬
二筒東七筒南八索西東家捨牌


九萬東北南二筒横五萬
三索一筒二索三索七筒白南家捨牌


二萬東六萬三筒二萬北
七萬一筒七筒八索白白西家捨牌


南發九筒北七筒西
横白西八索北一筒一索北家捨牌


今回のまとめ

・場の一つには「安手対大物手」パターンがあり、安手側がアガらないと大物手側がアガってしまうような場がある

・上のような場で安手が勝つと小場(満貫未満のアガリばかり出る展開)に、大物手が勝つと荒場(12000点くらいのアガリが何度も出るような荒れた展開)になる

・役牌ポンをスルーすると後の相手リーチの安全牌ができ、2巡はしのげる





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