2009年02月25日
働きたい:精神障害者の挑戦・事業主の理解、配慮必要 in 精神障害者とその家族、Mentally disturbed person and the family
働きたい:精神障害者の挑戦・事業主の理解、配慮必要
07年秋、一般就労を始めた生駒市の無職、沢井佳代さん(30)=仮名=は、思わぬ壁にぶち当たった。沢井さんが自らハローワークで見つけたのは、学生寮の清掃の仕事。週3回、3時間ずつ働くことになった。
病気も公表し、国の制度で定められているジョブ・コーチ(職場適応援助者)にも間に入ってもらうことにした。「指示の仕方はゆっくり」「細かく仕事内容を伝える」など、沢井さんの病気の特性に合わせた留意事項も伝えた。
沢井さんは、奈良市内の公民館で月に1度、同じように社会福祉法人が契約する清掃の仕事をする人たちが集う会議に参加する。約10人の男女が机を囲み、その月の反省や困ったことなどを話し合う。それぞれの体調の話から道具の準備の話まで細かく話し、次の目標を立てる。
「月曜と木曜の週2回の時があったけれど大丈夫? きつくない?」。声を掛けられた沢井さんは「何とかできそうです」と答えた。
沢井さんが通う「ピア・ステーションゆう」の加藤大輔施設長は、「仕事をする上で、思いを吐き出すことができる場があることは大きい。仕事をする能力はあるので、事業主やスタッフが病気を理解して配慮できれば十分働くことはできるのだが……」と話す。【高橋恵子】
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働きたい:精神障害者の挑戦/2 厳しい現実、挫折も /奈良 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/area/nara/news/20090225ddlk29040482000c.html
タグ: jp, mainichi, nara, ハローワーク, 仕事, 病気, 福祉, 秋, 精神, 精神障害, 精神障害者, 関連ニュース, 障害者
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