FXと競馬と映画でたんたんと。

今年が混戦なのは、メジャーエンブレムがアルテミスをほぼ2F戦にしたせいで、ルメールとしては上手く乗ったのだろうからしょうがない。その騎乗だけど、序盤に脚を使ってハナを取ったあと、11.1 - 12.4と1.3以上の落差をとっての息の入れ方、その後も直線まで中緩みのレース、オークスかと思った。

問題はこのペースに騎手が追随して誰も仕掛けてこなかったところか。気付いたころに持てる脚を出し切れなかった馬が多いと思う。
実際に脚があったかどうかは解釈の仕方にもよるので仕切り直したいレースだったのは確かか。

それでデンコウアンジュはというと、序盤の追走でかなり楽をさせてもらった分最後切れるに切れた。
上記の解釈によるが、田辺の追い出しが早かったとはいえ、外を回しながら最後まで伸びきったのは素直に評価したい。

またこのレース、メンバーをみるとどう見ても前半は速い。
序盤で脚を使う分、最後ジリ脚になるかもしれないが、最後まで伸びきれるのは他のレースでも実証済み。
今年もラスト1Fは12秒台だろうから、そこで食い込むのはこの馬とみて本命にした。


繰り返しだが、今回ペースは速い。加えて馬場なのだが意外と軽いので騎手としてはやはり先行してインを突きたいだろうから、そう考えると、先行馬は多いがこれといった強さはメジャーエンブレムを除いてあまり見当たらない、やはり今年も差し追い込みでいいと思う。

それで、対抗以下は新潟組を重く見た、ペルソナリテとウインファビラスなんかがそうだが、多頭数の稍重を経験したのは大きい。
切れをそがれた中で持続力を見せた。混戦のここなら狙っていきたい。

キャンディバローズはファンタジーの切れもそうだが、札幌でもレコード勝ちをしているのが不気味で、距離さえ克服できればここでも一発あるか

ペプチドサプルはアルテミスのペースに騙された組か。鞍上不安はあるがここでも狙える。

◎デンコウアンジュ
○ペルソナリテ
▲キャンディバローズ
△ウインファビラス
△ペプチドサプル