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2017年09月30日

戯曲「Kindertransport/移送された子供たち」 01  作Diane Samuels

戯曲「Kindertransport/移送された子供たち」 01  Diane Samuels

子供たちは 電車でオランダへ移動後 船で英国へ渡り 
ロンドンのリバプールストリート駅に到着 ここで里親たちに引き渡されました

ナチスによる迫害が深刻さを増す中 
(1938, 6-15/7)フランスのエビアンでユダヤ人難民問題解決に向け 
32国からなる代表と ボランティア団体の視聴のもとに会合が持たれました 
しかし期待に反し 受け入れ表明をしたのは ドミニカ共和国と中央アメリカのコスタリカのみ 
英国政府も受け入れを渋ります 
しかし個人の努力と賛同する慈善団体によって
政府の力を借りずに実行されたのでした



リバプールストリート駅にはその記念碑が置かれております

Kinder 01 (1).jpg


制作者 Frank Meisler (1929 -) ポーランド生まれ 
キンダートランスポート(1939)14人のユダヤ人の子供と共に英国へ 
祖母の元で育ち 英大学で建築学を学ぶ ロンドンのヒースロー空港建設に関わる  
彼の両親は彼の渡英4日後に ユダヤ人ゲットーに送られ 後アウシュビッツで死亡 
イスラエル(1960)へ入植 
代表作品には 
イスラエル建国の父 ダヴィド・ベン.グリオンDavid Ben-Gurion(1886- 1973)記念碑





Kinder 01 (2).jpg


Flor Kent 作(制作者情報をネット上では検索できませんでした) によるブロンズ像
 










と たのしい演劇の日々

2017年09月15日

戯曲「Kindertransport/移送された子供たち」 Diane Samuels 00

kindertransport00.jpeg


           写真はWEBより 拝借致しました



戯曲「Kindertransport/移送された子供たち」作 Diane Samuels 00

反ユダヤ暴動 水晶の夜1938/11/09 ヒトラーの狂気に切迫した人々が 
慈善団体を組織し 政府に働きかけ 
1938-40 第二次世界大戦開戦前まで 約10000のユダヤの子供を 英国へと送りました


初演は1993年 SOHO劇場劇団により ロンドンのCockpit Theatre 次いで 
ニューヨーク Manhattan Theatre Club(1994) 
スウェーデン 日本 ドイツ オーストリア カナダ 南アフリカでも上演され 
1994年Meyer-Whitworth Award
((Geoffrey Whitworth CBE ( 1883-1951 作家 講師 英演劇発展に貢献)  
Sir Carl Ferdinand Meyer, 1st Baronet (1851–1922 英銀行家 ドイツ生ユダヤ人) )
により 英国立劇場基金 1991年設立) 
ドラマは 人間相互の関係性とあまねく社会の真実を描く 故に重要である 
をモットーに 賞を送られました

物語は 英国へ難民として移送された9歳の女の子/エバ が 
国家権力/ヒトラーのドイツ 敵国の英国 よりの暴力に怯え 
異文化への同化 自身の宗教/ユダヤ教の否定 母言語/ドイツ語の否定 
そして理不尽に引き離された親へ切望
 『お母さんと別れて生きなきゃいけないのなら 
   一緒にガス室で死んでしまった方がよっぽどよかった』エバ2幕最後の台詞  
を時間の流れの中で 生き延びる為に 切り捨てざるをえない選択の体験 
しかし余りに傷は深く 癒されない過去は心身を蝕みます  
それでも新たに家族を持ち 娘を育て 
その娘は自身の成長に欠かせないステップとして 
否応なしに 母の陰に踏み入むのです 
戦争を生き抜いた 育ての母 生みの母 娘 そして戦争を知らない孫娘 
第二次世界大戦を通し三代にわたる母娘の拮抗を描きます 


     

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