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2016年10月28日
New Mystery Drama 04
New Mystery Drama 04
Michael Burtonによる新シュタイナー神秘劇 に対するLuigi Morelli の個人的観想の意訳を続けます
辛口の劇評ですが 英国アントロポゾフィ演劇の現状に重なります
またキリスト崇敬に シュタイナー教と呼ばれる所以をまた観たように思います
この新作では 現代人の特徴として見えてくる 霊的協同への強化 という
新たな特質が描かれている その反面 厄/悪意 は圧倒的に世界を覆い
それに対して人類は無力な定を成していると描かれる しかし
その無力さ故 登場人物は 粘り強さを得もする
更にそれは全く放棄とも言える状態であるのだが
科学的霊認識/シュタイナーの精神科学を通じ 人類と共にあり
霊魂の成長に働きかけるキリストを認識するなならば 成長は可能であろう
最後に 芸術的視野では殆ど語られない 社会三層化論をテーマとした
ことについてを観てみるならば
コンパス無しに 主要な登場人物は大海へと船を漕ぎだしてしまったようだ
航路を見出すためには 個々人の霊的成長 そして
社会と個人の変化による相互作用を待つより術はなさそうである
ベネディクタスはヒラリーに告げる( 一幕3場)
『企業更新の為には まず最高責任者の更新から始められねばならない』
それを受けヒラリーは責任者の立場を降りる
正に個人存在とグローバル化の問題点を炙り出しており それは
シュタイナー神秘劇で描かれ織り成さる 基本テーマでもある
この事を考慮し 欠点や失敗を認めたとしても
アントロポゾフィ演劇芸術 更新への挑戦に 感謝したい
と たのしい演劇の日々
Michael Burtonによる新シュタイナー神秘劇 に対するLuigi Morelli の個人的観想の意訳を続けます
辛口の劇評ですが 英国アントロポゾフィ演劇の現状に重なります
またキリスト崇敬に シュタイナー教と呼ばれる所以をまた観たように思います
この新作では 現代人の特徴として見えてくる 霊的協同への強化 という
新たな特質が描かれている その反面 厄/悪意 は圧倒的に世界を覆い
それに対して人類は無力な定を成していると描かれる しかし
その無力さ故 登場人物は 粘り強さを得もする
更にそれは全く放棄とも言える状態であるのだが
科学的霊認識/シュタイナーの精神科学を通じ 人類と共にあり
霊魂の成長に働きかけるキリストを認識するなならば 成長は可能であろう
最後に 芸術的視野では殆ど語られない 社会三層化論をテーマとした
ことについてを観てみるならば
コンパス無しに 主要な登場人物は大海へと船を漕ぎだしてしまったようだ
航路を見出すためには 個々人の霊的成長 そして
社会と個人の変化による相互作用を待つより術はなさそうである
ベネディクタスはヒラリーに告げる( 一幕3場)
『企業更新の為には まず最高責任者の更新から始められねばならない』
それを受けヒラリーは責任者の立場を降りる
正に個人存在とグローバル化の問題点を炙り出しており それは
シュタイナー神秘劇で描かれ織り成さる 基本テーマでもある
この事を考慮し 欠点や失敗を認めたとしても
アントロポゾフィ演劇芸術 更新への挑戦に 感謝したい
と たのしい演劇の日々
2016年10月26日
New Mystery Drama 03
New Mystery Drama02
個人的な感想 by Luigi Morelli
昨日に続き Luigi Morelliによります Michael Burton のNew Mystery Dramaへの劇評
意訳/概略の試みを続けます
この新神秘劇には3つのテーマがあると思われる
1.異なる個性を有する魂たちの出会いと共同作業
2.ベネディクタスの死
3.経済グローバル化を阻止する努力 それは 改革案のみならず
社会三層化論の視点に立つ社会理解である
ヨハネス マリア カペシアス フェリックス フェリシア さらに新たな登場人物も加え
21世紀 社会経済のグローバル化の動向と重なる 事業主ヒラリーと役員たちは 事業拡張
例えば 生産部門を開発国へ移行といったことをを模索している
更に我々の時代の悪意 事に東側諸国 は阿修羅(この神秘劇で始めて登場する)
の企てによるものとし それは ルシファー と アーリマンを現存させる
違う個性の葛藤のテーマでは
フェリックス は実在する人物 Felix Koguzki がモデルであると言われるが
古来の認識により自然霊を知覚する 劇作の進展により ベネディクタスの弟子となる彼は
この本来持つ 古来の知覚を失うことを意味し この変化を受け止める為に
彼には孤独な試練が待っている それは彼の本性を捨て 人生目的を失わねばならない
劇中ではその成果は語られない
相対的に ヒラリーは物質界での暮らし 自身の負うビジネスにも満足している
しかし教団よりの啓示をビジネスに生かす術を模索し苦悩しながら
自己否定的な思考傾向をベネディクタスに指摘される 彼はベネディクタスに助けを求めるも
ベネディクタスの死により叶わず しかし 孤独に自身の内奥に巣くう暗部と向き合わねばならない
なのであるが 我々は 身近な他の存在 本人が気づいているか いないかに関わらず
互いに光となり照らしあう存在であることを 全編を通し語る
次回へ続きます
と たのしい演劇の日々
個人的な感想 by Luigi Morelli
昨日に続き Luigi Morelliによります Michael Burton のNew Mystery Dramaへの劇評
意訳/概略の試みを続けます
この新神秘劇には3つのテーマがあると思われる
1.異なる個性を有する魂たちの出会いと共同作業
2.ベネディクタスの死
3.経済グローバル化を阻止する努力 それは 改革案のみならず
社会三層化論の視点に立つ社会理解である
ヨハネス マリア カペシアス フェリックス フェリシア さらに新たな登場人物も加え
21世紀 社会経済のグローバル化の動向と重なる 事業主ヒラリーと役員たちは 事業拡張
例えば 生産部門を開発国へ移行といったことをを模索している
更に我々の時代の悪意 事に東側諸国 は阿修羅(この神秘劇で始めて登場する)
の企てによるものとし それは ルシファー と アーリマンを現存させる
違う個性の葛藤のテーマでは
フェリックス は実在する人物 Felix Koguzki がモデルであると言われるが
古来の認識により自然霊を知覚する 劇作の進展により ベネディクタスの弟子となる彼は
この本来持つ 古来の知覚を失うことを意味し この変化を受け止める為に
彼には孤独な試練が待っている それは彼の本性を捨て 人生目的を失わねばならない
劇中ではその成果は語られない
相対的に ヒラリーは物質界での暮らし 自身の負うビジネスにも満足している
しかし教団よりの啓示をビジネスに生かす術を模索し苦悩しながら
自己否定的な思考傾向をベネディクタスに指摘される 彼はベネディクタスに助けを求めるも
ベネディクタスの死により叶わず しかし 孤独に自身の内奥に巣くう暗部と向き合わねばならない
なのであるが 我々は 身近な他の存在 本人が気づいているか いないかに関わらず
互いに光となり照らしあう存在であることを 全編を通し語る
次回へ続きます
と たのしい演劇の日々
2016年10月24日
New Mystery Drama 02
New Mystery Drama 02
www.inthespiritofsteiner.com/mysterydrama
を訪ねますと Luigi Morelli の劇評が投稿されております
シュタイナー神秘劇/人智学 の理解を助けますので 意訳を試みました
Michael Burtonによる新神秘劇の構成
舞台は古代ギリシャ時代への転生シーンと現在とが交互しながら進められる
最初の5場面はヒラリーの工場 4っの場面は古代ギリシャ 5つの場面は現代である
始まりの5場面は シュタイナー第4神秘劇「魂の目覚め」から7年目のことである
ヒラリーの工場は『シュタイナー第4神秘劇』で描かれた経営難を乗り越たが
ここでは霊的欲求/推進力への忠誠心が試される
古代ギリシャの場面 いくつかの回顧シーンは霊界での出来事
それは自然科学的思索と哲学誕生による人類歴史の転換点を描く
第2幕 6-7場はデルフォイの黄金期 とその寺院
8-9場は神秘教団から分岐した古代ギリシャ哲人と 彼らの教場での様子を描く
ことに プラトンとアリストテレスの思索を観てゆる
ただ劇中アリストテレスは未だ転生してはいないのだが
第3幕10-14場 書き手 Michael Burton の新神秘劇に掛けるテーマとそれ故の挑戦が描かれる
地球進化に働く 大天使マイケル転生を汲む2人の登場人物を描く件には
シュタイナー神秘劇のスタイルから 創造への挑戦の大きな一歩を踏み出している
10場は経営に行き詰まる関係者を描く象徴的な会合の場面である
11場で導師ベネディクタスの死に直面する
作家マイケルは この新作制作に於いて 自身何を書こうとしているのか
それに気づくのに2年も費やしたと語る それは1925年シュタイナーの死による
アントロポゾフィ協会が面した危機なのであり
この新作神秘劇に取り組む主要メンバーも今 正に同様の危機 そして挑戦が待ち受けている
と たのしい演劇の日々
www.inthespiritofsteiner.com/mysterydrama
を訪ねますと Luigi Morelli の劇評が投稿されております
シュタイナー神秘劇/人智学 の理解を助けますので 意訳を試みました
Michael Burtonによる新神秘劇の構成
舞台は古代ギリシャ時代への転生シーンと現在とが交互しながら進められる
最初の5場面はヒラリーの工場 4っの場面は古代ギリシャ 5つの場面は現代である
始まりの5場面は シュタイナー第4神秘劇「魂の目覚め」から7年目のことである
ヒラリーの工場は『シュタイナー第4神秘劇』で描かれた経営難を乗り越たが
ここでは霊的欲求/推進力への忠誠心が試される
古代ギリシャの場面 いくつかの回顧シーンは霊界での出来事
それは自然科学的思索と哲学誕生による人類歴史の転換点を描く
第2幕 6-7場はデルフォイの黄金期 とその寺院
8-9場は神秘教団から分岐した古代ギリシャ哲人と 彼らの教場での様子を描く
ことに プラトンとアリストテレスの思索を観てゆる
ただ劇中アリストテレスは未だ転生してはいないのだが
第3幕10-14場 書き手 Michael Burton の新神秘劇に掛けるテーマとそれ故の挑戦が描かれる
地球進化に働く 大天使マイケル転生を汲む2人の登場人物を描く件には
シュタイナー神秘劇のスタイルから 創造への挑戦の大きな一歩を踏み出している
10場は経営に行き詰まる関係者を描く象徴的な会合の場面である
11場で導師ベネディクタスの死に直面する
作家マイケルは この新作制作に於いて 自身何を書こうとしているのか
それに気づくのに2年も費やしたと語る それは1925年シュタイナーの死による
アントロポゾフィ協会が面した危機なのであり
この新作神秘劇に取り組む主要メンバーも今 正に同様の危機 そして挑戦が待ち受けている
と たのしい演劇の日々
2016年10月22日
New Mystery Drama 01
New Mystery Drama 01
Michael Burtonによります新神秘劇 その概略の意訳を試みます
この新作神秘劇は シュタイナーの第4神秘劇から7年後の出来事を物語る
橋掛かりとなる劇です シュタイナーの死(1925)を跨ぎ 21世紀初期を生きる劇中登場人物と
オカルト叡智の働きかけが描かれます
第一幕
1場 輝かしい成功を修めた企業
企業は大いに成功を成すが 不穏な空気がすでに露わになっている
2場 結び目を解く
カペシアスとヨハネスは人間の霊的成長と完全を求め根源より思索を繰り返す
カペシアスはどのように古傷を癒せるであろう
そしてそれはヨハネスにどう影響を与えるであろう
フェリックスの魂は危機状態にあり
それに応えるべくフェリシアは『新たな神の子の降臨』を物語る
3場 導師ベネディクタスとの対話
ヒラリーは指示を仰ぐためベネディクタスを訪ね
企業を良い方へ導く為にしなくてはならないことは「主要な考え」を纏めることだと告げられる
4場 ストラダの死 と彼の魂
死後ストラダの魂は 彼が生前親しかった人々を訪ねる
5場 門は開かれた
カペシアスは臨終の床にあり 劇中の登場人物の為にギリシャ神秘の門を開ける
第2幕
6場 BC6 カスタリアの泉にて
紀元前6世紀頃 デルポイ カペシアスの前世 は瞑想中である
肉体を離れた魂はギリシャ神話に描かれる神 アポロンとであう
7場 デルポイの神殿
アポロンによるヒュートン退治が語られる
そして導師はアポロンとディオニソスをこの地に祀る神殿が建立されるであろうと予言する
8場 古代ギリシャ教場
プラトン アリストテレス と彼らの子弟たち そこへ働きかける霊性 そしてその存在を観る
9場 ストラダとカペシアス 死後の再会
手紙で示された様に カペシアスの死後3日目 二人は再開する
カペシアスは自身の転生より学ばなくてはならない
更に彼と深くかかわるであろう人々が21世紀での出会いと出来事について語る
第3幕
10場 ヒラリーが経営する工場の役員会議 ヒラリーは彼の展望を語る
11場 ベネディクタスの死
彼の子弟たちは混沌とする
12場 ペンテコステの出会い ヒラリー ヨハネスとマリア
各々 自己の力不足を認識している そこへ セオドラの魂が現れ彼らを導く
13場 グローバル戦略
ヒラリーは責任者の立場をおり 後の様子は彼の想像とは遥かに違っている
それによりマリアはアーリマンに対峙し 人間はいかに攻撃に対し機能的であり得るを示す
14場 21世紀の展望
マリアは皆を解決へと導く それは個々人の全くの自由意志を拠り所として成り立つ
地球より9人 霊界より4人 はまた地球で出会うであろう
そして未だ成し遂げられたいない課題に取り組むだろう
と たのしい演劇の日々
Michael Burtonによります新神秘劇 その概略の意訳を試みます
この新作神秘劇は シュタイナーの第4神秘劇から7年後の出来事を物語る
橋掛かりとなる劇です シュタイナーの死(1925)を跨ぎ 21世紀初期を生きる劇中登場人物と
オカルト叡智の働きかけが描かれます
第一幕
1場 輝かしい成功を修めた企業
企業は大いに成功を成すが 不穏な空気がすでに露わになっている
2場 結び目を解く
カペシアスとヨハネスは人間の霊的成長と完全を求め根源より思索を繰り返す
カペシアスはどのように古傷を癒せるであろう
そしてそれはヨハネスにどう影響を与えるであろう
フェリックスの魂は危機状態にあり
それに応えるべくフェリシアは『新たな神の子の降臨』を物語る
3場 導師ベネディクタスとの対話
ヒラリーは指示を仰ぐためベネディクタスを訪ね
企業を良い方へ導く為にしなくてはならないことは「主要な考え」を纏めることだと告げられる
4場 ストラダの死 と彼の魂
死後ストラダの魂は 彼が生前親しかった人々を訪ねる
5場 門は開かれた
カペシアスは臨終の床にあり 劇中の登場人物の為にギリシャ神秘の門を開ける
第2幕
6場 BC6 カスタリアの泉にて
紀元前6世紀頃 デルポイ カペシアスの前世 は瞑想中である
肉体を離れた魂はギリシャ神話に描かれる神 アポロンとであう
7場 デルポイの神殿
アポロンによるヒュートン退治が語られる
そして導師はアポロンとディオニソスをこの地に祀る神殿が建立されるであろうと予言する
8場 古代ギリシャ教場
プラトン アリストテレス と彼らの子弟たち そこへ働きかける霊性 そしてその存在を観る
9場 ストラダとカペシアス 死後の再会
手紙で示された様に カペシアスの死後3日目 二人は再開する
カペシアスは自身の転生より学ばなくてはならない
更に彼と深くかかわるであろう人々が21世紀での出会いと出来事について語る
第3幕
10場 ヒラリーが経営する工場の役員会議 ヒラリーは彼の展望を語る
11場 ベネディクタスの死
彼の子弟たちは混沌とする
12場 ペンテコステの出会い ヒラリー ヨハネスとマリア
各々 自己の力不足を認識している そこへ セオドラの魂が現れ彼らを導く
13場 グローバル戦略
ヒラリーは責任者の立場をおり 後の様子は彼の想像とは遥かに違っている
それによりマリアはアーリマンに対峙し 人間はいかに攻撃に対し機能的であり得るを示す
14場 21世紀の展望
マリアは皆を解決へと導く それは個々人の全くの自由意志を拠り所として成り立つ
地球より9人 霊界より4人 はまた地球で出会うであろう
そして未だ成し遂げられたいない課題に取り組むだろう
と たのしい演劇の日々
2016年10月15日
新たな神秘劇の領域は開かれんとする/Opening The Realm of New Mystery Drama 00
新たな神秘劇の領域は開かれんとする/Opening The Realm of New Mystery Drama 00
劇作Michael Burton
制作 Lemniscate Atrs と Mark Levene
2012年1月と2月にこちらで紹介しました USA拠点 Lemniscate Atrs によります
シュタイナー神秘劇 2018年世界旅公演を目指します
作家 俳優 言語造形のセラピストであるMichael Burton が担っておりました
新作神秘劇 が形となり この春よりUSA UKで読み合わせ会の発表をおこなっております
WEBページも刷新したもよです http://www.inthespiritofsteiner.com/
このホームページに プロデューサー Mark Levene の
芸術運動に掛ける思いが書いてありますので 意訳を試みました
この共同社会に 多種多用に渡る現代文化の またあらゆる側面を帯びた小道を見出すであろう
児童教育 成人教育 経済 生産 医学 農業 社会福祉 出版 舞台芸術 造形 建築
自身の携わる仕事に新たな刺激を生み出そうと内心では思い試みながらも
日々の務めを習慣的に手際よくこなす専門家/労働者により
手つかずの現代人なるものは事実存在しえない
この任務と挑戦の実践には 長期にわたる見通しと
過酷であろう運命への飽くなき邁進が求められるのだ
それを形にし成すには 霊魂の担うカルマと転生の関係への生きた知識
キリストへの畏敬 と実践 によりもたらされる
と たのしい演劇の日々
2016年10月09日
Dawn Langman「The Art of Speech」 47
Dawn Langman「The Art of Speech」 47
8章Chapter8/
英語/On the English Language
英語の進化/Reflections on the evolution of the English Language
英語「I/わたし」への瞑想//Meditation on the first person pronoun: I/aɪ/
Dawn はここで Michael Chekhov(1891-1955) のPsycho-Physical テクニックを利用して
独逸語「Ich」 から英語「I/aɪ/ 」 への変換の旅を時空を越え 追体験を試みます
独逸語のIch に 騎士の勇猛な攻撃性を感じ取った彼女は そこへ 男女の愛/love が加わったことで
愛しる淑女を前にして剣を収める 騎士の従僕なマナーにより「I/aɪ/ 」が生れたと云います
Queen of Aquitaine, Eleanor, の英語進化を成した存在の大きさを「I/aɪ/ 」 につなげるのです
英語「I」は1430 Chancery Standard には使われています
英中部の West Midlands 南部の Kent では未だ 土地の人々の会話の中にごくわずか /Ich /
は残ると言われております
自我/神/キリスト//Yes to myself, I AM
シュタイナーの宇宙論は ブラバツキー婦人 /Blavatsky (1831–1891) のアカシャ霊知によりますが
これは ヒンズー教宇宙観 Loka/宇宙を起源としているようです
それによると 宇宙は7つの進化の段階に分けられます
そこへ グノーシス主義の影響を受けた 新プラトン主義の流出説も加わり
完全なる一者より流出した理性が万物を発生させ それは末端へ行くほど 未発達であるから
逆流/上昇を目指すことで 善なる進化を果たす というのですが
Dawnは オクターブを含む母音 /a:/ は 神秘学宇宙観により
人類に意識が生じた段階に発声され /ɪ/ /i:/ はその倍の宇宙時間が掛かったのなら
英語の「I/aɪ/ 」は丁度その中間点にあり どのように発生したのであろう と問います
まるでビッグバンの様ではありませんか
神秘学宇宙論によれば それぞれの意識進化のステージで新たな音が発生するのだそうです
キリスト教グノーシス主義は救済者キリスト/aeonを求め
真の自我と合一し 完全なる一者 を憧憬します
と たのしい演劇の日々
8章Chapter8/
英語/On the English Language
英語の進化/Reflections on the evolution of the English Language
英語「I/わたし」への瞑想//Meditation on the first person pronoun: I/aɪ/
Dawn はここで Michael Chekhov(1891-1955) のPsycho-Physical テクニックを利用して
独逸語「Ich」 から英語「I/aɪ/ 」 への変換の旅を時空を越え 追体験を試みます
独逸語のIch に 騎士の勇猛な攻撃性を感じ取った彼女は そこへ 男女の愛/love が加わったことで
愛しる淑女を前にして剣を収める 騎士の従僕なマナーにより「I/aɪ/ 」が生れたと云います
Queen of Aquitaine, Eleanor, の英語進化を成した存在の大きさを「I/aɪ/ 」 につなげるのです
英語「I」は1430 Chancery Standard には使われています
英中部の West Midlands 南部の Kent では未だ 土地の人々の会話の中にごくわずか /Ich /
は残ると言われております
自我/神/キリスト//Yes to myself, I AM
シュタイナーの宇宙論は ブラバツキー婦人 /Blavatsky (1831–1891) のアカシャ霊知によりますが
これは ヒンズー教宇宙観 Loka/宇宙を起源としているようです
それによると 宇宙は7つの進化の段階に分けられます
そこへ グノーシス主義の影響を受けた 新プラトン主義の流出説も加わり
完全なる一者より流出した理性が万物を発生させ それは末端へ行くほど 未発達であるから
逆流/上昇を目指すことで 善なる進化を果たす というのですが
Dawnは オクターブを含む母音 /a:/ は 神秘学宇宙観により
人類に意識が生じた段階に発声され /ɪ/ /i:/ はその倍の宇宙時間が掛かったのなら
英語の「I/aɪ/ 」は丁度その中間点にあり どのように発生したのであろう と問います
まるでビッグバンの様ではありませんか
神秘学宇宙論によれば それぞれの意識進化のステージで新たな音が発生するのだそうです
キリスト教グノーシス主義は救済者キリスト/aeonを求め
真の自我と合一し 完全なる一者 を憧憬します
と たのしい演劇の日々
2016年10月02日
観劇 Blarus Free Theatre「Burning Doors」01
写真はプログラムより
観劇 Blarus Free Theatre「Burning Doors」01 SOHO theatre
「Burning Doors」プログラムよりPeter Pavlensky の論説意訳を試みます
Peter Pavlensky(1984-)は 2012年の Pussy Riot のパフォーマンスを
自身も自身の口を赤糸で縫い付け会場である教会へ出向き サポートしたことで知られます
また 2015年ロシア連邦保安庁のドアに着火/Lubydnka's Burning Door パフォーマンスは
youtubeで世界発信されました
この劇作品のタイトル「Burning Doors」は彼のこの芸術表現によります
英雄指向/HEROISM
政治目的のための芸術表現は 私はキリストだ 神の声を聴いた と突然な自己声明する
或いは物静かに英雄役を受け入れる彼らを 虚飾なエゴイズムだとは言えるだろうか
それは 注意深く見てゆく必要がある
名詞 英雄は 色々な意味で使われる
まず 一般には 軍事活動に関連付けられ用いられる
この世は戦争動機の宝庫であり 特権と地位 金がうねり 腫瘍の様にはびこり
しかし決して巣窟を離れはしない そして今 軍隊は大方の国に常備されている
また同様のひな形と褒美により もっと日常的 英雄的行為にも云う
英雄は 国家による統制とはその為の演出として古くから知られている
古代ギリシャに英雄を観る
神ではないが 神の力の宿る特別な人間たち 神と人間の血の流れる子たち 雑種 私生児である
不確かさと全能力への渇望は神々を侵害し ギリシャ悲劇は英雄を描いた フロイトは云う
悲劇の英雄は苦難と共に在る! それは英雄を英雄たらしめる 神々への背反に負うから
コーラスは 共感 抑制 警告 受難を嘆く
ここで明らかなのは 当局への反逆に対し等化の罰を受けるということ
英雄の悲劇は それこそ役割なのだ
彼はいつも 引き裂かれ あることを主張する人になることはない
英雄に複数の意味を観る
奉仕 召使 犠牲 被害者 罪悪感 苦悩 復讐 義務 役割と場
歴史的に これらの言葉は専門職の活動 兵士 俳優 生贄の羊と関連があった
いや 兵士 俳優 羊 キリスト ヘラクレス ニーチェの超人 は芸術家ではない
芸術家は 英雄にはなれない なぜなら 英雄は 飽くことを知らない当局へ投げだされる犠牲者だ
私の仕事は政治的芸術の形とその表現限界を認める過程の中にある
政治的芸術にとって 芸術は楽器ではない
政治的統制を超え 監督し 芸術を成就することを探る
生活を文章表現することは 芸術唯一の目的とも云える
芸術は意味と共にあり それらの意味を形にする
それらには 英雄も犠牲者も存在しない
私は自身を犠牲にしたことは無いし 何も犠牲にはしない
日常生活に捕えられているという意識と 当局の監視下にあるという事実とは
二つの不自由の間に それを隔て区別しまた融合する意識は
私が志向する芸術の意味にとても近い
英雄の方向性は 深い淵にはまり 政治的芸術より乖離する
と 楽しい演劇の日々
2016年10月01日
観劇 Blarus Free Theatre「Burning Doors」00 SOHO theatre
観劇 Blarus Free Theatre「Burning Doors」00 SOHO theatre
「Burning Doors」は 2012年3月モスクワの救世主ハリストス大聖堂で
同年2月ロシアのプーチン/Vladimir Putinが再選したことへの抗議活動のため 無許可演奏を行い
「フーリガン行為」の咎で メンバー内3人が逮捕された プッシーライオット/Pussy Riot
その3人の内 釈放された一人 マリア アリョーナ/Maria Alyokhina
の刑務所内での実体験を描いた作品です マリア本人も出演します
Belarus Free Theatreは
プーチン政権に追われたベラルーシからの難民による英国初の劇団だそうです
彼らは 芸術家の自由と人権保護を 演劇活動を手段として訴え続けています
そして 彼らは 観衆が 劇場は革命の為の芸術の場である ことを思い起こすことを切望し
演じ続けます
ロシア革命後 スターリン政権下での ロシアの偉大な演劇人
メイエルホリドVsevolod Emilevich Meyerhold(1874–1940) の革命演劇を思います
メイエルホリドは 彼の求める革命演劇実践の為に 独自のメソッド ビオメハニカ/Biomechanics
スタニフラフスキーKonstantin Sergeievich Stanislavski (1863–1938) の内面重視の役創りに反し
身体表現に重きを置いた俳優訓練法を生み出し 彼の求める演劇を成立させる質の高い俳優を育てました
表現の手段として演劇を選んだ場合 演出 戯曲 もですが
それらを観客に直接訴える俳優の 質の高さ 才能は必須なのです
でなくては アマチュアの余興で終わります
伝えたいことが真摯であれば 有るほど 上質な俳優を選ばなくては
観客と時空間を共有する祭儀としての演劇は成立しません
と 楽しい演劇の日々