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2016年04月23日

人智学演劇本 Dawn Langman「The Art of Speech」23

人智学演劇本 Dawn Langman「The Art of Speech」23


『ダンスの申し子』 章の意訳を続けます


シュタイナーに懐疑的な方々の多くが  アントロポゾフィ関係者を「シュタイナー教の狂信者」と謗ることは

 ここ英国でも当たり前になっております


Dawn は 長年シュタイナー演劇の実践者で研究者であり この本は その成果の賜物ですから

 非常に感覚的に書かれており 理解しがたい部分がありながらも 

シュタイナー演劇の良き解説本(本人はそれを否定しております)でありましょう



リズムの要素 長短/脚と強弱


英語リズムの発生は 二つの要因で考えられている

ギリシャとラテン語を起源とする 音節/シラブルの長短

前5世紀 アングロサクソンの英国侵略は 彼らの文化 詩歌における 強弱を置く頭韻 を加えた

 そしてそれは14世紀 英語文学 へと受け継がれ 

19世紀 Gerard Manley Hopkins により 変化した型として 再生する


これら二つの流れは 民族舞踊のリズム 振り の原型でもある

Pavane は長短のリズムに乗り 踊り手は すり足 を用いる 

一方で 重さ 軽さ を 表現して Lavolta  はジャンプし回転する 



リズムと韻律/脚の違い

韻律/脚は 音節の長短を一定数繰り返す

一方 リズムは 日常会話 散文体 近代詩にもみられる 奔放な変化が可能だ

韻律/脚は 大仰な演説だが 生気の無い単純な繰り返し 正確ではあるが機械的思考 の表現に向いている 

しかし 生命力に溢れたエネルギーにより 韻律/脚 が表現されるなら 

韻律/脚は 正に リズムの原型であり それは 定型を持つ




大宇宙 小宇宙にリズム

リズムは我々を取り巻く大宇宙に存在する

惑星は一定のリズムの内に移動する

我々の心臓 呼吸も一定のリズムを打つ しかもそれは無自覚に成される

我々は 宇宙のリズムに支配されている

 


と たのしい演劇の日々

2016年04月10日

Dawn Langman「 The Art of Speech」22

Dawn Langman「 The Art of Speech」22

ダンスの申し子 英語のリズムについて 気になる箇所の意訳を続けます


Dawn はGerard Manley Hopkins (1844-1889) により 英語は急激な進化を遂げたと書いております


シュタイナーによりますと

詩人Hopkinsは 20世紀半ばに迎えた人類進化 意識の激変 を書き表す言葉を探し求め苦悩する 

その詩編は その人類進化の過程を証言している

19世紀の末 人類は物質主義のどん底 霊性を欠いた真実性の証明 に突き当たった 

この世紀を通じて 人類は 完全体から別れ より物質体に属し 故に 己を信頼することを覚える 

個体の進化がある到達点に至った時 ある人類は西欧文化の中へ転生した

それらの人類の使命は 意識を司る魂の発展にあった

彼らの 有機化合体/エターナルは 肉体へ転生した

この転生による浸礼は 生命 有機化合体 を受け取る容量に欠けた結果なのだ

この分裂した固体は 宇宙で生き延びるために 複雑な構造を知り 支配することを学ぶ

その達成の為に 彼らは自由意志による思索を学ばねばならない


同様に 物質体の境界を越え/死 では 反転を知覚する

彼らは 自身の物質体へすっかり溶け込んだ有機化合体の緩みを体験する

この緩み体験は  生命全般に対する 知覚を拡張する

このとき 彼らは再度 完全体を得る

完全体からの分断は 思索の力 思慮分別を得るために不可欠である

よって 霊能力の再来は 自由意志 自己意識の放棄ではない
 

20世紀以降 多くの人類は 初期真実の拡張を体験するであろう

それは 愛 である 

それは 我 である

人類は 偉大なる自我 と再統合を果たす



 



と たのしい演劇の日々



2016年04月05日

Dawn Langman「The Art of Speech」21

Dawn Langman「The Art of Speech」21


I am the Lord of the Dance/私はダンスの申し子


Rhythm is everyday speech/日常会話にリズムあり



英語の台詞を語る際に アクセント同様身に着けなくてはいけないものは 

この英語独特のリズムです

英語を母国語として喋る方は 本能的にそれを身に付けております それを後天的に得る為に

 バレーのバーレッスンさながら 毎日努力いたしましょう

ラジオBBC4 をバックグラウンドに聞き流す のは有効です

日本の英語教育は現在どうなっておるのか存じませんが 

童謡や詩歌を 韻脚を踏みながら暗唱する ことから始めること を強く希望みます


と云うわけで 今回より リズム/律動 について気になる箇所の意訳を試みて参りましょう 



 情報の伝達だけでなく 自身の趣意を伝え 相手とコミュニケーションを望むとき

 本能的に発される言葉はリズムを踏む 

童謡や詩歌をみるなら この自然発生する 言葉はリズムを踏む を物語る

リズムは語勢を示す

語勢は 話者の言葉に込められる 情動 感情 趣意を示す

感情/情動は本能的に 発語に発生する 長 短 のリズムと相互作用するし 語勢を作る

また この語勢を作るために 特定の語句/発語に より強い話者の思い/意志を注ぐ

会話するとは 我々の魂の様相である 意志 情動/感情 思考 の交信である

言語造形は その本能と その様相を理解し 芸術的脈絡より学ぶ 




と たのしい演劇の日々



2016年04月03日

演技 「キャラクターを体現する」

演技 「キャラクターを体現する」

Brigid Panet は 『essenial Acting』でも言っておりますが 

役が俳優を選ぶ と


Dawn Langman は『The Art of Acting』に書いております

役の魂を 戯作家が今生に書き言葉として呼び起こし 俳優は体現する


そしてBrian Bates は『The way of the Actor』俳優/シャーマン 実体験を纏めました


2か月半 魔法の品を商売とする骨董屋の婆さんの役 中国人 と共におりました


先日ジム(俳優の身体楽器 肉体 を健康で強靭 柔軟 維持調整するため必須)で 

他の会員の方と会話を始めた際に気づいたのでしたが

中国人の婆さんの魂が 未だ身体に残っているようだ と


中国人と日本人 大変大雑把で また日本人の眼を通して観ますと 意分違うのです

日本人は膝からチョコチョコと歩く 

いつも周りに気を配って 場の雰囲気を乱さないよう心がけますから 小さく纏まっている

中国人は 腰から大股で歩きます

地球の中心は自分自身なので 周りが私を気遣うべき と信じており 怖いものは何もありません


中国人の婆さんの魂を引き受け その残響が 未だ この身体にあって 知覚 皮膚の感覚に作用し

 故に 所作に現れ 中国人のように振る舞ってしまう

形相も日本人よりむしろ中国人に近い 

なんとも体表あたりに 違和感を覚えます

日本人はどんなだったかしら などど 確認したりしてみます


しかし いつも通りにルーティーンをこなし プールで泳ぎ 帰るころには

日常の感覚が身体に安定した様子でした  

 
家族や 友人と 一緒の際には起こらなかった現象で 何故 このジムで再起したのか。。。

おそらく 家族友人との関係で成り立っている 確固とした日常レベルの役割/人格が 

ジムの知人との間では希薄であったからでしょうか? 

或いは 過去の転生で中国人だった時があり 

その為 DNAに残る記憶が活性化したのかもしれません 



と たのしい演劇の日々

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