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2013年04月17日

Equity/英国俳優協会の催し




Equity/英国俳優組合からemail が届きました 

イベント「Opening the door/East Asian performersにもっと仕事を」

への参加案内です

事の始まりは RSC/ローヤルシェークスピアカンパニー が 中国の史劇

「The Orphan of Zhao」上演にあたり オリエンタル/西アジアの俳優たちへ配役を

試みましたが わずか3名しか役を得ず しかも 脇役ばかりの結果に オリエンタル俳

優たちが不満疑問の声を上げ 改善の為に立ちあがろうとなったのです

英国演劇界だけの話しではありませんで 映画界も同様 オリエンタル俳優はカンフー

 侍 芸者 で呼ばれます

世界経済或るいは世界の中心に西欧人ありと言いましょうか ショウビジネスも圧倒的

に白人文化で成り立っております これは自国におりますと中々思いにいたりませんが 
一歩西欧社会に入ってみますと 判然と致します
 
配役でいいますと メインキャラクターは西欧人でして オリエンタルをイメージしてみる

キャスティングダイレクターは皆無に等しいでしょう オリエンタルがイメージされるのは 
お決まりのカンフー 侍 芸者 といったところです 


シュタイナーの神秘劇も然りでした 

白人俳優人に混じって黄色人(わたくし)が演じるのはおかしい と言うのです 

何がおかしいのか聞きませんでしたが。。。。 

確かに 英国人智学関係の方々に交わっておりましても 

黒人 東アジアの方は見かけたことがありません 

シュタイナーもおそらく大方の西欧人同様 

有色人種が人智学を学ぶなど思ったこともなかったでしょう 

白人は有色人より霊的に成長しているとシュタイナーは書いています 

また白人の頭脳は黒人より優れていると言った科学者もおります 真意は不明ですが 


判然としている事は 白人は圧倒的にこの地球上でメジャーだと言う事です そして 

文化の明かりは シリア エジプトが最初で ギリシャ アテネ 西欧へと移り 

現在もそこが中心であると言う事です が将来はどうなるでしょう?
 
中央アジアも古くから高い文明を誇る地です インド 中国は現在活気がありますから 

もしかしたら世界の有様を塗り換えるかもしれません

今回のイベントも中国人の俳優さん方の機動力に寄る所が多いのです 

中国はカンフー映画を世に出しハリウッドで成功を得ました 

英国演劇界へカンフー以外の中国なるものを送り込みたい夢があるのでしょう 

それにあやかって日本人や他のマイノリティに属する俳優も呼ばれたわけですが 


わたくしは それぞれマイノリティが自身のオリジナリティを深め 

スタイルを完成させ世界へ投げかけ続けていくことが大事だと思っております 


日本の若い方々には 目線は世界へ向けながら 

      自身の学校教育時代を振り返りますと後悔が多くありますから 

もっともっと日本の古典 文化を必修なされてください   


と たのしい演劇の日々 


追伸 シュタイナー 第二神秘劇稽古の最中 肩を怪我してしましましが 手術することとなりました 今月末より 第三神秘劇上演に向け勉強会も始まりますが ブログは肩の様子を見ながらゆっくりのペースとなります 皆様もどうぞお元気で   

2013年04月11日

演技の訓練「台詞の覚え方」






アクターズセンターで Brigid Panetの「learning lines」コースを受けました
Brigidの演技指導は もうかれこれ20年近くも昔になるでしょうか 
あの頃 RADAはイースターの休暇を利用し 通訳付きで日本人俳優向け
1ヶ月のコースを設けておりました
それに参加した折 Brigidに演技指導を受けたのです

チエホフの「三姉妹」を使い
 「戯曲の読み方」「台詞の覚え方」「役への取り組み方」 
日本の俳優学校 また数々のワークショップでは 習わなかった技法を毎日学び とても印象の深かった先生です 

そのBrigidがアクダーズセンターで「台詞の覚え方」のコースを 
今回はもちろん英語での台詞になる訳ですから 
この機会逃す訳にはゆきません

台詞を覚える作業は俳優にとって一仕事であります 覚えの早い方もおりますが 
大概の俳優が苦労するのです そして 
この作業は一人で毎日こつこつ成される訳ですが

Brigidは彼女独自の理論をもっておりまして それは 
  台詞は稽古しながら覚える 台詞を覚えるのでなくシーンを習う  と言います

その為に いくつかの技法を体験いたしました

1. 台詞を小さいユニット 一度で覚えられる程度の長さ に分け その一つ一つにテーマをつけます

2. 相手役とアイコンタクトを取りながら 台本を見ながらではありません 一度で覚えられる程度の長さのユニットはその為なのですが ユニット毎台詞を言ってゆきます

3. 私 貴方 物質名詞を指差し確認しながら台詞を言い 対象物をはっきりさせます

4. 台本に描かれた事実現象を丁寧に拾い上げ  舞台化(視覚化)を探る地図の様に読んでゆきますと おのずと感情は付いて来るものなのです

5. 呼吸のポイント ピッチ リズムを相手役と台詞を掛け合いながら身体で覚えます


シュタイナーの「言語造形と演劇」では全く触らない部分でありますが 俳優が演技をするにおいて基本となるであろう重要なポイントをBrigidは語っております 

Brigid自身俳優であり 演技のノウハウを彼女の体験を踏まえ練り上げ 
才能ある若手俳優たちを多く育ててきました 
俳優と呼ばれるデリケートな生き物を如何に舞台上で開花させるか 
知り尽くして創りあげた演技の技法  
彼女の一言一言のアドバイスは実に 俳優の壷を押さえており
「ウーン」と思わず唸りが漏れる程 身体の芯から納得ゆくのです 

今後も継続してコースを行うとの事で 
決して見逃したくはないBrigidの演技コースです

とたのしい演劇の日々 
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