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2012年03月25日

シュタイナー「神秘劇」役作り

久し振りに ウエストエンドのエンターテイメントを楽しんで参りました
タイトルは「Midnight Tango」  Aldwych 劇場 です



お茶の間を大変賑わせております 競技形式の番組
(開場の審査員とTV視聴者による選抜で毎週勝越し者を次週に送り出し 最終回で優勝を競う)TV番組の一つに ダンスシリーズがありますが 
その内のタンゴ競技で優勝したダンサーによるものです

映画や他のTV番組で 神業を堪能した経験がありましたから 
大層期待を持って観覧しましたが やはり生の醍醐味と言いましょうか 
ダンサーの内面を突き動かす熱い思いがその踊り(身体表現)から伝わり 
目頭が熱くなるのを覚えました

さて 普段はもっぱら 芝居 を観ておりますが
今回は役作りの助けになるのではとの思いから選んだ タンゴです

シュタイナーの神秘劇2 魂の試練 では ヨハネスのダブルを演じます
 ヨハネス自身が信じるマリアへ寄せる神聖な愛 その底に潜む 
実は官能的を欲情を ヨハネスに開示し 彼のより深い自己認識促す役です 
台詞もそのように書かれてありますが
官能 欲情を体現する そのヒントになるのでは とタンゴを観たのでありました

 Midnight Tango は男女の愛がテーマでして 
横恋慕に入る男性の抑えがたい女性へ恋焦がれる情熱 
それを受け胸が引き裂かれんばかりに揺れ動く女性の業を 
見事に官能的なタンゴで表現してありました 

シュタイナーは 
ダブルを演じる俳優が言語表現でその官能性を表現することを期待しておりましょう 
しかし わたくしは言葉にギャップがありますから 
それを助ける以上に身体でその官能性を表現し お客様に伝えたいと思っております。。。

台詞は 
現代訳者でヨハネスを演じる Alexander Giffordに
音節がハッキリ判る様ステップを踏みながら読んでもらったものを録音し
耳で覚える作業に入っております 

俳優は 身体に響く台詞を刺激として受け留め 
すると内面にイメージが自然発生し それを 身体表現として発露させ 
擬似3次元空間の劇場をその霊魂のエネルギーで彩り 観客へと伝えるのです

なので 官能的身体表現を大いに鑑賞し 
ダブル顕現へと繋ぐ内面イメージを蓄積する作業は 芝居の幕が開くまで続きます笑顔


とたのしい演劇の日々 

2012年03月07日

シュタイナー「神秘劇」

シュタイナー「神秘劇2 魂の試練」メンバーの一人が 
古いパンフレットを持ってきてくれました
英国に於ける「神秘劇」上演の貴重な資料です



英国でシュタイナー「神秘劇」上演へ向けての動きは 1986年のクリスマス 
ドイツのゲーテアヌムで言語造形訓練を受けた人智学徒が集い 
「神秘劇1」の朗読会を開催したことに 始まったとあります

1988年 英国人智学年次大会の折 そのメンバーで「神秘劇1」の1シーンを演じ

1989〜90年に掛け メンバー再集合 「神秘劇1 秘儀参入の門」 を 
演出Graham Dixon, プロデュース Marke Leveneで上演 これが大成功しまして

1990年7月 「神秘劇2 魂の試練」を 演出 Christopher Marcus で 
9月マイケルマスを祝い上演されたのです このパンフはその時のものです 

さらにパンフよりますと 
1993年 神秘劇3 追って 神秘劇4 上演予定となっております


英語での上演における最大の問題は やはりその英訳にあったようです
ドイツ語から生まれた言語造形 
ドイツ語の韻 リズム 台詞となって表現される魂 霊のエネルギー
を 英語の台詞にどう置き換えることができるか? 
試行錯誤の末 中世のシーンはその華麗さと古風さでHarry Collison訳を 
農民たちの群集シーンはアングロサクソン系英語を使用し David Bryerの訳 
その他は Hans Pusch と Adam Bittleston の訳でと 使い分けをしたとあります 

現在も階級社会の英国は所属する社会層で使われる英語が違いますから 
会話を聞いただけで 出身所属が判明することそうです 
この多彩な英語の特徴を生かし シーンによって使い分けるとは 
大変面白い試みであったろうと思われます 

今回のメンバーの中に この1990年の公演にも出演した俳優がおりますが 
Alexander Giffordの現代訳は どうも軽いな と感想を述べておりました
が 新しいシュタイナーの神秘劇が此処英国で始まっている という事でありましょう

この世代交代の時期に
 唯一遠くアジアの果てから参加出来ることの幸運を皆様に感謝致しております


と たのしい演劇の日々
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