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2016年03月06日

3Dプリントの材料、ABSとPLA

個人向けFDMに使える材料はABS、PLAが主流です。 それぞれ一長一短があります。

ABS  ガレージキットの作家やモデラーによく使われている素材のようです。

  長所
  やすりがけなどの仕上げが容易である、塗料のノリが良い、軽い、靭性がある。
  アセトンで造形痕をある程度ごまかせる。

  短所
  融点が高い。ヒーテッドベッドなしでの造形が困難。
  反り易く、大きな造形、肉厚の造形に向かず、細かい分割、均等厚化、薄肉化などの工夫が必要。
  造形中に出る気体が有毒らしい。毒性には詳しくありませんが臭いのは間違いないです。
  温度変化で収縮するため、嵌め合いのある造形など精度が必要な用途には向かない。
 


PLA  最も使われている素材だと思います。

  長所
  融点が低く、造形速度を上げやすい。
  収縮がすくなくそりが少ない。肉厚や大きな造形が可能。
  サイズが割と正確に出るため、治具や部品に向く。
  カーボンニュートラルでエコと言われている。造形中の匂いが少ない。
  
  短所
  ABSに比べると靭性が無く、硬い。60度程度で軟化し始めるので耐熱性が無い。
  やすりがけしにくい。(摩擦熱で軟化し、ちぎれにくくなったり、自己潤滑してしまったり、極微細な糸引きでの毛羽だちなどが主因だと思います。水砥ぎは可能です)
  積層痕消しには水砥ぎ、モデリングコート、プライマーやサフ吹きなどの手間が必要。


  
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ないものづくりエージェント 多夢
今までになかったものや、他にないものをつくる ないものづくりエージェント です。 「工夫」が私のテーマです。 「工夫」とは生きる力であり、奪われることのない自由。 価値を生むプロセスであり、価値のあるプロセス。 できると信じて、想像と創造、思考と試行を続けること。 そんな「工夫」の楽しさや価値を伝える仕事をしたいと思っています。
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