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2017年09月30日

お爺ちゃんの教え

数十年前の話。

私の父は三男で、実家は農家で車で数分の所にあり、
若い頃に裸一貫で家を出て商売を始め、
店もそこそこ繁盛し、従業員も数人いました。

私の小学校の運動会の数日前のある日、
家に泊りがけで遊びに来ていたお爺ちゃんに、夕食の後、
「もうすぐ運動会なんやけど、走るの遅いで嫌やなァ
と言ったら、お爺ちゃん曰く、

「そんなもん、ビリでもええがな。
○子(姉の名前。孫が何人もいたので、
いつも名前は思いつき)は算数よォ出来るで、
運動会や体操はビリケツでも、どうって事あらへん。
何ぞ一つ(ひとつ)人に負けん様なもん
頑張ったら、そんでええ。
マツ(私の父の愛称)は学校の勉強はビリから2番目やったけど、
今、立派に商売して親孝行もんやがな。」

それを聞いて私はビックリ
(えっ、お父さんて、そんな頭悪かったん)
そして、そばで聞いていた母が、
「○子(筆者の名前)は、私に似たんやわ。」
すると、お爺ちゃんは、ニコニコしながら、
「そや、そや。間違いない
因みにその時、父はお風呂に入っていました。

父も母も私にとっては大切でしたが、お爺ちゃんはそれを上回る
超大物でした
posted by たま at 10:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 人生
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