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2018年03月20日

形容詞の話(三月十七日)



 最近、チェコ語の話を書いていないことに気が付いた。体調不良が続いていた間は気にもならなかったし、書こうという気にもならなかったのだけど、体調が回復してコーヒーも美味しく感じられるようになってくると、間が空きすぎているのが気になるようになってきた。ということで久しぶりにチェコ語の話である。前回何を書いたか覚えていないので、名詞の次に取り上げようと考えていた形容詞の話をしよう。
 チェコ語の形容詞を勉強するとき、最初にうるさいぐらいに注意されるのは、形容詞と名詞の性と数の一致である。これは格変化以前の問題で、後に来る名詞が一格の場合にも、その名詞の性、単複の別によって形容詞の語尾が変わるのである。形容詞が述語になっている場合には、主語になっている名詞にあわせて形を変えなければならない。

 チェコ語には形容詞にも硬変化と軟変化の二つの種類があり、硬変化は長母音の「ý」、軟変化は「í」で終わるのが原形である。どちらになるかは、末尾の長母音の前に来る子音によって決まっているのだが、「n」のように、どちらの長母音も取れるものがあるのが厄介である。チェコ人は「ný」と「ní」では子音が違うと言うのだが、その違いを耳で聞き分けられるぐらいなら、最初から厄介だなどと言ったりはしないのである。
 いつものように硬変化から説明をすると、男性名詞の単数につくときには、活動体であっても不活動体であっても、形容詞の語尾は「ý」となる。わかりやすい例を挙げると、「starý muž(年老いた男)」「starý hrad(古城)」といった具合である。女性名詞の場合には「á」で、女性名詞硬変化の語尾「a」と対応するので覚えやすい。中性名詞は残念ながら「ó」にはならず「é」を取る。これも例を挙げておけば、「stará žena(老婆)」「staré město(旧市街)」ということになる。

 それに対して軟変化の場合には、ありがたいことに名詞が男性でも女性でも中性でも語尾は変わらない。これについて、黒田龍之助師が、「nárdná banka」にならないのは、スラブ語の原則に反しているようで気持ち悪いと書いていたと思うが、チェコ語からスラブ語に入った人間には、他のスラブ語は勉強していないけど、スロバキア語で「nárdná banka」となるののほうが気持ち悪く感じられるのである。やはりチェコ語では、「národní tým(代表チーム)」「národní banka(中央銀行)」「národní divadlo(国民劇場)」となるのが自然である。男性名詞の活動体で「národní」がつけられるものは思いつかなかった。
 せっかくなので複数の場合も説明をしておくと、男性名詞活動体、不活動体、女性名詞、中性名詞の四種類を考えなければならない。一番厄介なのが男性名詞活動体なので、それ以外から行くと、男性名詞不活動体と、女性名詞の場合には形容詞の語尾が中性の単数と同じで「é」となる。この二つの形容詞の語尾が同じになるのは、硬変化の名詞の語尾が「y」で共通しているからだと考えておこう。例は「staré hrady」「staré ženy」。中性名詞の複数につく場合には、硬変化の複数一格の語尾が「a」になることから予想できるように、女性の単数と同じで、形容詞の語尾は「á」で「stará města」になる。

 男性名詞の活動体につく場合には、硬変化の名詞の複数の単語尾形が「i」となるように、形容詞の語尾も「í」となる。問題は「軟らかいイ」と呼ばれる「i」が、硬子音の後では使えないことで、その場合子音交代が起こってしまうのである。だから、年老いた男の複数一格は「staří muži」になるのである。
 他の硬子音の場合、「-tý」「-dý」「-ný」で終わる形容詞に関しては、「ý」を「í」に変えれば子音も変化してくれるからあまり気にする必要はない。「-ký」「-hý」「- chý」で終わる形容詞に関しては、女性名詞の硬変化の三格、六格を思い出そう。あれと同様に、「-cí」「-zí」「-ší」と子音が変化するのである。

 それぞれ形容詞だけ例を挙げておくと次のようになる。

  bohatý→bohatí(お金持ちの)
  mladý→mladí(若い)
  silný→silní(強い)
  velký→velcí(大きい)
  mnohý→mnozí(多くの)
  hluchý→hluší(耳の聞こえない)

 しかし、厄介なのは「-ký」で終わるもの中に、もう一つ前の子音まで意識する必要があるものがあることで「-ský」「-cký」で終わるものは、「-ští」「-čtí」となるのである。
  český→čeští(チェコの)
  politický→političtí(政治的な)

 軟変化のほうは、複数でも一格は三性共通である。一体に形容詞の複数変化は硬変化でも三性共通の格が多いのだが、軟変化は一格から七格まで全て三性共通で覚えるのは楽である。ただし使うときには、後に来る名詞の性が意識しにくくなるという問題があるのだけど。

 形容詞における最大の問題は、硬変化と軟変化の区別がつかないことがある点にある。特に数の多い「-ný」「-ní」で終わる形容詞は、教科書に出てきて書いて覚えたもの以外は、毎回のように頭を悩ませ、しばしば間違えることになる。名詞から派生したものは軟変化であることが多いとか、区別するためのヒントになる傾向は存在するのだけど、例によって100パーセント割り切れるものではないし、耳で聞いただけでは「-ný」「-ní」の区別はつかない。いや、チェコ人の発音を聞いた場合には区別できるかもしれないが、自分で確認のために「-ný」「-ní」と発音してみても、どちらが正しいのか全く確信が持てない。
 チェコ語の発音自体は、自分が区別して発音することは、それほど難しくないのだけど、正しく聞き分けるのは滅茶苦茶難しいのである。真面目に勉強していた頃は手で紙に書いて覚えたからよかったんだけど、PC上では何度書いてもなかなか覚えられないのである。
2018年3月18日12時。








この記事へのコメント
文字化けしました 書き出しは Narodni umelec/umelkyneは です。
Posted by at 2018年03月20日 10:17
(N&#225;rodn&#237;) um&#283;lec/um&#283;lkyn&#283;は活動体ですか? これって人間国宝のようなものなのでしょうか?
Posted by ふどば at 2018年03月20日 10:14
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