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2019年07月16日

「ひふみ祝詞」について

前回ブログ「猿田彦と庚申塔」で陰陽五行説のことを書きました。その補足を少しします。


干支もそうですが、五行に関しても日本人にはすごく身近な存在というか、暮らしの中に自然と浸透している思想です。


五行とは、木(もく)、火(か)、土(ど)、金(ごん)、水(すい)のことです。これに日と月を加えると、月、火、水、木、金、土、日。つまり1週間の曜日になります。


また、前回のブログで、「干支」の組み合わせには陰と陽があり、十干では音読みの語尾の「え」が陽、「と」が陰になりますと書きました。「干支」は訓読みでは「かんし」になりますが、一般的には音読みである「えと」と読みます。十干の音読み語尾の陰陽がそのまま音読みになっているのです。


自分史の取材を通して、興味深い話を聞きましたのでご紹介します。


昔からの数の数え方に、「ひと、ふた、み、よ、いつ、む、なな、や、ここの、とお」というのがあります。


これは「ひふみ祝詞」が元になっています。記紀神話でアマテラスオオミカミ(天照大神)が天の岩屋に閉じこもって世界の光が失われた場面で、アメノコヤネノミコト(天児屋命)が奏上したとされる祝詞の最初の部分です。

天岩河原01.jpg


諸説ありますが、あるインターネットのサイトによると「一」である「ひ」は「火」、「二」である「ふ」は「風」、「三」である「み」は「水」、「四」である「よ」は「地(世)」を意味します。


そして「五」「六」は「い」「む」と読み「忌む」ということ、つまり「けがれ」のこと。「七」「八」は「な」「や」と読み「祓い除く」ということ、「九」「十」は「こ」「と」と読み、つまり「言葉」ということを意味するそうです。


私が聞いた話では、「人」(ひと)は、一である「ひと」のひ≠ニ、十である「とお」のと≠ゥら来ていて、人間は一から始まり、十で完成することを意味するそうです。産まれる前、お母さんのお腹の中にいる期間が十月十日&K要なのも、ここから来ているそうです。


そして今、平気で自分の子供を殺したり虐待したりする親、相手の痛みが分からず他人を平気で傷つける子供たちが増えている背景には、早産や帝王切開などによる未熟児出産が増えていることも要因の一つになっているのでは、という話でした。


もちろん、お母さんの体調や、体内の子供の変調などもあります。一概に早産や帝王切開を否定することはできません。切れやすい℃q供たちが増えた要因として「農薬、化学肥料に依存した食べ物に原因がある」とする人もいます。


ただ、十≠ニいう数字は、人間にとってとても大切な数だというのは何となく理解できます。昔の人は日常の暮らしの中で自然に、そうしたことを体現し、理解していたのかもしれませんね。

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