2015年05月28日
ねこ背がスッキリ治る本
ねこ背がスッキリ治る本
原幸夫
原幸夫
慢性的な肩や首の凝り、背中の張り、頭痛、胃腸の不調、疲れやすい、元気やる気がでないなど、ねこ背からくる身体の不調というのはいろいろあるようです。
この本では、一日2,3回5分程度の簡単なレッスン(トレーニング)でねこ背を治すというもの。寝転がって、座ってといろんな体勢でできるトレーニングや、ATM(アンチ・トリック・モーション)柔軟法という、がんばらないストレッチなどでねこ背を矯正していきます。
その辺の具体的な方法は、本を読んでもらうとして、
ねこ背と文化衝突
日本人がねこ背になっていった原因の考察が面白かったので、それについて。
日本の礼儀作法の小笠原流では、視線は、目通り、乳通り、肩通りといって、目から胸の高さ、肩幅の中であればいいとされており、
目と目を合わせないと失礼という感覚は、明治以降に輸入された欧米文化だということで、それが「視線恐怖症」という形で、ねこ背が増えた背景もあるのだとか。
それだけではなく、丹田に気が満ちた「肚・腰文化」が廃れていって、下っ腹に力の入らないねこ背が増えたとか、パソコンや携帯電話がねこ背を量産している。といった
時流の変化も、日本人のねこ背問題を膨らませているらしいのです。
ねこ背のタイプ
ねこ背にもタイプが合って、ぱっと見で背中が丸まっている「円背」(えんぱい)「C型ねこ背」ではなく、
一見姿勢がよいように見えて、実際は骨盤が前傾して、腰が反っている(いわゆる反り腰)の「S型ねこ背」というのもあり、
水平方向にも背中が曲がる、「横ねこ背」というのも。
小学生の時は「側わん症」と言われ、現在は「S型」っぽい傾向のある僕も、常に興味のある分野の一つですね。
寝転がってやる改善法などは、夜寝る前に簡単に出来そうなので、
布団に入る時に、「ねこ背改善」それと「腸もみ」を習慣づけたいと思いますー。
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