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2015年05月27日

脳に効く「睡眠学」

脳に効く「睡眠学」 角川SSC新書


脳に効く「睡眠学」
宮崎総一郎



滋賀医科大学の睡眠学講座の教授という宮崎さんの本ですが、この講座が、国立大学法人が設立した日本で最初の睡眠学講座なんだそうです。


睡眠に関することを網羅的に、入門的に学べる本ですね。
脳のための睡眠



睡眠の機能というのは、基本的に「疲れを取る」ためのものでありますが、それについても、「脳」の疲れを取るという側面が強いのは、マグロの睡眠を考えるとわかるそうです。


マグロは、夜になると、「4、5秒」急に泳ぐスピードが落ちる瞬間が訪れるらしく、これが「マグロの睡眠」だと言われています。梅干しほどの脳しかないマグロに必要な睡眠は、たったこれだけ!ということになります。


だとすると、人間がこれだけ肥大した脳を休めるには、しっかり睡眠をとる必要がある。ということになりますね。


睡眠と学習



睡眠の機能的な面というと、睡眠と学習の関係も気になるトピックです。学習のすぐ後に睡眠を取るのが一番、記憶の定着には適している。と言われていて、


これは、お勉強に限らず、スポーツなどの場合も同じなんだそう。


だからアスリートは、睡眠を含めた練習時間帯のスケジューリングに意識が高いようですよ。


睡眠関係の本によく登場するセオリー「寝る時刻よりも、起きる時刻を揃えた方がいい」「朝日を浴びて、体内時計をリセット」「昼寝を利用して、睡眠不足を補う方法」「睡眠ホルモンといわれるメラトニンを増やすには」


といったことがらももれなく。


昼寝と寝酒の話



昼寝に関してと、寝酒に関してのトピックが面白かったので少し紹介すると、


普通夜中の2時〜4時が、眠気のピークが来る時間なのですが、昼の午後2時から〜4時までにも、「もう一つの眠気のピーク」があります。


この眠気の原因と考えられているのが、人類の起源がアフリカで生まれたことで、日差しが熱すぎるアフリカの午後には、人間は活動せずに木陰や洞穴みたいなところでじっとしていたんじゃないか。それが生体リズムとしてインプットされているんじゃないか。


そんな風に考えられているんだとか。


スペイン語圏の「シエスタ」という昼寝の習慣は、人類の生体リズムに則した習慣なのかもしれないですね。


それから、日本人は「寝酒」に頼る割合の多い人種なのだそうで、僕は意外でした。


お酒は、実は睡眠にとってはいいことがなくて、基本的に寝酒はやめたほうがいいようです。ただ主な理由は「無呼吸」。酔って寝ると、喉の筋肉が弛緩して、舌根が落ちて気道が狭くなる。無呼吸になると血中の酸素飽和度が落ちて、脳の疲れがとれない、と。


他にもいろいろためになる本でしたが、最後に睡眠改善のための7カ条があがってたので、それを。


1 「眠る時間」より「起きる時間」にこだわる
2 部屋のカーテンを10センチ開けて眠る
3 朝食と昼食を一日のスケジュールから外さない
4 テレビニュースは朝に見る
5 夜遅い食事は少なめに摂る
6 眠たくなってからベッドに入る
7 それでも眠れないときのストレッチ












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posted by 小林高鹿 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) |
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俳優をやってます、小林高鹿(たかしか)と言います。巷に数多ある健康情報の氾濫振りを、楽しみながら恐る恐る実践したり、しなかったり。たくさん振り回されながら、いつしか「とにかく生きたもん勝ち!」の境地にたどり着きたいと思ってマース!
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