大陸生まれの万年青年

イガの青い小さな栗が路上に。 立派な？歩道ですが歩く人は殆ど 見られぬ。 特にこの暑さ、歩くのは変わり者か。 初めてスマホで撮影。

　久し振りの神戸まで墓参り。何時ものように片道５Ｋｍを、
1時間以内を目標に歩く。
地下鉄西神中央駅を１Ｋｍ程行くと１ｋｍ弱の下り坂が待っている。
木々の緑や蝶やトンボ、セミの鳴き声を楽しみ快適に進むと田園風景となり
明石川を越える。この辺りが墓地までの中間点。
川には数種の鳥が見られる、この暑い時期でも鶯が鳴くのだと気付く。
暫く行くと上り坂、１Ｋ弱を登り切ったところに父母が眠っている。
途中で早、栗が落果している。まだ秋には…。
これからが夏本番だろうと思いながら到着。
すぐに時計を見ると59分経過、危なく1時間を超える所だった。

　墓には結構草が生えていた。30分程かかり線香をあげ、親不孝を詫びる。
昼食を取り帰路につく。1時間以内が頭をよぎり写真を撮るのはやめて急ぐ。
行きも帰りも下って登るのだが、暑さで全身汗が噴き出ている。
最後の登りが堪えた、自分でも驚くほどの鈍い足取りとなる。
距離は同じくらいだが帰りの登りは急坂なのだ。
駅に到着、すぐ時計を見る、ガックリ…、目標を2分超えていた。
10年程同じ道を歩くが初めてだ、年取ったのだなぁ〜。

　でもまだ元気である、ゆっくり歩けば景色もしっかり拝める。
次回もその次も歩こう。歩ける事は素晴らしいのだ。