業界の健全化が僅かですが進み始めました。 例の詐欺商材「インド式アフィリエイト」の返金をインフォトップ社、 自らが行うことを表明いたしました。 当初「インド式アフィリエイト」購入被害者がインフォトップ社に 取引の無効と返金の要請を行ったところ、 発行人の河野竜三と直接解決を図ることを逆に求められ 膠着状態が続いていました。 しかし、先週、インフォトップ社から 被害者に対して返金処理を行うことが伝えられたのです。 読者の中にまだ返金の要請をしていない方がいらっしゃいましたら、 すぐに行うことをお勧めいたします。 インフォトップ社も英断でした。 勿論、常識的には返金が当然ですが、 商品の性質、業界の現状からすれば違法商材、違法販売商材に関する 契約の取り消しと返金に全て応じていたら 事業の屋台骨に関わることは容易に想像できます。 一度前例が出来れば、次からはそれを踏襲せざるを得なくなります。 経営陣の葛藤は理解できますが、 私は今回の決断はインフォトップ社にとってむしろプラスに働くと考えます。 今後インフォトップで購入すれば、違法商材、違法販売商材の場合、 法に照らして契約の取消しや返金が受けられるという評価が定着すれば、 顧客は数多あるＡＳＰの中でインフォトップを選択するでしょう。 一方、違法な商材や違法な販売をもくろむ業者は売上げが凍結されかねない インフォトップを使わなくなるはずです。 　まさに情報商材の健全な市場の誕生です。 アングラビジネスはどこまで行ってもアングラビジネスですが、 インフォトップ社は今、社会的使命を背負った企業として 第一歩を踏み出したのではないでしょうか。 インフォトップ社はここ数日、別の商材での返金にも応じました。 これまでの電話たらいまわし体質とは明らかに異なる対応です。 全ては小さな一歩から始まります。 昨日、インフォスタイル社で、これまで拒まれ続けた返金がされた ケースの報告をもらいました。 いい流れが出来つつあると思います。 騙し合いではなく、信用の市場へ―。 私も利用者の一人として見守りたいと思います。