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2017年12月18日

エッセイ「言葉の矛と盾」

色々ありまして。
そのままにしておくには惜しい感情を、せっかくなのでエッセイとして書き綴りました。
自分のスペースでこれくらいの自己主張を許さないほど、世間の心は狭くないと思いますので!

◆◆◆

ある時のこと。
自己主張の次の句に「信じて」と書かれているのを見て、感情が逆立った。
この言葉をよくもまあ、ここまで汚く遣えるものだと思った。

誰かに「信じて」などと言う状況がそもそも間違いなわけで。
信頼の情を示したい時と相手のためだけに「信じる」とだけ言えばいい。
「信じて」そんな言葉は、世界から消えてしまえと思った。

人の感情を荒らすために言葉を使うのは簡単だ。
一方的に押し付けたり、言い返す間を与えなかったり、言葉の清濁を混ぜてもっともらしく聞こえさせたり、そういう小手先の技術は山ほどある。
それらをただ無遠慮に振り回せば、大抵の場合、勢いのある方が勝つ。
それがわかるのは、自分もそちら側にいたからだ。

対して、守るために使う言葉は繊細で掴み損ねるばかりだ。
長考して選んだ言葉が見当違いだなんてことは日常茶飯事だし、自分の問題と人の問題を取り違えて発さなくてもいい言葉を出してしまうこともある。
それを自ら守るだなんて言おうものなら、酷い勘違いになる。
悪意を受け止めるには頼りないし、それは自分が一番よく分かっている。

それでも守るための言葉にこだわる限り、自分の正しさを信じることができる。
勝つことはできなくても、負けない、それだけでいい。

正しさとは何か。
私は親や(いる場合)兄弟や(いる場合)親しい友人とか、(いる場合!)恋人とかに見せられる状態か、だと思う。

私は幾つも「正しくない」ことをしてきた。
私のことを世界で一番憎んでいる人もたぶん、いる。
そんな自分だからこそ、なおさら正しく在りたい。
たとえそれが詭弁で矛盾であったとしても。

◆◆◆

余談だけれども、私は本のあとがきが好きです。
小説本編を映画のスクリーンと見立てるなら、あとがきは上映後の舞台挨拶みたいなもの。

ある本のあとがきでは、それまで賞にかすりもしなかった作家が技巧を排して自分のやりたいことを抑えずに書いた結果この本になった――という内容が書かれていて本編同様に胸が熱くなりました。
また別の本のあとがきでは、赤裸々な制作事情が描かれていて、作家もまた人であることを思い知りました。

自分の作品にはもれなく作者があとがきよろしく言葉を綴るのは、そんなあれこれを沢山見てきたから。
だから作者の顔が垣間見えるあとがきが好き。

こんな書き捨てたような言葉は、あとがきにはならないでしょうか。
posted by tabirpglab at 23:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム
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