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2017年10月16日

2017/10/16 PLiCyにてHttps対応に伴う要セーブ移行/AAシリーズ紹介

2017/10/16 雑記です。

■PLiCyにてHttps対応に伴う要セーブ移行
PLiCyさんで2017/10/6のシステム変更に伴い、旧システムからセーブデータの移行が必要となりました。

【重要】ツクールMVとティラノスクリプトのセーブデータ移行について
https://plicy.net/NewsRelease/2017.10.13

手順は簡単。
ゲームURLに含まれるID部分を控えて、上記のURLで入力するだけです。

重力ルーペなら「40437」
https://plicy.net/GamePlay/40437
地図の時間なら「38456」
https://plicy.net/GamePlay/38456

久しぶりに起動したらセーブがない!となっても慌てずに対処ください。

■AAシリーズ紹介
先週のバグハンター2さんに続き、AAシリーズの紹介記事を書かせて頂きました。
作品単体はもちろん、シリーズを通した魅力が読んだ方に伝わると嬉しいです。

●AA1
AliasAche:エイリアスエイク
http://fanblogs.jp/tabirpglab/archive/1031/0

●AA2
AlteredArcs:オルタードアークス
http://fanblogs.jp/tabirpglab/archive/1032/0

●AA2.5
Arcs and the Agony Aide:願いの塔と呪われし家内
http://fanblogs.jp/tabirpglab/archive/1033/0

以前、RiSEさんの記事を書いたとき、ようやく書きたいものに近づけた気がして、以来機会があればと思っていました。
ただ趣味の書き物のために、個人制作の作品や、現在関わらせて頂いている他の企画がおろそかになるのは論外なので、ここ一週間は他の企画をがっと前進させ……時間が作れたのが10/14(土)の午後〜10/15(日)終日。
密度の濃い、希少で貴重な経験でした。

作品の良い点を発見して整理することは、記事のスクラップにも似ていて、自分の考えの熟成にも繋がります。
エイリアスエイクさんは良い点を知っていたつもりなのですけどもね。
書くにあたってプレイしたら、以前は気付けなかったポイントが出てくる出てくる。

書いたから終わり、公開したから終わりではなく、着眼点が変わる限り発見はあるものなのだなと思うわけです。
と、そろそろ寝ないと…。

現在進めている新作も、ツクール学園フェスの企画も共に頑張ります。
それでは新しい週、また頑張りましょう。ではでは。
posted by tabirpglab at 01:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 進捗

2017年10月15日

作品紹介一覧

他作者さんの作品について紹介した記事です。

■RiSE 囚われ少女の魔法譚
http://fanblogs.jp/tabirpglab/archive/999/0

■バグハンター2
http://fanblogs.jp/tabirpglab/archive/1043/0

【AAシリーズ】
■AliasAche:エイリアスエイク
http://fanblogs.jp/tabirpglab/archive/1031/0

■AlteredArcs:オルタードアークス
http://fanblogs.jp/tabirpglab/archive/1032/0

■Arcs and the Agony Aide:願いの塔と呪われし家内
http://fanblogs.jp/tabirpglab/archive/1033/0

Arcs and the Agony Aide:願いの塔と呪われし家内 紹介/感想

◆Arcs and the Agony Aide:願いの塔と呪われし家内 紹介/感想
マルチクリエイターのterunonさんがRPGツクールMVで制作されたAAシリーズのスピンオフ作品です。
AA2_5_1.jpg

[作品紹介]


[作者紹介]
terunonさん

WEBサイト:
https://tri-nitroterunon37.wixsite.com/terunon
Twitterアカウント:
https://twitter.com/trinitroterunon

[遊び方]
本作はパソコン(ダウンロード版/ブラウザ版)またはスマートフォン環境(ブラウザ版)でプレイすることができます。
次のサイトからダウンロード版、ブラウザ版の公開ページへのリンクに進んでください。

ふりーむ
https://www.freem.ne.jp/brand/6219
PLiCy
https://plicy.net/User/13982

■Arcs and the Agony Aide:願いの塔と呪われし家内とは

エイリアスエイク、オルタードアークスに次ぐ三作目。
位置づけとしてはAA2.5と表記されている通り、短編スピンオフ作品です。
作品の基盤は次回作「AbsentAge:アブセントエイジ」のものをアレンジとのこと。
(新作の試作も兼ねているご様子)。

本作は短編作品のボリュームにあわせ、機能を取捨選択していることが伺えます。

・マップアクションのみで完結するARPG仕上げ(バトル画面の省略)
・階層ごとに異なるローグライクのシステムはエイリアスエイクから継承
・補給ポイント、成長要素を装備品に限定(キャラクター側のステータス成長の省略)

一年間、作り込んだエイリアスエイクと対照的に、本作の制作期間はおよそ一週間+@。
作業量を正確に見積もり、実現させた本作。
制作者としての安定した実力を感じます。

■センター街の見える船上から願いの塔へ

冒頭はとある客船。
夜の海、センター街を遠望している状況から始まり、物語の舞台は願いの塔に移ります。
AA2_5_3.jpg

エイリアスエイクのセンター街、オルタードアークスの願いの塔。
周囲の会話から状況説明が補完されていく話運び。
本作がはじめての方も違和感なく入り込め、AAシリーズをご存じの方はより楽しめます。

■みどころ

●マップアクションで完結するバトル
機能をコンパクトにしつつも、ゲーム性を両立する仕組みが随所に取り入れられています。

AA2_5_14.jpg
カナタのアクションは投げナイフ「ケテルの銀刀」
ボタン長押しで向き固定したまま移動も可能

AA2_5_15.jpg
シホのアクションは広範囲射程の「マルクトの宝珠(ほうじゅ)」
視界が狭くなるため、間合いの確保が課題

どちらも得意分野があるため、キャラ切替による攻守交替を使いこなすことで攻略が容易になります。

AA2_5_16.jpg
近い時間で連続討伐すると経験値が増えるChain要素

●AAシリーズの繋がりを感じさせる要素
過去のAAシリーズを知っていると、ストーリー展開を先読みしたり、関連性を想像する楽しみが味わえます。

AA2_5_8.jpg
「心の羽」はエイリアスエイクでも登場した「心の欠片」の形

AA2_5_9.jpg
「頂上へ登る」という動機はオルタードアークスのそれと同じ

●オートおまかせ装備

ユーザビリティが格段に向上したと思ったのがこの機能。
身につけているものよりも良い性能の場合、自動的に装備変更してくれます。
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●プラットフォームまたぎのセーブコンバーター機能

PLiCyやふりーむのブラウザ版からダウンロード版あるいはその逆のように、異なるプラットフォーム間のセーブ移行をゲーム側で実現しています。
AA2_5_11.jpg
制作者にもプレイヤーさんにもメリットのある素晴らしい機能です(すごい)

注意:PLiCyでは2017/10/6にシステムの仕様が変更され、セーブ移行が必要になりました
セーブデータが見えなくても慌てずに次のページから移行処理を進めてください
https://plicy.net/NewsRelease/2017.10.13
※移行に必要なAA2.5のIDは「43004」です


■従来のAAシリーズとの比較

●メッセージウィンドウ+フェイス→フキダシ+バストアップ表現
台詞を表示する際の演出に大きな変化が感じ取れます。

AA2_5_4.jpg
前作までと異なるフキダシ調の台詞表現
メッセージは波のように揺れています

AA1_3.jpg
エイリアスエイク

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オルタードアークス※ハードの違いもあるので比較対象にはできませんけれど

●言葉を使わない誘導

プレイヤーを誘導する工夫も増していて、それが分かるのがこちらの画面。
AA2_5_2.jpg

ゲーム開始直後、ナレーションもなく、この画面から始まります。
実際の画面だと中央の鍵がぴょこぴょこ跳ねていて、調べる対象であることを示しています。
ウィンドウメッセージを表示させない、シームレスな作りにこだわりを感じます。

●BGMの使い方

本作で使用されている「拠点のBGM」と「ステージのBGM」は同じ曲の演奏パートをアレンジしたもの。
そして拠点からステージに切り替わる際、シームレスに曲の演奏を切り替えています。
(クロスフェード)


落丁と絵空事

■最後に

慣れると1時間、アクション下手な私でも2時間でクリアできる優しめバランス。
シナリオは他作品同様に登場人物のブレなさは健在。
情報の出し方を制御することで、短編でも心に残るストーリーに仕上がっています。

比較が面白いのは同じ願いの塔を舞台としているオルタードアークス。
物語の構造は似ていながらも、話の散らせ方がより均一になっていて、読み進めやすい印象。
登場人物が子供/大人の違いであることから、大人の目線で台詞、思考が物語の展開にもあらわれているのかなと感じ取れました。
そういえば装備品もシックなものが多いですね(サンストーン、ムーンストーン、バルスな飛行石は例外として)。

シリーズも三作目になると、作品同士を繋げたり、比較させたりと、作用を起こすことができます。
一作目、エイリアスエイクの時点で設定を深く掘り下げられていた作者さんなので、作品が増える度にその強みは増すことでしょう。
今後の展開が益々楽しみなAAシリーズのスピンオフ作品でした。

■おまけ

●願いの塔比べ
AA2_5_6.jpg
AA2.5版

AA2_6.jpg
オルタードアークス版(花に注目…!)

●オカルトメモ
AA2_5_18.jpg
他AAシリーズのキャラクターが見え隠れ
AA2_22.jpg
もっとわかりやすいメモもありますので探してみてください

本作のパワーワード「ふくらはぎ」
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フリーゲーム界の流行語を狙っている感

AlteredArcs:オルタードアークス 紹介/感想

◆AlteredArcs:オルタードアークス 紹介/感想
マルチクリエイターのterunonさんがRPGツクールフェスで制作された作品です。
本作はRPGツクールフェスのサンプルゲームかつ、ダウンロードサイトで殿堂入りを果たしています。
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[作品紹介]
RPGツクールフェス 公式サイト-レジェンド・ツクラー制作公式配信ゲームのご紹介
https://tkool.jp/fes/freegame.html

[作者紹介]
terunonさん

WEBサイト:
https://tri-nitroterunon37.wixsite.com/terunon
Twitterアカウント:
https://twitter.com/trinitroterunon
『AlteredArcs:オルタードアークス』のギミック組み方講座
http://ch.nicovideo.jp/terunon/blomaga/ar1124711


[遊び方]
Nitendo 3DS/2DSをお持ちの方は、無料ソフトRPGツクールフェスプレイヤーからダウンロードすることでプレイ可能です。


[ツクールフェスプレイヤーのダウンロード方法]
1.3DSホームから「ニンテンドーイーショップ」を起動
2.ソフトを「RPGツクール」で検索し「RPGツクールフェスプレイヤー」をダウンロード
Tkoolfes0.jpg

[作品のダウンロードまで]
3.RPGツクール フェス プレイヤーを起動
4.「ゲームのダウンロード」⇒「みんなの作品」⇒「殿堂入り」を選択
AA2_3.jpg
AA2_4.jpg

■AlteredArcs:オルタードアークスとは

「AlteredArcs:オルタードアークス(以下、オルタードアークス)」はサンプルゲームの中でもツクールフェスのアクション性、ギミックの可能性を提示した、言葉通りサンプルに相応しい作品です。

・転ぶ/落ちる/吹き飛ばされるといった動きのある表現
・細部まで考え込まれた言葉の妙
・絶妙な難易度のギミック
・全年齢の笑いのツボを狙いすましたユーモア

……と見どころたくさん、遊び心が盛り込まれたゲームなのです。

■舞台はオバケ世界、願いの塔

作品の舞台はファンタジーの雰囲気を漂わせた『オバケ世界』の『願いの塔』。
現代世界からやってきた高校生ダイゴが謎の閉鎖空間に閉じ込められた場面から始まります。
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プレイヤーとキャラクターが予備知識がない状態で始まる流れは、物語に入り込みやすいですね。

■プレイヤーを牽引するストーリー、楽しませるギミック

物語は『ストーリーパート』→『ギミックを活用して進むアクションパート』の繰り返しで進行します。
会話の中に登場する何気ない一言が、アクションパートのヒントになっていたり、物語に結びついています。
言葉を拾えば拾うほど、世界観を様々な切り口で楽しむことができます。

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最初は移動歩数を感知するシンプルなステージ

AA2_27.jpg
スイッチのオンオフを切り替えて進む

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踏んだ床と連動して動くトロッコを遠隔操作

アクション操作が苦手でも、慣れるうちにクリアできる難易度なのでご安心を。
ソースは私です。

■プレイアドバイス:セーブは分けつつ、こまめに

冒頭の導入部が終わったら(塔から絶叫した後)ミスによりゲームオーバーが発生するので、まずはセーブを。
AA2_5.jpg
最初はこの台詞の後に一度セーブしておくと良いです
大きく巻戻らないためにも、「ゲーム進行用」と「全快状態で保存したやり直し用」の二種類のセーブを使い分けてみてください。
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この場合だとセーブスロット2がゲーム進行用、3がやり直し用

■バリエーション豊かなギミックの数々

アクションギミックアドベンチャーと銘打たれている通り、目玉はギミック。
ギミックには名前が付けられているものがあり、設定ともリンクしています。
(アイテムの説明文に気付いた方は、本作を楽しんでいるに違いありません)。

●ケセドの杖
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特定の場所でAボタンを押すことで道を拓いたり、追手を足止めするギミック
終盤のイベントでも登場します

●ダートの銀時計
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アニメーションとタイマーを活用した、時間を止めるギミック
効果時間は8秒、その間は画面が青みがかります

●ネザックの刃
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無敵効果+アニメーション+タイマーを活用した、バトル風ギミック
効果時間は6秒、その間は画面が白みがかります
※ダートの銀時計とネザックの刃は、同じギミックのアレンジ違いなのですね

●トロッコ
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トロッコを踏んだ床の矢印にあわせて遠隔操作するギミック

●消える床
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タイマー+タイルセットの変化を利用したギミック

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難易度が上がると消える床+ダートの銀時計を組み合わるようになります

■遊び心のあるフレーバーテキスト

エイリアスエイク同様、テキストのあるところに高確率で遊び心が隠れています。

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HPとは

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関係ありませんが左に『赤い』リンゴがありますね

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原作よりもアニメ映画版が好きです

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あるいは音姫

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建築業界に波紋を起こしかねない表現

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あるいはプラシーボ効果

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人と猫のふれあいVol.1

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人と猫のふれあいVol.2

きりがないので、この辺で。
まだまだ隠された遊び心を、ぜひ探してみてください。

■ギミック×演出

本作のセールスポイントはギミックだと思うのですが、演出も見所の一つです。

●記法のこだわり
『キャラクター名:』と『台詞のインデント下げ(一文字分下げて書き出される)』が統一されています。
これにヒントを得た作者さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

●世界観を崩さないことへのこだわり
たとえばツクールフェスの仕様上、変更できないものの一つに通貨単位「G」があります。
このGを浮かせずに、かつゲーム内の小道具に置き換えたテクニックはお見事。
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この場面では、台詞前のSE音で精神体との会話を表現していました。
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精神世界、思念体というワードが登場する本作にマッチした表現

●落下へのこだわり?
気のせいか、AAシリーズでは「落下」する演出が多いです。
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セルフオマージュ説を唱えます

■最後に

たくさん言葉で紹介するつもりが、自然とスクリーンショットを多用する形となりました。
それは作品の画面が、言葉以上に面白さを表現できるからなのですよね。
まさしくゲームの鑑です(ものを書く身としては悔しいかぎりです)。

イラスト、楽曲を自分で手掛けられるterunonさんが、それらに縛られることなく作り上げた家庭向けツクール作品。
オリジナルイラストや楽曲を使わなくても、作者の想像力は表現できることを教えてくれます。
それを一番感じたのはこの画面。

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プリセットBGMもクレジットの見せ方次第でテーマBGMに早変わり。
これは物事の中に遊び心を見つける、という考え(あるいは目の良さ)に根ざしている気がします。
ゲームデザイン論のようなモノの本では学べないことです。

シナリオの話をすると、塔の頂上で交わされるヒロイン、ラスボスの台詞には鋭く尖った言葉も幾つかあります。
生々しいくらいの言葉も、感情のほとばしりも、実直で純粋な作者さんの想像力。
笑わされてしまうテキストも、考えさせられる言葉もどちらもこの作者さんの魅力的な一面です。

多くの方にエンディングに続く鐘を鳴らして頂ければ、紹介した身として嬉しいです。
世界観が気に入った方は、他のAAシリーズも手に取ってみてください。

■おまけ

本作のエンディングは二種類(クリアタイムはおよそ1時間でした)。
このメッセージの後のどこかで分岐します。
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直前にひとつセーブをとっておくといいです

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ゲームオーバーさえ、とある演出に変えてしまうterunonさんマジック、とくとご堪能ください

ダウンロード方法はこちら

AliasAche:エイリアスエイク 紹介/感想

◆AliasAche:エイリアスエイク 紹介/感想

マルチクリエイターのterunonさんがRPGツクールMVで制作したAAシリーズ※の一作目「AliasAche:エイリアスエイク」。
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「AlteredArcs:オルタードアークス」「AA2.5:願いの塔と呪われし家内」から入った方も、これからの方も楽しめるように魅力をご紹介できればと思います。
※AAシリーズ……AliasAche、AlterdArcsのようにイニシャル「A」繋がりであることから(公式呼称)。

[作品紹介]
公式特設サイト
https://tri-nitroterunon37.wixsite.com/terunon/aliasache

紹介PV


[作者紹介]
terunonさん

WEBサイト:
https://tri-nitroterunon37.wixsite.com/terunon
Twitterアカウント:
https://twitter.com/trinitroterunon

[遊び方]
本作はパソコン(ダウンロード版/ブラウザ版)またはスマートフォン環境(ブラウザ版)でプレイすることができます。
公式webサイトからダウンロード版、ブラウザ版の公開ページへのリンクに進んでください。
https://tri-nitroterunon37.wixsite.com/terunon/aliasache

■AliasAche:エイリアスエイク(以下、エイリアスエイク)とは

絵描き、ボカロPの肩書きを持つ作者terunonさんがゲーム制作界隈で存在感を示すきっかけになった作品。
2016年1月に公開されて以降、様々なメディアで取り上げられていました。

・ニコニコ自作ゲームフェス2016「ボカロファンタジー賞」受賞
・Windows100%掲載2016年7月号掲載
・DeNA×KADOKAWA社協業案件「AndApp」掲載
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登場したばかりのRPGツクールMV界隈に、自作イラスト、自作音楽、自作システムを持ち込んで機能させた作品。
作者さんのスキルとやりたいことがシンクロして、先の評価や面白さに繋がっているのだと思います。

■現代の「センター街」とファンタジー世界「魔境」を行き来する冒険譚

舞台は現代社会の設定が活きる海辺の街。
そこでは人々が往来するセンター街があり、失恋ロードと名付けられた悲恋の名所があり、『潮風の魔女』の都市伝説が噂されています。
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対となるように存在するのが、人々の心が集まる場所――魔境。
魔境ではファンタジーなモンスターや精霊といった異世界のルールが用いられています。
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基本となる話の軸は、記憶と心を失った主人公ノゾミが自分を探し、取り戻す物語。
物語を盛り上げるのは対立の要素。

センター街と魔境
記憶のない自分とかつての自分
取り戻すものと守ろうとするもの
変わらないものと変わっていくもの

文字面を追っても楽しめるし、見方を変え、考えを掘り下げると新しい魅力に発見できる。
そんな不思議と面白さが詰まった世界観です。

■人を選ばないゲームデザイン

本作はプレイヤーのゲーム習熟度やプレイスタイルにあわせて、選択肢やガイドが用意されています。

●プレイスタイル別、難易度調整
「ノーマル」「ライト」「フェニックス」の三種類から選択できる難易度。
難度だけではなく利点とのバランスも巧みに調整されています。
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●プレイヤーを離脱させないチュートリアル
ゲーム共通の基礎知識〜独自要素に至るまで、必要なタイミングに応じて説明が入ります。
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●描写の緩和
ストーリー上のとある描写は直前の選択肢によって緩和することができます。
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Mother2のムーンサイドが苦手という方は『絶対無理!』がいいかも
物語を損ねないように突き「刺さる」部分を和らげてくれます

でも、オリジナルバージョンの描写は省略するには勿体ないので、個人的にはぜひ。
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■論理的なテキスト、遊び心の溢れたテキスト

エイリアスエイクのテキストは「」の中に状況説明や、心理描写が無駄なくおさまっています。

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敵の分析を兼ね、対処の助言
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NPCも個がたっていて、さりげなく有用情報を伝えてくれます

またキャラクター別に書き分けている文章の癖もみどころ。
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年長者のハルカさんは短文区切りでわかりやすいように話す傾向
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クロロはがーっと喋る感が文量に
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ノゾミさんは読点「、」でたどたどしい口調

遊び心も見え隠れしています。

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辺境都市あるあるとは
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理系作者あるある

装備品やアイテムの説明欄を読むのも楽しみの一つ。
テキストが読みたいがために捨てられなくて、もちもの欄を圧迫しています。
百聞は一見になので、ぜひ作中でご覧ください。

■耳に残るメロディーラインの良BGM

音楽もいいんです。とても。

軽快でジャジーなボス戦BGMの「うみ」
ポップなメロディがループするセンター街の「Happy,happy sugar drops」
疾走感&爽やかなメロディ、駐車場の魔境の「ハイディンガーの魔法の絵筆」
などなど……。

音楽の好みは、力説しすぎてもアレなので控えめにしますが、個人的にマストなBGMになってます。
気になった方は、ぜひオリジナル音源も聴いてみてください。

AliasAche:エイリアスエイク BGM集
http://www.nicovideo.jp/watch/sm29320561

■プレイガイド
ご覧になってプレイに移ってくださる方のためにプレイ環境の例を書いてみました。

●オススメプレイ環境
・やり込み派の方:パソコン環境+ダウンロード版+コントローラー+難易度:ノーマル
音、グラフィック、ゲーム性を存分に堪能したい方にオススメの環境です。
実況をする方は時間の尺を考慮してライト、フェニックスなど使い分けるといいですよ。
※環境によりコントローラーが認識しない場合は、F5キーで再起動してみてください
(この挙動はツクール、コントローラー側の仕様です)

・カジュアル派/初見プレイの方:パソコン環境+ダウンロード版+難易度:ライト
まずはゲームに触れてみようという方は、難易度をライトにしてみてください。
コントローラーがあれば尚良いですが、キーボードプレイでもクリアできます。

・最短でストーリーを追いかけたい方:難易度:フェニックス
死にません、クリアするまでは。的なプレイモード。
スマートフォン環境のみでプレイする方にもオススメ。

・Twitter連携によるリザルト投稿
ステージのリザルト内容(スコアが掲載されているもの)をTweet連携することが可能です。
制作者目線だと反響は本当にありがたいので、何気なくプッシュ。

■攻略
知っておくとプレイが楽になるポイントをまとめました。
壁にぶつかった時は参考にしてみてください。

●雑魚(コウモリ)シンボルを狙いうち
雑魚(コウモリ)シンボルは次の特徴があります。
・マップアクション)ファストブレードを当てればバトルなしで倒せる
・プレイヤーを追跡して来ない
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毎回ステージ開始直後はLV1からはじまるため、雑魚シンボルだけを狙って進むだけでも楽になります。
またハルカさんから貰える「おべんとう」は経験値アップ効果もあるため、併用すると効果的です。

●クロロとの連携
操作キャラクターノゾミに対してAI(自動行動)でサポートしてくれるクロロ。
AIはとても高性能なので、バトルが長引いたり、やられてしまうという方は意識してみてください。

・回復時にはエンチャントライト

序盤はこれだけでも覚えておいてください。
最速で回復行動をとってくれるので、立て直しを図る際に役立ちます。
物語が進むとエンチャント〜系が解放されますので、どんどん新ステージで試してみるといいですよ。
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●ボス戦限定スキルの主動作→【特殊】を活用
ボス戦には専用の【特殊】コマンドが用意されており、この法則を覚えておくとボス戦が安定します。
・使うタイミングはボスの大技モーションの前後
・大技技モーションを見せたら妨害したり、体制を立て直す手段として活用

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駐車場の魔境のボス「サルヴァトール」戦
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初見でヒントをこぼしてくれます

●行き詰ったらハルカさん
ゲーム上の進行や難易度で詰まったときは、ハルカさんに話しかけてみてください。
全滅した場合はステージの攻略法を教えてくれます。
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●期間限定イベントの心の欠片探索
とある期間限定イベントの心の欠片探索は、画面左上のコンパスを頼りにしてみましょう。
方向と距離をあらわしてくれます。
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●使い魔避けイベント
後半には、使い魔の視界に入らないようにしながら進む、ミニゲームがあります。
苦手な方はなかなかクリアできないかもしれません。
AA1_97.jpg
これ実はContinue(リトライ)を繰り返すと、使い魔の数が減り難易度が下がります。
根気ってすばらしい。

●装備品は定期的に見直し
ステージごとに拾える装備品のランクが変わります。
新しいステージをある程度探索したら、装備品を見直してみましょう。
AA1_98.jpg
性能が大きく上がる装備を拾っていたりします

●活力は50%以上をキープ
活力が50%未満になると回復量が落ちることから、難度が上がります。
50%以上:HP5%回復、MP10%回復
50%未満:HP3%回復、MP5%回復
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活力は魔境フルーツなど果物系アイテムで回復できます。
ステージ後半でバテたらみかんを食べましょう。

●技法書を活用してキャラクター強化
オススメはノゾミのステータスアップです。

タフネス:最大HP+15%アップ
ポーションマスター:アイテム回復効果+50%アップ
武器習熟:物理攻撃力15%アップ
防御習熟:物理防御力15%アップ

スキルはこの二つを取ると安定するようになります。

ブラッドソード:HP吸収攻撃、回復と攻撃を兼ねます。個人的には取得最優先スキル
ヴォーパルブレード:終盤まで使える高火力スキルです

■最後に
エイリアスエイクは創意工夫に溢れていて、プレイする度に発見や楽しみ方に気付かされます。
それは見る角度、プレイしている時の感性によって発見ポイントが違うからなのでしょうね。
どこから見ても隙がなく作りこまれています。

今回書いたのはその気付きの一端でしかなく、これでも結構な文量を削っています。
全部書き出すなら、数記事に分けて考察編、攻略編(前/後編)としないと収まらないくらい。

コミック、小説、どのメディアにアウトプットされても輝くだろうなと思っています。
また今後のご活躍で、そういう展開になったらいいなと作品ファン的に願わずにはいられません。

と以上、2017年度版のエイリアスエイクさん紹介記事でした。

■おまけ
期間限定で読むことが出来るメッセージ。

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オープニングの夜10時の家だけで読むことが出来るテキスト

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とあるイベントで操作キャラがハルカさんの間だけ

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スキルにメイクアップ持ち、アリアドネの糸という設定……芸の細かさがここに