棋力向上を目指す詰将棋ブログ

今日の棋王戦予選決勝、藤井聡太四段ー澤田真吾六段の一局はすさまじかったですね！！

藤井四段が苦しい将棋をものにして、デビュー以来の連勝を２０に伸ばしました。




図は先手の藤井さんが必死をかけられて負けとみられていた局面です。

しかしここから驚異的な粘りで大逆転勝利をおさめましたね。羽生さんも若い頃に羽生マジックと呼ばれる終盤術を見せましたが、藤井さんにも同じような空気を感じますね。

相手の澤田さんは今季７戦全勝と絶好調で王位挑戦まであと１勝に迫っている強豪の若手です。その相手に勝てたのは大きいです。

他を圧倒する読みの速さと正確性、そして最後まで諦めない根性を１４歳にして兼ね備えている感じがしますね。とてつもない新人が現れたものです。


さて、いまだに無敗が続いているのですが、これまでのデビューからの連勝記録は松本佳介さんと近藤正和さんの１０連勝が最高でした。

今回、藤井さんは２０連勝ですから歴代の記録を２倍にまで更新している訳で、このことからも２０連勝がいかに価値の高い記録であるかがわかりますね。

連勝記録が継続されたことで藤井フィーバーもまだまだ続きそうですね。