アフィリエイト広告を利用しています
詰将棋を解く

まずは1手詰めから

3手詰めを解く

5手詰めを解く

7手詰めを解く

9手詰めを解く

さまざまな詰め将棋を解く


詰将棋について

詰将棋のルール

詰将棋の用語


プロフィール

profile画像.png

みなさん初めまして、将棋歴数十年のゆうすけと申します。

普段は主にネットで対局しています。棋力は四段で、横歩取りや角換わりをよく指している居飛車党です。

このブログを通じて、みなさんといっしょに楽しみながら棋力向上をしていけたらと思っています。


カテゴリーアーカイブ
最新記事
当ブログについて

当ブログはリンクフリーです。転載についてはご遠慮ください。

このブログについて

広告

posted by fanblog

2017年09月22日

玉は下段に落とせ

詰将棋が解けるようになるために役立つ、詰みの手筋についてまとめていきたいと思います。

今回紹介するのは「玉は下段に落とせ」です。寄せの基本ともいえる格言の1つですよね。


盤の隅に追い詰めると詰ましやすくなる


詰ましやすさは敵玉の位置によって大きく変わってきます。まずは図を見てください。


gedan001.png5五にいる玉は8か所全てに動くことが可能です。したがって攻める側からすると全ての逃げ道をふさがなくてはならず、大量の駒がないと詰ますことができないのです。


gedan002.png5一にいる玉は後ろが壁になっており、5か所にしか動くことができません。5五にいるときよりも逃げ道が少なくなっており、それだけ詰ましやすくなっているのです。


gedan003.png1一にいる玉は3か所しか動くことができませんので、非常に危険なポジションといえるでしょう。攻め方は楽に詰ますことが可能です。


逃げ道が少ないほうが、攻める側からすると少ない駒数で簡単に詰ますことができますよね。玉を隅に追い詰めるというのはそれだけ有効なのです。


下段の玉が一番詰ましやすい


次に、駒の性能という観点から考えてみます。図は小駒の動ける範囲を示しています。

gedan004.png図のように、金と銀はそれぞれ斜め後ろと真後ろに動けないという欠点を抱えています。桂香歩に至っては後ろに下がることが一切できません。


将棋の駒の性能は基本的に、前には進みやすく、後ろには戻りづらいという特徴になっています。

それだけに相手玉が自陣に入ってくると自分の駒が役立たなくなり、詰ますのが困難になってしまいます。

なので5一にいる玉は詰ましやすく、5九にいる玉は詰ましづらいということになります。相手玉をいかに下段に落とすかが大事ですね。


玉を下段に落とす詰め将棋


それでは例題として詰め将棋を3問ほど出題していきます。

第1問


第2問


第3問


第1問解答 ▲6一飛成 △同玉 ▲6二金 まで
第2問解答 ▲1一角成 △同玉 ▲1三飛成 △1二合 ▲2三桂 まで
第3問解答 ▲2一飛 △同玉 ▲2三飛成 △同金 ▲3二金 まで


いかがだったでしょうか。玉を下段に落とすことで、詰ましやすくなるということが感覚的に理解できたのではないでしょうか。

この格言は実戦でも大変役立つので、終盤戦では必ず意識するようにしたいですね。


posted by Yuusuke at 18:00 | (カテゴリなし)
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。