春は、必ずくる

今日は雨。
こうやってだんだん冬に近づいていくんだね。

一年の早さ
しみじみ感じます。

施設にはいった爺さんは
毎日どんな気持ちで過ごしているのかなー

そんな事を思わせる
感傷的な気持ちにさせる

雨の日って不思議な日です。

家にいる時は
いちいち気に障る爺さんだったけど

いなくなると
かわいそうに思ってしまうおかしな心模様です。

「同情したらダメだよ」
娘さんが言った言葉です。

きっと　娘さんの方が
ずっと爺さんのことをあわれに思っていたはずなのに。。。

私のことを思ってかけてくれた言葉に違いない。
その心遣いも何だかとても悲しいのです。

年を取るって悲しい。
人生の終盤が家から追い出されるようなーーー。

そうしたのは家族である私たち。

どんな選択にも正解はないのかも知れないけど
やっぱり人として間違っていたのではないだろうか。

自問自答の日々です。

だからって家に呼び戻すこともためらいがあるし。

「これでよかったんだよ」
「仕方なかったんだよ」

自分に言い聞かせ、納得させようとしている。
そんな自分自身の醜さが嫌になってしまったり。。。

だからまだ爺さんに面会に行けません。




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