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バッティングセンターでも身につく重要な技術2 バントができるは野球人の作法

バッティングセンターでも身につく重要な技術2
バントができるは野球人の作法

前回、バッティングセンターでも身につく重要な技術1 
右打ちはチームバッティングのためだけではない
でも述べましたが、
バッティングは難しいという前提条件を、常に念頭に置かなければいけません。

140kmの投手の球を、140kmのスイングで打ち返した場合、
相対速度280kmですので、バットからは280kmの速球に見えますし、
140kmの速球がリリースポイントから捕手ミットに収まるまでの時間は
0.4秒ほどですが、脳が判断して動作に入るまでの時間に0.2秒ほど要しますので、
残り0.2秒で投球の見極めと打つ動作を完了しなければいけません。

こういう数字を聞かされますと、真芯で投球を捉え快音を響かせるのが
奇跡のように思えてきます。しかも、最近は聞き慣れない横文字の変化球
多数で、剛速球投手かつ変化球投手が、一流投手の基本になってきています。

こういった打者にとって厳しい環境が、10回に7回の凡打が許される
背景となっているわけです。

安打が出る確率を3割(30%)としますと、更に確率3割で2連打が出る確率は9%、
一二塁となって、更に3連打となる3本目が3割で出る確率は2.7%。

送りバント成功の確率を7割としますと、安打で出てバント成功して
一死二塁の確率が21%まで上昇します。そこから安打が出る確率は、
6.3%となりますので、送りバントを挟むことによって、
点が入る確率が、このケースでは2.3倍可能性が高まります。

バントの成功確率7割は、データを取っていませんが、
上の例で言いますと、スイングしませんので構えたバットは
相対速度140kmのままで、後ろ膝を軸に若干引き気味に
合わせますと相対速度を落とすことができます。
更に、0.2秒の対応時間を投球の見極めにフルに使うことができます。
ですので、安打を打つ確率より、バント成功の確率が圧倒的に
高くなります。

私は、小中高と1年生から常にクリーンアップを打っていましたし、
大学では意外性の下位打者でしたので、バントの重要性は
特に意識しないで過ごしましたが、社会人時代に神戸に移籍して
企業チームの一線級の好投手を目の当たりにして、
「これは、易々とは打てない」と、実感したわけです。

そこから、バントと右打ちで、打てなくともチームの勝ちに
貢献できる技術を身に付けなければならないと、
自然と思うようになりました。

バントは一死を献上する捨て身の作戦ですので、
必ず決めなくてはなりません。失敗して無駄死にとなりますと、
ベンチの士気が下がります。帰ってきた時のドンヨリした
雰囲気は絶対に味わいたくないですよね。

しかも、試合終盤の1点を争うもつれたゲームでは、
バント失敗が命取りとなって試合に負けます。
A級戦犯となります。

バントができるか、できないかで、勝敗をわけるわけですから、
「バントができるは野球人の作法」として、普段から
きっちり練習しておかなければいけません。

バッティングセンターでバントの練習は、慣れていないと
シュールに感じるかもしれませんが、野球人として
バントのその重要性を考慮しますと、小さなことです。
地道な単純動作の繰り返しが、技術の土台を築き上げます。

近大付属で2番を打っていた、クラブ時代の同級生で、
企業戦でもガンガン放り込んでいた、好選手が、
「バントうまいなー」と感心してくれたことがありましたが、
まさしく、バッティングセンターで鍛えたおかげです。(笑)

「野球人の作法」是非身に付けておきましょう。









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