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IPOの基本のキホン・その8〔「PER」とは?〕

◆IPOの基本のキホン・その8〔「PER」とは?〕


IPOの初値予想などにもよく出てくる株式用語、PER。


「PER」とは?

Price earnings ratioの略で、

日本語では、株価収益率といいます。

企業の株価が、EPS(1株当たり利益)の何倍の値段がついているかをみて、

割安なのか割高なのかを判断する指標です。


PER(株価収益率)は下記の計算式でもとめられます。

PER=株価÷1株益(EPS)です。

※1株益(EPS)=当期純利益÷発行済株数

※株価はIPOの場合は、ブックビル仮条件の上限の価格が基本だと思います。


自分でEPSを計算するのが面倒な、新人IPOは・・・

トレーダーズ・ウェブのIPO銘柄詳細に載ってるEPSを使わせて頂いています。

〔例・ベクトル  EPSは、(連結見込 ) 2012.2  EPS 81.28

連結決算のある企業ならば連結の数字が基本みたいです。


例・ベクトル ブックビル仮条件の上限1000円÷81.28=12.303・・・

PERは、約12.3倍となります。


PERには、

前期の確定したEPSを用いて計算する「実績PER」

当期の予想されるEPSを用いて計算する「予想PER」があり、

アメリカでは実績PERが重視される傾向にあるそうですが、

日本では予想PERが重視される傾向にあるようです。


一般的には、

PERが高い=人気が高い。 企業価値以上に買われている可能性がある。

PERが低い=人気が低い。 企業価値以下で評価されている可能性がある。

といわれますが・・・


IPOの場合は同業他社のPERと比較してみるのが一番いいのではないでしょうか。


PERが高い場合は人気があるIPO、強気、割高設定など・・・

PERが低い場合は人気がないIPO、弱気、割安設定のため公開価格割れリスクが少ないなど・・・


色々と考えてブックビルディングに参加をするか決めたり、

初値予想をするのも楽しいと思います。



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IPOの基本のキホン・その7〔「ベンチャーキャピタル」VCとは?〕

◆IPOの基本のキホン・その7〔「ベンチャーキャピタル」VCとは?〕


「VC(ブイ・シー)」とは?

「Venture Capital」の略称です。

ベンチャーキャピタル(以後VC)とは主に未上場企業に対して投資を行う、投資会社(投資ファンド)の事です。

彼ら(VC)は、資金を投下するのと同時に、

経営コンサルティングを行い、投資先企業のバリューアップを図り、

投資した企業を上場(株式公開)させたり、

他のファンド等に転売してキャピタルゲインを得るのが目的と言われています。


売却してキャピタルゲイン〔価格変動における利益のこと〕を得る事が目的

と言われていますので、IPO投資家としては注意が必要です。


■大株主にVCがいるか?の確認は必ずしましょう。

大株主にVCがいる場合は、そのVCにロックアップが設けられているか確認をしましょう。

もしロックアップが設けられていない場合は注意が必要です。


ロックアップが設けられている場合は、とりあえず安心ですが・・・

ロックアップの期間または、発行価格の〇倍以上で市中売却が可能などのチェックをしておくとさらに安心です。

例、アイスタイル 6ヶ月間。ただし発行価格の2倍以上での市中売却は可能など。

 


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◆IPOの基本のキホン・その6〔「IPOの一般的な流れ」とは?〕

◆IPOの基本のキホン・その6〔「IPOの一般的な流れ」とは?〕


IPOを始めたばかりの方が参考になるように、

今回のIPOの基本のキホン・その6では、「IPOの一般的な流れ」を観て行きましょう。


1 IPO上場承認の発表でスタートです。

ここからIPO上場承認銘柄の情報収集が始まります。

■お気に入りのIPO情報サイトからスケジュールなどをチェックしましょう。

◎トレーダーズウェブ⇒IPOスケジュール

◎株町ネット⇒IPOカレンダー


■IPO有料情報
昔はフィスコのレポートが無料で閲覧できた証券会社〔かざか証券〕のサービスがあったのですが、現在〔2012年〕は閲覧出来なくなってしまいました。

◎フィスコ⇒フィスコIPOナビ

◎トレーダーズウエブ⇒トレーダーズ・プレミアム


◎初値予想分析サイト⇒ドクターIPO


■IPOブログなど⇒新人IPO


2 仮条件決定

仮条件は、主幹事会社によって、新規公開予定の会社の
業績見通し、
類似会社がある場合は類似の会社との株価比較、
機関投資家の意見、
他の幹事証券会社等にヒアリングなどをもとに、
主幹事となった証券会社が発行企業と協議して、妥当な価格帯を算定し仮条件が決定されます。

仮条件の決定で証券会社の残高確認・入金など。

ブックビルディングの申込みをするのかを決めて行きましょう。


3 ブックビルディング期間

ブックビルディング申込みスタート。

取得したいIPOのブックビルディングの申込みをします。


仮条件が決定した後で、投資家の需要調査が行なわれます。
その期間をブックビルディング期間といい、
投資家は「いくらなら買いたいか」という申告をします。

投資家の需要状況を把握することによって、
マーケット動向に即した公開価格を決定が決定します。


4 公開価格の決定

ブックビルディング期間を経て、投資家から集めた需要を積み上げたうえで公開価格が決定します。


公開価格が仮条件のどの位置で決まっているのかを確認しましょう。

上限で決まっていない場合は注意が必要です。


5 当選の確認

ブックビルディングの申込みをした証券会社で、当選の確認をしましょう。


6 購入の申し込み

見事抽選に当選した場合は、目論見書の内容を再度確認し、

購入申込期間内に購入の申込みをしましょう。

また、購入を辞退する場合は辞退の申込みをしましょう。

辞退する場合、証券会社によってはペナルティーが有りますので注意が必要です。


◎購入価格は、ブックビルディング後に決まった「公開価格」になります。


IPO有料情報やIPOブログなどIPO情報サイトで、IPOの初値予想を確認。

IPOブログ⇒新人IPOなど


7 上場日

当選したIPOは上場日より売却ができます。

売却の注文は、上場日の早朝より可能です。

初値の確認。


新人IPO |

新JASDAQ市場「スタンダート」「グロース」のIPO初値は?その2

◆新JASDAQ市場「スタンダート」「グロース」のIPO初値は?その2


「グロース」のIPO初値は?

どんな感じか振り返ってみましょう。


■2011年

3Dマトリクス 7777 JQG 日興

自己組織化ペプチド技術を用いた医療製品の研究開発、製造および販売

仮条件 1900-2100
公開価格 2100
初値 1200
上昇率 -42.9
公開株数 204万8400
売買単位 100
注目度 B


シンバイオ 4582 JQG 三菱

特定疾病領域(がん・血液・自己免疫疾患)における医薬品の開発および商業化

仮条件 460-560
公開価格 560
初値 450
上昇率 -19.6
公開株数 586万5000
売買単位 100
注目度 B


ラクオリア 4579 JQG 大和

医薬品の研究開発および開発化合物などの知的財産の導出

仮条件 1550-1600
公開価格 1600
初値 1480
上昇率 -7.5
公開株数460万
売買単位 100
注目度 B


☆まとめ

■3銘柄が該当しました。

公募値より初値が 【+】  0社

公募値より初値が 【−】  3社

公募値と初値が  【=】  0社

合計3社

上昇率0%です。


■3銘柄ありましたが、すべて公開価格割れです。


■すべて不人気〔2011年〕のバイオ関連IPO

バイオベンチャー特有の赤字IPO案件。

赤字企業でも「グロース上場審査基準」では、
特色ある技術やビジネスモデルを有し、将来の成長可能性に富んだ企業群を対象として審査する点からもグロースからの上場になるのだと思います。


またバイオブームでも起こると期待出来そうですが・・・

苦戦するバイオベンチャーのIPO〔日経バイオテクONLINE〕


■3銘柄とも公開価格が仮条件の上限で決まっていますが、かなり疑ってしまいます。


■現時点〔2012年〕では、ジャスダックグロースのIPOは注意が必要ですね。


◎新JASDAQ市場「スタンダート」は?⇒「スタンダート



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新JASDAQ市場「スタンダート」「グロース」のIPO初値は?

◆新JASDAQ市場「スタンダート」「グロース」のIPO初値は?


IPOの基本のキホン・その5〔「ジャスダック(JASDAQ)」とは?〕で、

平成22年10月12日より新JASDAQ市場では、

「スタンダート」「グロース」2つの市場区分が設けられたのが解かりました。

では、その「スタンダート」と「グロース」では、初値は違うのか?

まずは「スタンダート」から観てみましょう。


■2011年

アイセイ薬局 3170 JQS 大和

調剤薬局およびその他の事業の展開

仮条件 3300-3460
公開価格 3460
初値 3460
上昇率 0.0
公開株数 28万6300
売買単位 100
注目度 B


サンセイランデ 3277 JQS 野村

底地などの権利調整を伴う不動産を中心とした不動産販売事業、
戸建て注文住宅などの建築事業など

仮条件 500-600
公開価格 500
初値 470
上昇率-6.0
公開株数 165万
売買単位 100
注目度 B


ベルグアース 1383 JQS 野村

野菜の接ぎ木苗の生産販売、農業資材などの仕入れ販売など

仮条件 740-940
公開価格 740
初値 780
上昇率 5.4
公開株数 42万4400
売買単位 100
注目度 C


菊池製作 3444 JQS 野村

精密板金技術、各種成形技術、アルミホットダイカスト技術、プレス技術、
機械加工技術などを用いた試作品、金型ならびに量産品の製造

仮条件 1050-1100
公開価格 1100
初値 1150
上昇率 4.5
公開株数 80万5000
売買単位 100
注目度 C


日本管理C 3276 JQS SMフレ

賃貸住宅などの不動産物件のサブリース業務およびその他の付随業務

仮条件 1400-1600
公開価格 1600
初値 1600
上昇率 0.0
公開株数 22万4000
売買単位 100
注目度 C


EPミント 6052 JQS みずほ

臨床試験を実施する医療機関に対する支援およびその他付随業務

仮条件 1400-1500
公開価格 1500
初値 1700
上昇率 13.3
公開株数 28万7500
売買単位 100
注目度 B


ヒトコム 3654 JQS 野村

家電、モバイル製品などの営業・販売業務を一括して受託するアウトソーシング事業、
人材派遣事業など

仮条件 2600-2700
公開価格 2700
初値 2780
上昇率 3.0
公開株数 74万7500
売買単位 100
注目度 B


SEMITEC 6626 JQS 三菱

温度センサーなどの製造、販売

仮条件 1050-1250
公開価格 1250
初値 1210
上昇率 -3.2
公開株数 40万2500
売買単位 100
注目度 B


イートアンド 2882 JQS みずほ

大阪王将を中心とした外食事業のチェーン展開、
および同ブランドを活用した中華総菜を中心とする冷凍食品の製造および販売事業

仮条件 2560-2860
公開価格 2860
初値 2631
上昇率 -8.0
公開株数 34万5000
売買単位 100
注目度 B


ハウスコム 3275 JQS 大和

賃貸建物への入居者の仲介あっせんおよびその他付随業務

仮条件 540-600
公開価格 600
初値 580
上昇率 -3.3
公開株数 80万5000
売買単位 100
注目度 B


ピーエスシー 3649 JQS 野村

医療機関向けソフトウエア製品の企画、開発、
販売およびメンテナンスサービスの提供

仮条件 800-1000
公開価格 1000
初値 1020
上昇率 2.0
公開株数 75万9000
売買単位 100
注目度 C


IRジャパン 6051 JQS 野村

IR・SR活動に専門特化したコンサルティング事業

仮条件 1600-1800
公開価格 1800
初値 1890
上昇率 5.0
公開株数 43万7000
売買単位 100
注目度 B


IDホーム 3274 JQS 三菱

戸建て分譲、マンション分譲、請負工事およびその他付随業務

仮条件 2700-2850
公開価格 2850
初値 1800
上昇率 -36.8
公開株数 92万
売買単位 100
注目度 B


■2010年

1stHD 3644 JQS 大和

法人向け帳票システム・集計レポーティング分野のソフトウエア製品の開発、
販売および保守サービスの提供

仮条件 630-700
公開価格 630
初値 570
上昇率 -9.5
公開株数 1000万
売買単位 100
注目度 B


トランザク 7818 JQS 野村

一般雑貨、エコ雑貨、ヘルスケア雑貨などの企画、製造、販売

仮条件 1300-1700
公開価格 1400
初値 1295
上昇率 -7.5
公開株数 40万2500
売買単位 100
注目度 B


☆まとめ

■15銘柄が該当しました。

公募値より初値が 【+】  6社

公募値より初値が 【−】  7社

公募値と初値が  【=】  2社

合計15社

上昇率40%と低い数字です。


◇次にトレーダーズウェブの銘柄注目度別に観てみると。

◎注目度S

なし

◎注目度A

なし

◎注目度B

公募値より初値が 【+】  3社

公募値より初値が 【−】  7社

公募値と初値が  【=】  1社

合計11社

上昇率27.27%です。


◎注目度C

公募値より初値が 【+】  3社

公募値より初値が 【−】  0社

公募値と初値が  【=】  1社

合計4社

上昇率75%です。


◎公開価格が仮条件の上限で決まらなかったIPO案件は、

注目度Bは、3銘柄該当。すべて公開価格割れです。

注目度Cは、1銘柄(ベルグアース 1383)公開価格を5%ほどプラスです。


※公開価格が仮条件の上限で決まらなかった場合は注意が必要ですね。


◎今年最初のIPOマックスバリュ九州の主幹事、野村證券に絞って見てみると

■7銘柄が該当しました。

公募値より初値が 【+】  5社

公募値より初値が 【−】  2社

公募値と初値が  【=】  0社

合計7社

上昇率勝率は71.42%と良い数字です。


■さらにトレーダーズウェブの銘柄注目度別に観てみると。

◎注目度S、注目度A

なし

◎注目度B

公募値より初値が 【+】  2社

公募値より初値が 【−】  2社

公募値と初値が  【=】  0社

合計4社

上昇率50%です。


◎注目度C

公募値より初値が 【+】  3社

公募値より初値が 【−】  0社

公募値と初値が  【=】  0社

合計3社

上昇率100%です。

なんと注目度Cですが公開価格割れが無しです。

ただし初値の上昇率は低いです。


■野村証券が主幹事の場合は狙って行けるのでは?ないでしょうか。


■新JASDAQ市場「スタンダート」ですが、

公開価格割れも多く、初値の上昇率も低いようで、

IPOとしてはあまり妙味がないように感じてしまいました。


◎新JASDAQ市場「グロース」のIPO初値は?⇒「グロース



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IPOの基本のキホン・その5〔「ジャスダック(JASDAQ)」とは?〕

◆IPOの基本のキホン・その5〔「ジャスダック(JASDAQ)」とは?〕

今年(2012年)最初のIPOになった、

マックスバリュ九州〔3171〕JASDAQスタンダード。

ジャスダック(JASDAQ)スタンダードとは?どんな市場なの?

そこで、IPOの基本のキホン・その5は「ジャスダック(JASDAQ)」とは?

を観ていきましょう。


ジャスダック(JASDAQ)

正式名称は「ジャスダック証券取引所」

元々は平成3年11月に導入された「株式店頭市場機械化システム」を指し、

英文名称の"Japan Securities Dealers Association Quotation System"
の頭文字に由来して、「JASDAQ」です。


■平成22年10月12日付で、

「JASDAQ市場」(以下「新JASDAQ市場」といいます。)が新たに開設されました。


新JASDAQ市場では、2つの市場区分を設け

◎一定の事業規模と実績を有し,事業の拡大が見込まれる企業群を対象とした
⇒「スタンダート」

◎特色ある技術やビジネスモデルを有し,将来の成長可能性に富んだ企業群を対象とした。
⇒「グロース」


◎ヘラクレス・スタンダード及びJASDAQ市場に上場している場合は
⇒「スタンダード」へ

◎ヘラクレス・グロース及びNEO市場に上場している場合は
⇒「グロース」へ

大阪証券取引所ニュース参考


■アジア最大の新興市場となっています。

■上場審査基準も「スタンダード」と「グロース」で違います。

大阪証券取引所参考⇒上場審査基準


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◆IPOの基本のキホン・その4〔「オーバーアロットメント」とは?〕

◆IPOの基本のキホン・その4〔「オーバーアロットメント」とは?〕


IPO上場承認後に必ず見るIPOスケジュールまたはカレンダー。

そして絶対に目を通すIPO銘柄詳細または概要などに出てくる用語。「オーバーアロットメント」

IPOのニュースなどにもよく出てくる言葉ですので、今回は「オーバーアロットメント」を観てみましょう。


オーバーアロットメントとは?

■オーバーアロットメント(Over allotment)は、
「over(オーバー)=超過する」、「allotment(アロットメント)=割り当て」を意味し、企業が公募・売出しを実施する際において、公募・売出しの数量を超える需要があった場合に、主幹事証券会社が対象企業の株主等から一時的に株券を借りて、公募・売出しと同じ条件で追加的に投資家に販売することを言います。


価格が上がりすぎるなどの、流通市場での需給環境の悪化を防止するのが目的です。

オーバーアロットメントが可能な数量は、本来の公募・売出し数量の15%が上限となっています。〔東証・用語集参考


■仮に株価が発行価格を上回っている時には、さらに多くの株式を発行してもらうことによって、より多くの資金を調達するようにします。

株価が上がり過ぎると⇒「冷やし玉」⇒グリーンシューオプションの行使で、株券を借り入れた先へ返却。


■仮に株価が発行価格を下回っている時には、株式市場からその企業の株式を買い付ける

株価が下がり過ぎると⇒「下支え」⇒シンジケートカバー取引で、株券を借り入れた先へ返却。



◎グリーンシューオプション
オーバーアロットメントにより主幹事証券会社が投資家に販売した株券を借入先へ返却するに当たっての株券の調達方法の1つです。

販売後の市場価格が引受価額よりも高く推移している場合、主幹事証券会社は市場で株券を調達すると割高になってしまいますので、そのような場合、引受価額で株券を調達できるコールオプションを権利行使し、引受価額で株券を調達した上で借入先の株主に株券を返却することとなりますが、この引受価額で株券を調達できるコールオプションのことをグリーンシューオプションと言います。〔東証・用語集より



◎シンジケートカバー取引
オーバーアロットメントにより主幹事証券会社が投資家に販売した株券を借入先へ返却するに当たっての株券の調達方法の1つです。

販売後の市場価格が引受価額よりも低く推移している場合、主幹事証券会社は市場で株券を割安に調達できますので、グリーンシューオプションの権利を行使する必要はなく、市場で株券を買付けて必要数量を調達しますが、その際の市場での買付けのことをシンジケートカバー取引といいます。〔東証・用語集より



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IPOの基本のキホン・その3〔「ロックアップ」とは?〕

◆IPOの基本のキホン・その3〔「ロックアップ」とは?〕


「売出し」とは?のなかで出てきた用語。ロックアップ。

売出しによって大株主などが株を売却して利益を得ることができる。
※そこでIPOの場合では、上場前の段階で既に株をもっている、「会社役員・大株主・ベンチャーキャピタルなど」に対して、ロックアップと呼ばれる自主規制がかけられて要るかどうかの確認が大切になります。

では、

◆ロックアップとは?


■上場前の段階で既に株をもっている、「会社役員、大株主、ベンチャーキャピタルなど」が、上場後の一定期間は、持株を市場で売却しないことを約束する制度です。

■ロックアップの期間はだいたい6ヶ月(180日)とすることが一般的です。

■ロックアップを設ける場合には、その内容や期間等が目論見書に記載されます。


◎ロックアップの目的ですが、上場直後に大株主などが、集中的に大量の株式を売却することによって株価がすぐに下がってしまうことを抑えるのが目的です。

市場に出回る株式の数を調整して需給バランスをとるわけです。


◆IPOにより新たに株式を取得した一般の投資家に、

不利にならないようにロックアップと呼ばれる自主規制があるわけですから、

売出しのあるIPOのブックビルディングの申し込み前には、

必ずロックアップがかかって要るのか確認が必要です。



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IPOの基本のキホン・その2〔「公募」「売出し」「公開株数」とは?〕

◆IPOの基本のキホン・その2〔「公募」「売出し」「公開株数」とは?〕


■前回のIPOとは?の説明で出てきた用語で

「公募」

「売出し」

「公開株数」と言うのがありました。

◎前回の「IPOとは?」の確認はこちら⇒IPOとは?


■この「公募」「売出し」「公開株数」は、

IPO投資をする上でよく見かける用語ですので

どんな意味があるのか簡単に見て行きましょう。


◆「公募」とは?

不特定多数の投資家に対し、新たに発行される有価証券(新株発行)によって、新しく株主を募集することをいいます。

これを通常は「公募」と呼んでいます。

この時の株の価格を「公募価額」といいます。

不特定多数の投資家とは、50名以上の者を相手方とする場合をいいます。


50人未満の投資家または適格機関投資家を対象に取得の申し込みを勧誘することを⇒私募(しぼ)といいます。



◆「売出し」とは?


不特定多数の投資家に対して、既に発行されている有価証券(大株主の保有株など)を投資家に対して売出すことです。

不特定多数とは50人以上の者を相手方として行うものである。(均一の条件)


■売出しの目的

売出しの目的は会社側の資金調達ではありません。

売出しによって資金を得るのは、会社側ではなく大株主です。


ではどんな目的があるのでしょうか。

大株主の株式を一般投資家に売出すことで、市場の株式の流動性を高めることができる。

会社側は上場基準(市場別上場基準)を満たすために個人投資家の株主数を増やす目的がある。

大株主などが株を売却して利益を得ることができる。
※そこでIPOの場合では、上場前の段階で既に株をもっている、「会社役員・大株主・ベンチャーキャピタルなど」に対して、ロックアップと呼ばれる自主規制がかけられて要るかどうかの確認が大切になります。

ロックアップについては次回。

■売出しは、既に発行されている大株主の保有株が売りに出されるわけで、

新たに株を発行するわけではないので発行済み株式数は変わりません。


公開株数とは?

「公募」株式数+「売出し」株式数=公開株数です。

IPOでは、公開株数が少ないほうが好需給ということになります。



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IPOの基本のキホン・その1〔IPOとは?〕

◆IPOの基本のキホン・その1〔IPOとは?〕

ニュースなどでも、今年のIPOは去年〔2011年〕に比べて件数が増えそうと報じています。

◎日本のIPO、今年は回復基調へ 件数は38%増の50件予想
〔ロイター〕


◎IPO件数の増加に伴い、今年から新たにIPO(新規公開株)投資に参加する方が増えてきそうですね。

そこで今年からIPOを始める人が、IPOの事が少しでも理解できるよに、

IPOの基本のキホンを一緒に観て行きましょう。


まず・・・

◆そもそも『IPOとは?』

■IPOとは「Initial(最初の)Public(公開の)Offering(売り物)」の略で、

株式会社において、オーナーやその家族など少数の特定株主のみが株式を保有して株式の自由な流通ができない状態から、不特定多数の投資家が参加する市場〔証券取引所〕で株式の売買が行われるように、市場に新たに株式を供給すること。

通常、IPOによって株主を一定数以上増やすことが株式の上場条件に含まれている。

■以前からの株主に保有されている株式を市場に放出する「売出し」と、新たに株券を発行して市場から新規に資金を調達する「公募」があるが、通常の新規公開においてはこの両方が同時に行われることが多い。

実施に当たっては、発行会社は目論見書などの報告書を作り、上場先の市場へ提出しなければならない。これらは募集の際に、投資家へ公開される。

(野村證券 証券用語解説集より)



■少し簡単には・・・

未上場企業が、新規に株式を証券取引所に上場し、投資家に株式を取得させることを言うそうです。

株式上場に際し、通常は新たに株式が「公募」されたり、

上場前に株主が保有している株式が「売出し」されたりします。

これら株式を証券会社を通じて投資家へ配分することをIPOといいます


◇この「公募」+「売出し」が公開株数になります。


■企業にとっては上場することにより、

直接金融市場から広く資金調達することが可能となる。

上場することで知名度が上がる。

社会的な信用を高めることができる。

といったメリットがあるようです。

〔カブドットコム証券・新規公開株IPOより〕



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