アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

◆IPOの基本のキホン・その4〔「オーバーアロットメント」とは?〕

◆IPOの基本のキホン・その4〔「オーバーアロットメント」とは?〕


IPO上場承認後に必ず見るIPOスケジュールまたはカレンダー。

そして絶対に目を通すIPO銘柄詳細または概要などに出てくる用語。「オーバーアロットメント」

IPOのニュースなどにもよく出てくる言葉ですので、今回は「オーバーアロットメント」を観てみましょう。


オーバーアロットメントとは?

■オーバーアロットメント(Over allotment)は、
「over(オーバー)=超過する」、「allotment(アロットメント)=割り当て」を意味し、企業が公募・売出しを実施する際において、公募・売出しの数量を超える需要があった場合に、主幹事証券会社が対象企業の株主等から一時的に株券を借りて、公募・売出しと同じ条件で追加的に投資家に販売することを言います。


価格が上がりすぎるなどの、流通市場での需給環境の悪化を防止するのが目的です。

オーバーアロットメントが可能な数量は、本来の公募・売出し数量の15%が上限となっています。〔東証・用語集参考


■仮に株価が発行価格を上回っている時には、さらに多くの株式を発行してもらうことによって、より多くの資金を調達するようにします。

株価が上がり過ぎると⇒「冷やし玉」⇒グリーンシューオプションの行使で、株券を借り入れた先へ返却。


■仮に株価が発行価格を下回っている時には、株式市場からその企業の株式を買い付ける

株価が下がり過ぎると⇒「下支え」⇒シンジケートカバー取引で、株券を借り入れた先へ返却。



◎グリーンシューオプション
オーバーアロットメントにより主幹事証券会社が投資家に販売した株券を借入先へ返却するに当たっての株券の調達方法の1つです。

販売後の市場価格が引受価額よりも高く推移している場合、主幹事証券会社は市場で株券を調達すると割高になってしまいますので、そのような場合、引受価額で株券を調達できるコールオプションを権利行使し、引受価額で株券を調達した上で借入先の株主に株券を返却することとなりますが、この引受価額で株券を調達できるコールオプションのことをグリーンシューオプションと言います。〔東証・用語集より



◎シンジケートカバー取引
オーバーアロットメントにより主幹事証券会社が投資家に販売した株券を借入先へ返却するに当たっての株券の調達方法の1つです。

販売後の市場価格が引受価額よりも低く推移している場合、主幹事証券会社は市場で株券を割安に調達できますので、グリーンシューオプションの権利を行使する必要はなく、市場で株券を買付けて必要数量を調達しますが、その際の市場での買付けのことをシンジケートカバー取引といいます。〔東証・用語集より



新人IPO |

この記事へのコメント

   
カテゴリアーカイブ
メルマガ購読・解除
 
IPOリンク集
最新記事
       【お知らせ お断り】   記載された情報は正確さを保証するものではありません。投資は自己責任でお願いします。当ブログ内の情報によって生じた損害については一切の責任を負いませんのでご了承願います。※リンクフリーです、管理人への連絡は不要です。 . 【ランキング】 にほんブログ村 株ブログ IPO・新規公開株へ
にほんブログ村
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。