2017年06月23日
投資ヒストリー 積立投資(投資信託)編A。
前回の続きで、具体的な積立投資の内容(当初)についてです。
「(当初)」と書いたのは、何度か内容を見直しているからです。純粋にポートフォリオを見直した場合もありますが、私は確定拠出年金分と全体でポートフォリオを考えているため、転職に伴い見直さざるを得なかったと場合の方が多いですね。
さて、前提として私は、国内株式・先進国株式・新興国株式・先進国債権・新興国債権・国内REIT・海外REITの各カテゴリーのうち、信託報酬の低廉なパッシブ型投資信託に分散投資をしていくことを基本方針としています。
ただ、たった2年ちょっと前の話なのですが、当時はそれほど各カテゴリーで信託報酬が低い商品がありませんでした。それぞれのカテゴリーで一番低いものを集めても0.3〜0.6%台でした。今でしたら、0.2%を切るものから0.3%台くらいで全て揃いますので、驚くべき進化ですね。良い傾向です!
そんな事情から、特に個別では信託報酬の高い(0.6%台)新興国株式や新興国債権に単体で投資するものより、バランス型ファンド(0.4〜0.5%台)を組み合わせた方がトータルの信託報酬が低くなると考えました。その結果出来上がった当初ポートフォリオは以下の通りです。
●世界経済インデックスF(株式シフト型) 25%
●ダイワ・ライフ・バランス50(※1) 25%
●ニッセイ外国株式インデックス・ファンド 15%
●セゾン バンガード・グローバルバランスF 15%
●ニッセイ日経225インデックス・ファンド 10%
●ニッセイ Jリートインデックスファンド 5%
●ニッセイ Gリートインデックスファンド 5%
(※1 確定拠出年金にて投資)
加重平均した信託報酬は0.46%でしたので、当時の水準で言えば悪くないと思います。また、こちらを踏まえた各アセットクラスの割合は以下の通りになります。
◆国内株式 20%
◆先進国株式 36%
◆新興国株式 8%
◆国内債権 12% ※欲しくないけど入ってしまう。
◆先進国債権 12%
◆新興国債権 2%
◆J-REIT 5%
◆海外REIT 5%
正直言って、この辺りの割合は今見直すと相当テキトーですね(笑)
また、普通よりREITの割合が高いのは私が不動産ファンド会社に勤務しており、動向をみるという意味合いも含まれているためです。
ただ、この方法には2つ大きな問題点がありました。
@国内債券が含まれてしまう。
Aリバランスができない。
@について、国内債券に投資するくらいなら現金で持っておいた方がマシ、という考えのため問題です。しかしながら、バランス型で国内債券を含んでいない商品は見当たりませんでした。
Aについては、より大きな問題です。「リバランス」とは各アセットクラスの「相場変動で変化した投資配分の比率を調整する」ことで、半年〜1年に1回の割合で見直しを掛ける方が多いのではないかと思います。
具体的な例として、先進国株式が上がり、先進国債権が下がり、他は全て一定だったとします。この場合、先進国株式を売り、先進国債権を買います。すると、アセットクラスの割合を一定に保てると共に、高く売って安く買うことができます。
これが私のやり方では、先進国債権単体で投資している商品がないため、個別に買ったり売ったりすることができず、バランス調整が非常に困難です。
(そもそも、アセットクラス毎の割合の決め方がテキトーだったのも問題なのですが。)
ただ、積立投資の場合、一度初めてしまうと切り替えるタイミングが難しいので、しばらくこのまま引っ張りました。次にどのように変更していったかについては、また次回に。
「(当初)」と書いたのは、何度か内容を見直しているからです。純粋にポートフォリオを見直した場合もありますが、私は確定拠出年金分と全体でポートフォリオを考えているため、転職に伴い見直さざるを得なかったと場合の方が多いですね。
さて、前提として私は、国内株式・先進国株式・新興国株式・先進国債権・新興国債権・国内REIT・海外REITの各カテゴリーのうち、信託報酬の低廉なパッシブ型投資信託に分散投資をしていくことを基本方針としています。
ただ、たった2年ちょっと前の話なのですが、当時はそれほど各カテゴリーで信託報酬が低い商品がありませんでした。それぞれのカテゴリーで一番低いものを集めても0.3〜0.6%台でした。今でしたら、0.2%を切るものから0.3%台くらいで全て揃いますので、驚くべき進化ですね。良い傾向です!
そんな事情から、特に個別では信託報酬の高い(0.6%台)新興国株式や新興国債権に単体で投資するものより、バランス型ファンド(0.4〜0.5%台)を組み合わせた方がトータルの信託報酬が低くなると考えました。その結果出来上がった当初ポートフォリオは以下の通りです。
●世界経済インデックスF(株式シフト型) 25%
●ダイワ・ライフ・バランス50(※1) 25%
●ニッセイ外国株式インデックス・ファンド 15%
●セゾン バンガード・グローバルバランスF 15%
●ニッセイ日経225インデックス・ファンド 10%
●ニッセイ Jリートインデックスファンド 5%
●ニッセイ Gリートインデックスファンド 5%
(※1 確定拠出年金にて投資)
加重平均した信託報酬は0.46%でしたので、当時の水準で言えば悪くないと思います。また、こちらを踏まえた各アセットクラスの割合は以下の通りになります。
◆国内株式 20%
◆先進国株式 36%
◆新興国株式 8%
◆国内債権 12% ※欲しくないけど入ってしまう。
◆先進国債権 12%
◆新興国債権 2%
◆J-REIT 5%
◆海外REIT 5%
正直言って、この辺りの割合は今見直すと相当テキトーですね(笑)
また、普通よりREITの割合が高いのは私が不動産ファンド会社に勤務しており、動向をみるという意味合いも含まれているためです。
ただ、この方法には2つ大きな問題点がありました。
@国内債券が含まれてしまう。
Aリバランスができない。
@について、国内債券に投資するくらいなら現金で持っておいた方がマシ、という考えのため問題です。しかしながら、バランス型で国内債券を含んでいない商品は見当たりませんでした。
Aについては、より大きな問題です。「リバランス」とは各アセットクラスの「相場変動で変化した投資配分の比率を調整する」ことで、半年〜1年に1回の割合で見直しを掛ける方が多いのではないかと思います。
具体的な例として、先進国株式が上がり、先進国債権が下がり、他は全て一定だったとします。この場合、先進国株式を売り、先進国債権を買います。すると、アセットクラスの割合を一定に保てると共に、高く売って安く買うことができます。
これが私のやり方では、先進国債権単体で投資している商品がないため、個別に買ったり売ったりすることができず、バランス調整が非常に困難です。
(そもそも、アセットクラス毎の割合の決め方がテキトーだったのも問題なのですが。)
ただ、積立投資の場合、一度初めてしまうと切り替えるタイミングが難しいので、しばらくこのまま引っ張りました。次にどのように変更していったかについては、また次回に。
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