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2010年06月13日
散歩の途中でノスリに遭遇
ノスリって何?という人が多数派だと思いますが、
ノスリとは、動物界脊索動物門鳥綱タカ目タカ科ノスリ属亜種ノスリ。

要するに、鳥類の一種、タカの仲間です。

2008年12月13日 福島潟にて。

私のサイト「杉の森広場へようこそ」の「ノスリ」でも、ご紹介してますので、
興味のある方は、参照してみてくださいね。

そのノスリですが、私のフィールドの福島潟では、秋冬の時期によく観察できます。

ノスリ以外でも、獲物の多い福島潟で過ごす猛禽類は多いのですが、
繁殖期は縄張りを作り、巣を作るための大木や断崖が近くにないからか、
ほとんどの種類がいなくなります。

トビは通年、ミサゴは冬場より夏場見かけるという例外もあります。)

福島潟で冬場に見られるオオタカは、海岸の松林で繁殖しているし、
ハヤブサも笹川流れの断崖や県庁なんかでも繁殖しています。
(※ 福島潟に来ている個体というわけではありません。)

ノスリは、県内ではどういうところで繁殖しているんだろう??

テレビやWeb、本などで、
『平地から亜高山の林、里山の大木や断崖で繁殖する…』
と、情報としては知ってても、
「県内では?里山というなら、この近辺でも繁殖してるの??見たことないなぁ。」
と、ちょこっと気にかかっていたんです。

前置きが長くて、ごめんなさい。(;^ω^A

昨日は、息子のたー(2歳9ヶ月)が遅い昼寝から起きて、
娘のるー(1歳5ヶ月)がまだ熟睡してたので、
義母に娘をお願いして、散歩とお買い物を兼ねて、夕方4時頃、息子とお出かけしました。

バギーに息子が乗りたがったので、バギーを押して、のんびりお散歩。

お店で買い物を済ませて、帰り道は、遠回りでも、交通量の少ない道を通って行きました。

嫁に来て4年になろうかというところですが、あんまり近所を歩いたことがなくて、
特に裏道は、私にとってもまだ見慣れぬ景色。

帰りもゆっくり景色を眺め、息子のたーと
「花がいっぱい咲いてるね!」
「(たーの大好きな)換気扇が回ってるねぇ」
「田んぼだよ」
なんて話しながら、の〜んびり歩いてると、
白っぽいカラスくらいの大きさの鳥が飛んできて、すぐそばのお宮を囲む樹上にとまりました。

よく見たらノスリ!!

うそ!こんな近くに?!

冬場には、何度もご近所で見ていたけれど、
この6月という繁殖時期に、ここで出会えたのは、なんだかすごく感動でした。

カメラは持ってないし、たーを置いて観察するわけにはいかないので、
感動に浸りつつ、後ろ髪を引かれながらも、通り過ぎ、
うちの田んぼの脇を通ろうと、さらに遠回り。

そうして、我が家の田んぼ近くへ向かって歩いていると、
猛禽が上空に円を描いて飛んでいる…。

トビかと思ったけれど、さっきノスリに出会ったばかりだったので、よ〜く目を凝らして見ると、
こちらに向かって弧を描いて飛んできた時に、白っぽい身体に腹巻模様が見えました。

やっぱりノスリ!!

さっきと同じ個体かどうかはわからないけれど、なんだか追いかけてきてくれたみたいで嬉しいドキドキ小

そのまま目を離せなくて、上を向いたままバギーを押して歩きましたが、
ノスリは、上昇気流に乗ってゆっくり弧を描き、空へ空へと高空を上がっていき、
我が家の田んぼの方角へ滑翔し、建物の陰に入って見えなくなりました。

ここしばらく不思議に思っていた夏場のノスリが、
実は我が家の近くで生活していたということは、本当に嬉しい驚きでした。

自然度の高い我が町。

ずっとこのまま自然が保たれますように。

俄然散歩が魅力的になった出来事でした。








Posted by 杉森 ゆき at 02:00 | 野鳥 | この記事のURL
2009年07月12日
春の庭の訪問者 2009
3月29日 シメ

今春も昨年同様、うちの庭に遊びに来てくれました。

3月30日 ジョウビタキ


渡りの途中で立ち寄ってくれた小鳥たち。
いったいどこまで行くのかな?
道中気をつけて!
また遊びに来てね!

Posted by 杉森 ゆき at 02:52 | 野鳥 | この記事のURL
2008年06月04日
春の庭の訪問者
うちの家庭菜園にて、キジバト

季節を問わず庭によくいて、庭の木に巣も作ったりしています。
この日は、畑をお散歩。
ん?そこは、姑が種を播いたばかりのとこ!
せっかく播いた種、食べちゃダメよ!

柿の木にシメ

シメは、本州では冬鳥なので、渡り前に立ち寄ってくれたみたいです。
よく見ると、イラガの繭を啄ばんでる…。
イラガ…、この辺ではデンキケムシと呼ばれてますが、刺されると痛いんですよね。
ビリビリと電気が走るよう。
うちの庭の木にも、たくさんつく困ったちゃんです。
繭は、白黒模様ですごく硬くて、手で潰そうとしても潰れません。
それをシメが啄ばんでる!
シメの頑丈な嘴なら、きっと繭を壊して中の蛹を食べることができるんでしょう。
調べてみたら、イカルもイラガの繭を啄ばんで中の蛹を食べるんだそう。
うちによく来ているシジュウカラもイラガの幼虫を食べるんだそう。
皆!うちのイラガをた〜んと食べてってね!

ちなみにこの辺では、昔イラガの繭を炙って中の蛹をおやつ代わりに食べたそうです。
虫は、良質の蛋白源だそうですが…、食べてみる気は…無いなぁ。
釣りの餌にもいいそうですが、旦那はいもむしは大嫌いなので、触りたくないんだそう。
刺されると痛いイラガ。
地元のおじいさんのお話によると、刺されたところに、
その刺した本人イラガの毛虫を潰して塗りつけると、治りが早いんだそうです。
これもやってみる気は起こりませんが落ち込み

スズメ

こちらも一年中うちの周りにいます。
姑によると、昔はもっといたそうで、それで周りの虫が少なかったと言っていました。
稲の害鳥と呼ばれることもありますが、
農家でも虫を食べてくれる鳥と認識されてたんだなぁと目からウロコでした。

ハクセキレイ

こちらも一年中うちの周りにいます。
スズメより近くに来ることもあったりして。
どうやらうちの近くで巣を作ってるみたいです。

他にもいろいろ来ていましたが、写真に撮れたものだけご紹介。
皆、また遊びに来てね!

Posted by 杉森 ゆき at 03:19 | 野鳥 | この記事のURL
2008年01月23日
病院からチョウゲンボウ
チョウゲンボウ 新潟市福島潟近郊にて撮影 病室の窓から、ふと外の景色を眺めると…。 ん?あっ、チョウゲンボウ! いつものカラスかと思ったらチョウゲンボウ! こちらに向かって羽ばたいてきて、病院の建物の陰に飛び過ぎていきました。 チョウゲンボウとは、ハヤブサの仲間の鳥です。 ハトくらいの大きさで、ネズミなどの小動物を捕まえて食べます。 そういう獲物を探す時に、 羽ばたきながら空中の一点で静止(ホバリング)して地上を探します。 タカの仲間では、他にノスリとミサゴがホバリングをしますが、 ノスリはカラスくらいのサイズ、ミサゴはトビくらいのサイズで、 シルエットにも見慣れてくると、すぐに見分けられるようになります。 ハヤブサの仲間が飛んでいる時のシルエットは、 下から見上げると翼の先が尖っているように見えます。 チョウゲンボウもハヤブサの仲間なので、同じように見えます。 ハヤブサはカラスくらいの大きさなので、 これも慣れると見分けられるようになります。 後日、写真を貼りますが、小さいながらハヤブサの仲間らしく、 スリムで剽悍な姿です。 チョウゲンボウは町中でも巣を作るので、 ここら辺を飛んでいてもおかしくないんですが、今は冬、 昆虫や蛙や爬虫類などは姿を隠して獲物の少ない季節。 どこで獲物を探しているのだろう? 窓から外を眺めながら、ふと疑問に思いました。 そうして外を眺めると、建物の屋根が雪で白く塗りつぶされてメリハリがつき、 針葉樹常緑樹の緑が目立ってわかりやすく見えています。 商店街は建物の陰に隠れ、家々が密集し、アスファルトの路面が所々見えます。 私の実家もそうなんですが、町中の住宅の庭は、小さい箱庭のような感じ。 木々の緑がポツンポツン…所々顔を出しています。 さらに数は少ないけれど、大きな緑があるところは、寺社の敷地や学校、 カルチャーセンターなど公的施設の緑地です。 中でも寺社の緑が小さな森のように目立ちます。 ずぅっと先の方には、一面雪をかぶった田んぼと、さらにその先に、 港の火力発電所の煙突。 この病室の反対側には、町の後ろに山が見えるという立地です。 遠くに見える田んぼも山も、チョウゲンボウには、一っ飛び。 今は積雪で獲物を探しにくいから、町中に飛んできたのかな? 周辺の大きな緑地は、生きものの気配がありそうです。 商店街の裏通りでは、ネズミを見つけられるのかもしれないな? そんな事を考えてしまいました。 動物が生活するには、食べ物だけでなく、休息場所、逃げ場所が必要です。 チョウゲンボウも例外でなく、 カラスに追い回された時などのために逃げ場所が必要です。 町中では、そういう場所は、あるでしょうか? そう思って見ると、大きな建物の屋根には隠れ場所がありそうです。 電線も休息に留まることができます。 そして、大きな緑地。 ここも休息場所、逃げ場所に良さそうです。 チョウゲンボウは、都市生活には順応しやすいそうだけど、 この町も住み良いかしら? こうして見下ろすと、寺社の緑地は町中に点在する動物たちのシェルター、 またはオアシスみたいに見えるかも。 そういえば、どこかで寺社の杜は、自然の少なくなった今、 野生動物が棲める大切な森っていうようなことを読んだことがあったな…。 南方熊楠が、そういうことを言ってたんだっけ? そんな風に、いろいろと考えさせてくれたチョウゲンボウでした。

Posted by 杉森 ゆき at 00:43 | 野鳥 | この記事のURL
2007年12月01日
オオヒシクイってこんな鳥 3 私とオオヒシクイとの出会い
オオヒシクイってこんな鳥 2 より続きます。
オオヒシクイってこんな鳥 1 からお読み下さい。

福島潟に降りるオオヒシクイの群れ 水の公園福島潟 雁晴れ舎(がんばれしゃ)前

私は小さい頃から生きものは好きだったけれど、
福島潟に行くようになるまで、
このオオヒシクイについて何にも知りませんでした。

でも、小学生の頃に、椋鳩十の「大造じいさんとガン」を読んだり、
テレビアニメで「ニルスのふしぎな旅」を見て、
雁については何となく知っていました。

そして大学の卒業間際、
その年に定年退職される平安時代文学担当の教授の特別講義があって、
講義の内容はほとんど忘れてしまったんですけれど、
教授が東京の都心で歩いている時に、ふと空を見上げたら、
雁が鉤の字になって飛んでいて、
万葉集や新古今集など、短歌でよく詠われている雁が、
現代のしかも都心で飛んでいるなんて!とビックリすると同時に感動して、
我を忘れて街中で「雁よ!雁が飛んでいるわよ!」と
空を見上げて叫んでしまったと話されていました。
その教授は毎日着物で講義される小柄で素敵な女性で、
その教授がそのお着物姿で我を忘れて叫んだということと、
雁がこの現代でもいるのかと思って、
とても印象に残ったお話でした。

高校生のバードウォッチングもしたことのない頃、
福島潟には鳥がたくさんいて、バードウォッチングできるらしい…、
いつか行ってみたいけど、どの辺に行けばいいんだろう…なんて、
ぼんやりと思っていました。

それが大学卒業後Uターンして新潟に戻った頃、
水の公園福島潟ができたと新聞に載って、
車の免許も取れて、運転にようやく慣れてきた頃だったので、
ちょっと行ってみよう…そんな軽い気持ちで遊びに行ったのでした。

水の駅「ビュー福島潟」

水の公園福島潟を管理運営している水の駅「ビュー福島潟」は、
4階から7階までのスペースが、福島潟の博物館的施設です。
(博物館登録はしていないんだそう…)

建築家の青木淳氏の設計で、
4階から6階まで螺旋のスロープで昇っていけるようになっています。

スロープ自体が展示スペースになっていて、
4階で福島潟の成立ち、福島潟に生育する水生植物の模型展示を使っての紹介があって、
映像展示室でオオヒシクイについての解説映像と福島潟の四季の映像、
福島潟中央部に設置された望遠カメラを動かして、
潟の中のライブ映像を見ることができるのですが、
初めて行ったこの時は、スロープを上りながら見れる福島潟の景色に目を奪われて、
映像展示室に気付かずに通り過ぎてしまったんでした。

へ〜、福島潟ってこんなところだったんだ〜。
景色がすごくいいなぁ。
この建物も、このままスロープで上って行けるなんて、おもしろい建物だなぁ。
ふぅ〜ん、オニバス…、こんなでかい植物が生えてるんだ〜。
そんな感じで上って行くと、5階は企画展示室があって、
この時は、福島潟近辺の民具の展示がしてありました。
そこも一通り見て、またスロープを上って行くと、
福島潟にいる野鳥の展示とオオヒシクイの渡りや
潟周辺での行動などについての展示があります。
野鳥の展示といっても剥製ではなく、精巧なバードカービングなので、
生々しい感じがせず、それでいてリアルな感じで、
福島潟に棲む野鳥の様子がわかります。

…!!でかいっ!!
そう…、ちゃんとオオヒシクイのバードカービングもあるのです。
しかも実物大。
そして、そのリアルなこと…。
羽毛の感じもリアルで、それが木製であることにもビックリしました。

オオヒシクイ?こんなでかい鳥が渡って来るのね?
え?この鳥が雁の仲間なの?へぇぇぇぇ〜そうなんだぁ。

初めての福島潟では、本物のオオヒシクイには出会えなかったけれど、
展示だけでもすごい印象的な出会いでした。

その後、福島潟へよく行くようになるのですが、
当時、捕鯨などに対する過激な自然保護運動とかが
テレビや新聞に取り上げられていた頃だったので、
私は自然は好きだったけれど、物もよく知らぬまま、
自然保護運動というものに失望していました。

けれど、水の駅「ビュー福島潟」のレンジャー(ウィキペディアでいうところの自然環境保全に関わる現場職員)さんが、
福島潟の保全について、お客さんに熱く語っているのをたまたま聞く機会があって、
福島潟の自然だけを保護するのではなく、
周辺水田などへの影響や、水害に晒される周辺の人の生活も配慮して
保全をしていくということを聞いて、
目からウロコ、福島潟の職員の皆さんは大きな目で自然保護を捉えているのだと知って、
福島潟がなおさら好きになりました。

私を福島潟に引き寄せるきっかけになったオオヒシクイ。
自然保護に対する無知を解消するきっかけともなったわけで、
とても思い入れのある鳥です。

福島潟では、日が昇る頃に周辺の水田へ出て行く時、
100を越す大きな群れになる時があります。
それが鉤の字になって飛ぶと、ただただ圧倒されます。
早朝のカウント調査のお手伝いをさせてもらうと、
日の出前からスタンバイするので、
飛来数が多くなってくると、カウントが長時間に及ぶので、
厚着をしていても芯から冷えて、鼻水ずるずるになることもしばしばですが、
飛び立ちを見られることと、たまに間近を飛んで、
翼をギシギシと音を立てて羽ばたくのが聞けるので、
寒さも忘れて通ってしまいます。

水田でしばらく食事をすると、潟の中へ戻ってくるのですが、
潟の中での様子は、水の駅「ビュー福島潟」の4階映像展示室で、
潟の中のカメラを自分で操作して、オオヒシクイを見ることができます。
このカメラを使うと、人間の姿がオオヒシクイに見えないので、
警戒されることもなく、自然の姿を見せてもらえます。

顔を泥々にしてマコモの根茎部を掘り返して食べたり、
マコモを引っこ抜くのに力あまってたたらを踏む様子や、
実際にヒシの実をくわえて、嘴でよく噛んで、棘を落として食べる様子、
よその家族とのけんか?とか、
時には氷の上でつるっと転ぶのも見れたりします。

夕暮れ頃には、潟でねぐらをとるオオヒシクイが、みんな戻ってきますが、
周辺のあちこちからハクチョウの白い群れと、
オオヒシクイの茶色い群れが続々と集まってくる様子もただただ見とれてしまいます。

オオヒシクイは、潟の上空に来ると、バラバラと落ちるように急降下することがあります。
これは落雁(らくがん)と呼ばれるのですが、
ワシなどに狙われるのを回避するための行動なのだそうです。
お菓子の落雁は、粉がバラバラ落ちるのが似ているから落雁という名前がついたそうです。
この落雁が見れると、野生を見せられるような感じがして感動します。

私と旦那を引き合わせてくれた、写真の師匠でもある水の駅「ビュー福島潟」の館長さん。
結婚式で、
「オオヒシクイの夫婦は、死ぬまで添い遂げる。
 オオヒシクイのような夫婦になりなさい」
と挨拶してくださいました。

そして、師匠の撮影された、オオヒシクイの飛び立ちの写真(全紙447×550mm)を
額装してプレゼントしてくださいました。

国の天然記念物でもあるオオヒシクイ。
そんな鳥がこんな身近に渡ってくるなんて、最初は思ってもみませんでした。
それが知れば知るほど、見れば見るほど魅力的ではまってしまいました。
絶滅危惧種のオオヒシクイ。
これからも変わらず福島潟に渡ってきてほしい。
願わくは、福島潟以外にも国内で安心して越冬できる場所が増えて、
昔のように普通に俳句に読まれたり絵に描かれるくらい、
飛来数が回復してくれると良いなと思います。
ハクチョウと同じように、うちの裏の田んぼにも来るようになってほしいな。

長くなりました。
魅力的なオオヒシクイ。
機会があったら、ぜひ福島潟へ会いに来てくださいね!

Posted by 杉森 ゆき at 15:14 | 野鳥 | この記事のURL
2007年11月15日
オオヒシクイってこんな鳥 2 越冬地と観察について
「オオヒシクイってこんな鳥 1」からの続きです。 オオヒシクイ 瓢湖にて
オオヒシクイは、福島潟で越冬中、福島潟をねぐらと餌場にして、 日中は周辺の田んぼに食事をしに出かけます。 田んぼでは、稲刈り後に稲株から出た二番穂や落ち籾(もみ)などを食べます。 福島潟内では、イネ科の水生植物マコモや、ヒシの実を食べています。 ヒシクイの名前の由来は、このヒシを食べることから、 ヒシ食い→ヒシクイと名前がついたといわれています。 潟をねぐらにすることと、潟内ではマコモを食べ、 日中田んぼに二番穂や落ち籾を食べに行く行動はハクチョウも一緒ですが、 どうしてオオヒシクイは、ハクチョウほどあちこちで見られないのでしょう? それは、オオヒシクイが非常に警戒心が強いためです。 警戒心が強い = 臆病 なわけではありません。 雁はカモに比べて大型ですし、渡りをするために翼の力が強いので、 タヌキくらいの動物なら、翼の一打ちで脳震盪をおこさせるくらいの力があるそうですし、 タカに襲われた仲間を助けるために、他の仲間が助けに行き、 皆で翼を打ちつけてタカを撃退したという話を聞いたことがあります。 実際、福島潟で観察していると、潟の中でカモを獲ったタカがその場でカモを食べる際に、 他のタカやカラスを警戒するのと同時に、 オオヒシクイの方も大分警戒している様子もしばしば見られます。 また、オジロワシなどのタカ類がカモを狙って潟の上空を飛ぶと、 カモたちは皆飛び立って逃げ惑いますが、 オオヒシクイは警戒はしても、即飛び立つことはありません。 家族愛が強く、夫婦は死ぬまで同じ相手で、 (日本では雁の銃猟は禁止ですが)片方が銃で撃たれると、 片割れは自分の危険も顧みず、必ず戻ってくるといいます。 そんな風に、むしろ頭が良くて強い野性的な鳥です。 福島潟は広さが193haもあって、潟の外縁は葦(ヨシ)原で覆われ、 その葦原が、オオヒシクイのねぐらの潟の中を人間の眼から覆い隠してくれています。 餌場にしている周辺の田も広大で、オオヒシクイの視線を遮るものが少なく、 外敵の接近が容易にわかります。 安全でマコモやヒシなど食物豊富なねぐらと、 安全で広大な餌場がその近くにあること、 そして真冬でもねぐらの水場が全面結氷しないこと、 積雪量が多すぎず、降雪しても食物を探せること、 これらの条件を満たす場所でないと、オオヒシクイは越冬しないのです。 そうした場所は、現在国内では少なく、限られてしまっています。 上の写真は、瓢湖で写したのですが、 通常、オオヒシクイは瓢湖をねぐらにしても、人目につかない奥の方にしか降りません。 田んぼにいる時でも、人間をすごく警戒するため、 あからさまに観察しよう写真を撮ろうと近付くと、 すぐに飛び立って移動してしまうので、 観察するにはひどく気を使わなければいけません。 写真のオオヒシクイは4年ほど前に望遠で撮ったのですが、 なぜかあまり警戒が強くなく、瓢湖の手前の方、 クジャク舎の前の庭園に1羽だけでコハクチョウと一緒にいました。 どこかで保護されてたりしたのかな?
福島潟近郊の田んぼにて オオヒシクイとコハクチョウ こちらも同じく望遠で撮ったのですが、車の中から撮影。 撮影できる距離だと鳥の方が眼がいいので、 撮る側もオオヒシクイに観察されているのです。 オオヒシクイは、車の中の動きも見ているので、 オオヒシクイに警戒されている間は、 車の中でも変な動きをすると、やっぱり飛び立って移動してしまいます。 あまりそういうことが続くと、頭の良いオオヒシクイは その場所に来なくなってしまう恐れがあります。 また、渡りのためには、たくさん食べてエネルギーを蓄えなければいけないので、 それを邪魔する行為、エネルギーを浪費させてしまう行為は、 渡った先の繁殖にも悪影響があるといいます。 繁殖に悪影響があれば絶滅にも繋がるわけで、 厳に慎みたいものです。 大抵オオヒシクイは家族単位で行動しています。 そして何家族も集まって100羽とか500羽とかの大きな群れになります。 食事をしている時、休んでいる時、必ず周りを見張っているのがいます。 写真でも手前の1羽が見張りをしていますね。 オオヒシクイを観察する際は、 群れの半数が警戒して、この見張り役のように首を上げてしまうと みんな飛び立ってしまうので、 そうならないように近付き過ぎず、 オオヒシクイが警戒を少しずつ解いて、群れの大半が首を下げるまで、 望遠鏡やカメラを向けるのを待って、 急な動きを避け、物陰に隠れたりして観察すると良いです。 なかなか面倒でしょう? 初めてだとちょっと難しすぎる相手です。 水の公園福島潟を管理運営している水の駅「ビュー福島潟」では、 オオヒシクイの越冬中、毎週金曜日にオオヒシクイ調査をしています。 広大な周辺の田も車で周って調査するので、午前中半日かかりますが、 希望者を同行させてくれます。 あくまで調査なので、ガイドしてもらうのではなく、 調査のお手伝いという形になりますが、 初心者でも水の駅「ビュー福島潟」のレンジャーが教えてくれるので心配いりません。 また、毎週日曜日にNPO法人ねっとわーく福島潟でも同じように調査をしています。 その他、福島潟でのオオヒシクイ・雁の観察については、 水の駅「ビュー福島潟」TEL:025-387-1491 に問い合わせるといろいろ教えてくれます。 すんごい長文になっちゃった…。も少し続く

Posted by 杉森 ゆき at 02:00 | 野鳥 | この記事のURL
2007年11月03日
オオヒシクイってこんな鳥 1 雁の仲間のオオヒシクイ
今回は、オオヒシクイのご紹介。 オオヒシクイって何?という方がほとんどだと思いますけど、 雁(ガン・かり)はわかるでしょうか? 森鴎外の「雁」を読んだ事あるでしょうか? 国文学をかじった人、本好きな人、短歌や俳句をする人には、 雁・カリガネって聞いた事があると思います。  聞きつやと 妹が問はせる雁が音(かりがね)は まことも遠く 雲隠るなり (大伴家持・万葉集)  横雲の 風にわかるゝしのゝめに 山とびこゆる 初雁(はつかり)の声 (西行・新古今和歌集)  けふからは日本の雁(かり)ぞ 楽に寝よ (小林一茶) オオヒシクイは、この雁(ガン)の仲間です。 雁は、白鳥と同じように冬に日本に渡ってきて越冬する渡り鳥です。 その日本に飛来する雁の種類もいろいろあって、 現在飛来する雁は、ヒシクイ、マガン、カリガネ、ハクガン、サカツラガン、シジュウカラガン、 コクガン…といった種類です。 いずれも昔はたくさん日本に飛来していたそうですが、 現在は全て絶滅の恐れがあるほど少なくなってしまいました。 ヒシクイ、マガン、コクガンは、国の天然記念物に指定されていますし、 カリガネ、ハクガン、サカツラガン、シジュウカラガンは、 年によって変動がありますが、日本に渡ってくるのは10羽を数えるかどうか…。 いや、10羽も数えれば良い方だったりします。 オオヒシクイは、ヒシクイを更に分類した亜種で、 日本に飛来するヒシクイは、亜種オオヒシクイと亜種ヒシクイになります。 なんかややこしいですけど…。 この2亜種の違いは、繁殖地が違ったり、体型に違いがあって、 オオヒシクイの方が、その名のとおり、大型で嘴(くちばし)が長めなのが特徴です。 瓢湖にて、コハクチョウとオオヒシクイ
コハクチョウと並んだ写真を見てもらうとよくわかると思いますが、 結構大きいでしょ? 日本に飛来する雁の中で、一番大きいのがオオヒシクイです。 ちなみに森鴎外の「雁」に出てくる上野の忍ばず池にいた雁は、 大きさの描写からオオヒシクイだろうと言われてます。 さて、私と旦那は新潟市の福島潟に入り浸っているわけですが、 この福島潟は、オオヒシクイが日本で一番多く飛来する越冬地です。 毎年、9月下旬から飛来しはじめ、 多い年では5000羽以上(日本に飛来するオオヒシクイの半数以上)が飛来し、 翌年2月下旬頃に繁殖地のカムチャツカへと帰って行きます。 この繁殖地がカムチャツカのタイガ地帯であることは、 福島潟より小型発信機と人工衛星を利用しての繁殖地追跡調査で、 平成11年に判明しました。 このカムチャツカで、6月頃オオヒシクイは卵を産み、ヒナを育て、 ヒナが成長して飛べるようになると南下して、 8月下旬頃北海道のサロベツ原野に渡ってきます。 その後、徐々に南下して福島潟へ至ります。 鉤(かぎ)形になって飛ぶオオヒシクイ
続く

Posted by 杉森 ゆき at 23:25 | 野鳥 | この記事のURL
2007年10月27日
ハクチョウ飛来!
福島潟の上空です。
福島潟は、国の天然記念物の渡り鳥オオヒシクイ(雁の仲間)が、日本一多く飛来する越冬地です。 他にも多くの野鳥が渡りの途中で訪れたり、越冬したり、繁殖し、 また一年中過ごすものもいたりと、様々な種類の野鳥が訪れることから、 日本で最初の1級鳥類観測ステーションや鳥獣保護区管理センターが設置され、 全国からバードウォッチャーが訪れます。 水の公園福島潟は、この福島潟の自然環境を守り、地域作り、自然文化の創造拠点として、 多くの人々が自然とふれあい、自然を学習する場となるようにと整備されました。 この福島潟に私と旦那は頻繁に入り浸っているわけですが、 (詳しくは、 「N's福島潟レポート」をご覧ください) 水の公園福島潟を管理運営している、水の駅「ビュー福島潟」の年間会員になって、 いろいろな情報をいただいています。 年間会員以外にも、雁子会(がんこかい)なるものにも登録していて、 オオヒシクイの飛来状況などをメールで送ってもらっています。 それによると、今年の初雁(はつかり)は、 9月28日 オオヒシクイ4羽、マガン1羽初認(しょにん)。 10月9日にコハクチョウ1羽が初認されています。  ※ 初認(しょにん)…夏鳥や冬鳥などがある地域でそのシーズンに初めて確認されること。               またその日(初認日)。               (財団法人 日本野鳥の会 野鳥ことば事典より) それから続々と渡ってきていて、25日の飛び立ち調査の結果では、 オオヒシクイ 611羽、マガン 283羽、コハクチョウ 3,517羽 だそうです。 どっと増えた感じですね! 雁子会は、メールアドレスを持っていれば、希望者は誰でも登録できます。 オオヒシクイの飛来シーズンには、毎週の情報を送ってもらえるので、 鳥好きな方、福島潟に観察に行こうと思ってる方は、登録すると便利ですよ! 登録申込は、水の駅「ビュー福島潟」hishikui@pavc.ne.jp へどうぞ。 ちなみに、白鳥の湖で知られる瓢湖は、10月26日現在、 3,786羽のハクチョウ(オオハクチョウ、コハクチョウ合わせて)が飛来しているそうです。 寒さが増すにつれて、オオヒシクイもハクチョウもどんどん北の国から飛来してきます。 写真は、早朝福島潟から周辺の田んぼへお食事に出て行くハクチョウたちの群れですが、 ギシギシと力強い羽音を立てて潟を出て行く姿には圧倒されます。 また夕刻、雪雲で灰色の空を白く輝くハクチョウが鉤の字に連なって、 上空から福島潟へと舞い降りてくる姿は、 いつも棒立ちになって見とれてしまう美しさです。 自然って美しいなぁと心動かされ、こういう光景は、子どもたちを初めとして 多くの人に見てもらいたいなぁと思います。 週末自然と会いに出かけてみませんか?

Posted by 杉森 ゆき at 02:36 | 野鳥 | この記事のURL
2007年07月14日
カモ兄弟とカラス兄弟
先日、嫁ぎ先へ戻ってまた実家へ戻る途中、写真カメラを少し撮っていこうと、福島潟に寄りました。 

そこで、マイサイト「杉の森広場へようこそ」「N's福島潟レポート」でも書いたのですが、
かわいらしい兄弟たちと出会いました。

いつものように写真を撮りながら、車車でゆっくり潟端を周って行くと、
道端の草むらに何やら焦げ茶のふわふわとした固まりが、もぞもぞと動いています。

そろ〜っと車車を道路脇に止めて、よく見ると…。


カモの子どもたちです!

きゃわゆいっ!!ドキドキ大

子どもたちは、5羽。
親の姿は見えません。
ちらっと、こちらを気にする素振りをしましたが、
すぐにこちらを気にせず、また草むらの中でもぞもぞ動き出しました。

何をしてるのかな?(・ω・ )?
観察してみると、クチバシを草むらの間に突っ込んで、パクパク。
何かを食べてるんですね。
あいにく双眼鏡を持ってこなかったので、何を食べているかまでは見えませんでした。

それにしても、かわいいっ!ドキドキ大
えさを探すにも、5羽で一緒になって、あまり離れすぎないようにして動いています。

あまりのかわいさに、写真カメラを撮りまくり、デジタルカメラのCFカードがいっぱいに…落ち込み

道路脇なので、車車が走り抜けていくと轢かれそうで、ちょっと冷や冷やしましたが、
5羽の兄弟たちは、仲良くえさを探しながら行進しつつ、道路を渡って行ってしまいました。

彼らを見送って、すぐそばのオニバス自生池の方を見ると、
ん?木道の橋の上に黒い固まりが…。

おぉっ!カラスの子です。

デジタルカメラのデータをその場で整理して、今度はカラスくんたちを撮影カメラ

4羽でキュっと固まって並んでて、なんだかこちらもかわいらしいドキドキ小
見てるとず〜っと同じ場所で、固まっています。
親を待っているのでしょうか?
ちょっと不安げなようにも見えます。
そんなことを考えていて、ふと思い出した…。

この子達!もしかして5月に書いたあのメルヘンな巣で生まれた子達?!
あのメルヘンな巣は、彼らのいる場所からすごく近いんです笑顔
真実はどうかわからないけど、あのメルヘンな巣で生まれた子達かと思うと、
なんだかより親しく、微笑ましく感じられます笑顔

カモくんも、カラスくんも、世間は危険でいっぱいだけど、頑張って生きていくんだよ!クローバー




Posted by 杉森 ゆき at 19:03 | 野鳥 | この記事のURL
2007年06月22日
ムクドリとの思い出4
「ムクドリとの思い出1」からお読みください。


どうしたものかと思いつつ、
「野生動物救護ハンドブック-日本産野生動物の取り扱い-」のムクドリの項を読んでみると…、
「ムクドリは群れで生活する鳥であり、人間が飼育してそのまま放鳥すると自然に戻れないので、
 群れに入れるよう、訓練してから放鳥する必要がある…」
といった内容のことが書かれていました。
Σ(°д°lll)ガーン

結局…、巣立つ直前くらいまで育て、県の愛鳥センターへ連れて行くことにしました。

県の愛鳥センターは、実家から車車で30分くらいの距離にあり、
新潟県内で保護された傷病鳥の保護施設で、県内の野鳥の情報センターのような施設です。
市や保健所、獣医さんに持ち込まれた県内の野生の傷病鳥も、
その後、県の愛鳥センターへ収容されます。
重傷でない入院中(?)の野鳥を一般に公開していて、
私もそれまでにも時々訪れていました。

私が訪れた時には、オオワシ、クマタカ、オオタカなどの猛禽類、フクロウ、トラフズク、サギ類、
カモメ類、ハクチョウ、ヒシクイ、アルビノのハシボソガラスなど、いろんな種類の野鳥が入院してました。
常に何種類もの野鳥が収容されています。
翼など骨が折れたものは、元のようには直らないので、そういう野鳥は自然に帰せないのだそうです。
自然に帰せないヒシクイやアルビノのハシボソガラスは、その後、上野動物園へ
引き取られていったそうです。

私の保護したムクドリは、巣立てるようになるまで3週間くらいだったでしょうか?
その頃は、デジカメカメラを持っていなくて、記録も取らず、若干不確かな記憶ですが、
徐々に羽毛が生えてきて目が開き、大きくなり、ムクドリらしくなっていきました。

毎朝4時くらいに起きなければならないのは大変でしたが、元気に餌をねだり、
日に日に大きくなっていく様子を見るのは、とても楽しみなものでした。

徐々に活動的になってきて、巣の代わりにしていたバスケットから飛び出すようになり、
祖父が鳥籠を買ってきてくれて、そちらに移しました。

しかし、できるものなら自然に帰ってほしいので、ちゃんと飛べるようになる前に、
愛鳥センターへ連れて行きたい…。
成長が早いので、「私の仕事休みの日まで待って」という訳には行かず、
それから数日後、母に頼んでムクちゃんを愛鳥センターへ連れて行ってもらいました。(´;ω;`)

母によると、ヒナを見つけた時の状況などを聞かれて、
丸裸で目も開いてなかったことなど話したら、
「よくここまで育てられましたね」と言われたとのことでした。

その後、愛鳥センターの方に直接話を聞くことができたのですが、
やはり野鳥の繁殖期間4〜7月は、巣立ちビナの収容が多いそうで、
ムクドリも数10羽収容されていて、それらを一緒にして集団に慣れさせて、
センター近くのムクドリの群れが見られるところで放鳥する…といったことを教えていただきました。

別れは寂しいですが、ムクちゃんが自然に帰れると思うと、とってもほっとしました。

その後のムクちゃんの消息まではわかりませんが、きっと他のムクドリの群れに入って、
仲間と一緒に大空のどこかを飛び回っているだろうと信じています笑顔

ムクドリ

Posted by 杉森 ゆき at 20:53 | 野鳥 | この記事のURL
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