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2007年12月01日
オオヒシクイってこんな鳥 3 私とオオヒシクイとの出会い
オオヒシクイってこんな鳥 2 より続きます。
オオヒシクイってこんな鳥 1 からお読み下さい。

福島潟に降りるオオヒシクイの群れ 水の公園福島潟 雁晴れ舎(がんばれしゃ)前

私は小さい頃から生きものは好きだったけれど、
福島潟に行くようになるまで、
このオオヒシクイについて何にも知りませんでした。

でも、小学生の頃に、椋鳩十の「大造じいさんとガン」を読んだり、
テレビアニメで「ニルスのふしぎな旅」を見て、
雁については何となく知っていました。

そして大学の卒業間際、
その年に定年退職される平安時代文学担当の教授の特別講義があって、
講義の内容はほとんど忘れてしまったんですけれど、
教授が東京の都心で歩いている時に、ふと空を見上げたら、
雁が鉤の字になって飛んでいて、
万葉集や新古今集など、短歌でよく詠われている雁が、
現代のしかも都心で飛んでいるなんて!とビックリすると同時に感動して、
我を忘れて街中で「雁よ!雁が飛んでいるわよ!」と
空を見上げて叫んでしまったと話されていました。
その教授は毎日着物で講義される小柄で素敵な女性で、
その教授がそのお着物姿で我を忘れて叫んだということと、
雁がこの現代でもいるのかと思って、
とても印象に残ったお話でした。

高校生のバードウォッチングもしたことのない頃、
福島潟には鳥がたくさんいて、バードウォッチングできるらしい…、
いつか行ってみたいけど、どの辺に行けばいいんだろう…なんて、
ぼんやりと思っていました。

それが大学卒業後Uターンして新潟に戻った頃、
水の公園福島潟ができたと新聞に載って、
車の免許も取れて、運転にようやく慣れてきた頃だったので、
ちょっと行ってみよう…そんな軽い気持ちで遊びに行ったのでした。

水の駅「ビュー福島潟」

水の公園福島潟を管理運営している水の駅「ビュー福島潟」は、
4階から7階までのスペースが、福島潟の博物館的施設です。
(博物館登録はしていないんだそう…)

建築家の青木淳氏の設計で、
4階から6階まで螺旋のスロープで昇っていけるようになっています。

スロープ自体が展示スペースになっていて、
4階で福島潟の成立ち、福島潟に生育する水生植物の模型展示を使っての紹介があって、
映像展示室でオオヒシクイについての解説映像と福島潟の四季の映像、
福島潟中央部に設置された望遠カメラを動かして、
潟の中のライブ映像を見ることができるのですが、
初めて行ったこの時は、スロープを上りながら見れる福島潟の景色に目を奪われて、
映像展示室に気付かずに通り過ぎてしまったんでした。

へ〜、福島潟ってこんなところだったんだ〜。
景色がすごくいいなぁ。
この建物も、このままスロープで上って行けるなんて、おもしろい建物だなぁ。
ふぅ〜ん、オニバス…、こんなでかい植物が生えてるんだ〜。
そんな感じで上って行くと、5階は企画展示室があって、
この時は、福島潟近辺の民具の展示がしてありました。
そこも一通り見て、またスロープを上って行くと、
福島潟にいる野鳥の展示とオオヒシクイの渡りや
潟周辺での行動などについての展示があります。
野鳥の展示といっても剥製ではなく、精巧なバードカービングなので、
生々しい感じがせず、それでいてリアルな感じで、
福島潟に棲む野鳥の様子がわかります。

…!!でかいっ!!
そう…、ちゃんとオオヒシクイのバードカービングもあるのです。
しかも実物大。
そして、そのリアルなこと…。
羽毛の感じもリアルで、それが木製であることにもビックリしました。

オオヒシクイ?こんなでかい鳥が渡って来るのね?
え?この鳥が雁の仲間なの?へぇぇぇぇ〜そうなんだぁ。

初めての福島潟では、本物のオオヒシクイには出会えなかったけれど、
展示だけでもすごい印象的な出会いでした。

その後、福島潟へよく行くようになるのですが、
当時、捕鯨などに対する過激な自然保護運動とかが
テレビや新聞に取り上げられていた頃だったので、
私は自然は好きだったけれど、物もよく知らぬまま、
自然保護運動というものに失望していました。

けれど、水の駅「ビュー福島潟」のレンジャー(ウィキペディアでいうところの自然環境保全に関わる現場職員)さんが、
福島潟の保全について、お客さんに熱く語っているのをたまたま聞く機会があって、
福島潟の自然だけを保護するのではなく、
周辺水田などへの影響や、水害に晒される周辺の人の生活も配慮して
保全をしていくということを聞いて、
目からウロコ、福島潟の職員の皆さんは大きな目で自然保護を捉えているのだと知って、
福島潟がなおさら好きになりました。

私を福島潟に引き寄せるきっかけになったオオヒシクイ。
自然保護に対する無知を解消するきっかけともなったわけで、
とても思い入れのある鳥です。

福島潟では、日が昇る頃に周辺の水田へ出て行く時、
100を越す大きな群れになる時があります。
それが鉤の字になって飛ぶと、ただただ圧倒されます。
早朝のカウント調査のお手伝いをさせてもらうと、
日の出前からスタンバイするので、
飛来数が多くなってくると、カウントが長時間に及ぶので、
厚着をしていても芯から冷えて、鼻水ずるずるになることもしばしばですが、
飛び立ちを見られることと、たまに間近を飛んで、
翼をギシギシと音を立てて羽ばたくのが聞けるので、
寒さも忘れて通ってしまいます。

水田でしばらく食事をすると、潟の中へ戻ってくるのですが、
潟の中での様子は、水の駅「ビュー福島潟」の4階映像展示室で、
潟の中のカメラを自分で操作して、オオヒシクイを見ることができます。
このカメラを使うと、人間の姿がオオヒシクイに見えないので、
警戒されることもなく、自然の姿を見せてもらえます。

顔を泥々にしてマコモの根茎部を掘り返して食べたり、
マコモを引っこ抜くのに力あまってたたらを踏む様子や、
実際にヒシの実をくわえて、嘴でよく噛んで、棘を落として食べる様子、
よその家族とのけんか?とか、
時には氷の上でつるっと転ぶのも見れたりします。

夕暮れ頃には、潟でねぐらをとるオオヒシクイが、みんな戻ってきますが、
周辺のあちこちからハクチョウの白い群れと、
オオヒシクイの茶色い群れが続々と集まってくる様子もただただ見とれてしまいます。

オオヒシクイは、潟の上空に来ると、バラバラと落ちるように急降下することがあります。
これは落雁(らくがん)と呼ばれるのですが、
ワシなどに狙われるのを回避するための行動なのだそうです。
お菓子の落雁は、粉がバラバラ落ちるのが似ているから落雁という名前がついたそうです。
この落雁が見れると、野生を見せられるような感じがして感動します。

私と旦那を引き合わせてくれた、写真の師匠でもある水の駅「ビュー福島潟」の館長さん。
結婚式で、
「オオヒシクイの夫婦は、死ぬまで添い遂げる。
 オオヒシクイのような夫婦になりなさい」
と挨拶してくださいました。

そして、師匠の撮影された、オオヒシクイの飛び立ちの写真(全紙447×550mm)を
額装してプレゼントしてくださいました。

国の天然記念物でもあるオオヒシクイ。
そんな鳥がこんな身近に渡ってくるなんて、最初は思ってもみませんでした。
それが知れば知るほど、見れば見るほど魅力的ではまってしまいました。
絶滅危惧種のオオヒシクイ。
これからも変わらず福島潟に渡ってきてほしい。
願わくは、福島潟以外にも国内で安心して越冬できる場所が増えて、
昔のように普通に俳句に読まれたり絵に描かれるくらい、
飛来数が回復してくれると良いなと思います。
ハクチョウと同じように、うちの裏の田んぼにも来るようになってほしいな。

長くなりました。
魅力的なオオヒシクイ。
機会があったら、ぜひ福島潟へ会いに来てくださいね!

Posted by 杉森 ゆき at 15:14 | 野鳥 | この記事のURL
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