2018年10月14日
イルビゾンテ
IL BISONTE イルビゾンテ
ナチュラルな革で職人がハンドメイドで作り上げたIL BISONTE(イルビゾンテ)の商品は、バッグは使えば使うほど色が深く、革が柔らかくなり、持つ人に馴染んでいきます。偉大な職人であるワニー・ディ・フィリッポは、煙草をくわえてこう語ります。”雨が降ればどちらも濡れ、晴れればどちらも日にあたり、あなたが日焼けすれば、バッグも日に焼けます。あなたのイルビゾンテは、あなたの一部になるのです”。
ワニー・ディ・フィリッポがデザインするイタリア・フィレンツェ発のバッグ・革製品のブランド。職人の手作業による仕上げや、日に焼けて次第に変化して行くヌメ革に定評がある。日本ほか、ローマ・パリ・N.Y.等にも店舗を展開。
1945年にベネチアの近くで生まれたワニーは、父と同じカラビニエーリ(軍服を着て馬に乗ったイタリアの警官)や車のパーツ販売を経験しながらパリのアートスクールの通信講座でアートを学びました。
そして妻ナディアの親戚のバッグ工場で技術を学んだ彼は、職人気質なバッグにユニークなデザインを施し、バッファローのマークをつけました。
ビゾンテ(バッファロー)の持つ、力強く誇り高いイメージに魅せられ、私は自分の作品の印としてバッファローのマークを使用しています。
1970年、フィレンツェの高級店街から一本入ったパリオーネ通りにワニーと妻のナディアは小さな革製品の店を出し、注文に応じて地下室でバッグやベルトを作っては売っていました。
やがてフィレンツエの他のお店からもオーダーが入るようになり、その中のひとつで彼等の友人のいた『プリンチペ』に置いたことから、アメリカ人のバイヤー等の目にとまり、少しづつパリやアメリカなど世界に拡大していきました。
1990年には、同じパリオーネ通りに大きくなった現在の店を構え、今でも70年に始めた頃と同じ革の匂いを漂わせています。
また、現在では本拠地フィレンツェをはじめローマ、ニューヨーク更にはカナダ等各国主要都市にショップをもっており本物志向のファンに愛され続けています。
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