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【7.5坪の家】構造について2

杭が必要となるかどうかについては
地盤調査を行って、建物の重さ等から判断することになっている。

この時の『必要』という意味は建築基準法上必要という意味で
基準以上の安全性を確保しても誰も文句は言わない。

この狭小地の地盤は悪くもない、でも良くもないという微妙な地盤だった。
構造の先生の判断では『必要ない』ということだったけれど、
昨今何があるかわからないと思い、地盤改良杭という杭を採用することにした。

PPG工法という方法で114mmの太さの鋼管杭を18本、
支持地盤まで差し込んである。狭い中ぎっしりという感じ。

想定の大地震の時に命が守られることを目標に定められた建築基準より
構造的にはだいぶハイスペックだけど、あの時こうしていれば、
と思うくらいならここにはお金をかけておこうと思いました。

そういえば想定とか想定外とか、震災後に騒いでいた専門家は
今は何を想定しているだろう。当然何もないことを祈るばかり。

【7.5坪の家】構造について

7.5坪という狭さとともに最初に僕を悩ませたのは構造の選択だった。
まあ3階建て以上でないと最低限の希望の居場所が確保できないことは
だいぶ早い段階からわかっていて、かつ敷地は防火地域。

防火地域に3階建て以上の家を建てる場合、耐火建築物としなければならないのです。

耐火木造、軽量鉄骨、重量鉄骨、鉄筋コンクリート造、それぞれにコストや性能や制限に
メリットデメリットがあって、ある程度教科書通りの事をわかっていても
さて実際にとなると選択が難しい。

で、結局どうしたかというと、途中で結論はわかったけれど全通り検討しました、
構造の方(この方には実際構造設計を依頼しました)にいろいろ教えて頂いて。

そしてとても納得して、重量鉄骨造の6本柱を選択しました。

【7.5坪の家】建てる前に

10坪の土地に、建坪で7.5坪、、

これより小さい家は検索すると実は見つかるけれど、
4人家族でこの狭さはなかなかの狭小住宅。
多分本当なら建坪9坪くらいが検討できるぎりぎりなのではないかと思う。

僕はこの基本設計というか検討に、なんと2年半くらい費やした。
仕事から帰ってきてから、夜中に模型を作っては眺めながらお酒をちびりちびり
などとやっていたものだから、多分相談していた友人は呆れていたことと思うし、
妻は一生建たないと思っていたかもしれない。
この場を借りてお付き合い頂いた方々に感謝したいと思います。

何度も行ったり来たりした検討だったけれど、今思えばこの間の検討は
何事ものんびりな僕にとっては必要不可欠だった。
構造、各階の構成、外観、どれももうちょっとと思うところがないか
ずうっと考えてからのスタートだったので、
多分イメージと異なるところができてもそれを受け入れられる気がするのです。

そして、実際に着工に踏み切れたのは
仕事をお任せしたいと思える棟梁との出会いがあったからです。

【7.5坪の家】土地の選定2

で、我が家の場合、土地は10坪。
今日また掘削の始まった現地を見ても、
こんな狭くて建物がほんとに建つのかな、、という狭さ。

しかし狭いけれど幾つか恵まれた条件があり、、

 ○ほぼ整形
 ○防火地域なので建物によっては敷地ぎりぎりに建ててもよい

そして

 ○前面道路を車はあまり通らない
 ○駅から近い、車がなくても生活に困らない(駐車場いらない)
 ○何より勝手知ったる土地、近所の方がやさしい

もともとコンパクト好きな僕は、このあまりに恵まれた土地との出会いに
運命的なものすら感じて、検討を始めたのでした。

【7.5坪の家】土地の選定1

運よく僕の場合、土地を選ぶ必要がなかったのですが
狭小住宅を建てる場合、土地の選定に骨を折る人が多いと思います。
人によってはかなりの数見て回ることになるのではないでしょうか。

そこにどれくらいの規模の建物が建つのか
専門家でなければわからないことがたくさんあるので
多くの場合は設計をお願いする建築家の方を決めてその方に相談しながら
土地を探すのだろうと思います。

もしご自身で勉強しながらということであれば、多分最初に調べるべきは

 ○敷地面積、形状
 ○前面道路幅員(道路の幅)
 ○接道長さ(駐車場スペースがとれるか)
 ○隣地との関係(塀、隣地建物の距離、窓の位置など)
 ○用途地域、地区計画等の法規制
 ○周辺建物の高さ、形状

です。

用途地域は「○○区 用途地域」等で検索すると区のHPから
パソコンで調べられることがほとんどです。

で、指定容積率400%とか500%とかがわかるわけですが、
狭小住宅を検討する場合、400%とか500%とかが
まるまる建てられるわけではなくて、結構な確率で
もっと厳しい条件になるのではないでしょうか。

前面道路幅員によって、
商業系・工業系の用途地域で幅員の6/10、
住宅系の用途地域で4/10という規制があります。

たとえば我が家の場合は前面道路幅員4mで商業系なので

 4m × 6/10 = 240%

(本当は4m未満なのでみなし道路境界という考えが入りますが
 さらに面倒にあるのでここでは書きません)

という許容容積率になります。

その他地区計画とかは役所の窓口でしかわからないこともあり
高さに関する規制も複雑なため、
候補地を見に行っただけではなかなか判断つかないものです。

そこでまず最初にみるべきポイントは・・・

まずは近隣建物をよく見ることです。

周りが10mの高さまでしか建っていない、
ある高さから屋根がみんな斜めになっている、
等はそういう法規制があるからです。

【7.5坪の家】きっかけのきっかけ

自分の家を建てたいと思ったのは多分小学3年生の時が最初。
実家を建て直している大工さんたちのきびきびした動き
何より棟梁のかっこよさに憧れ、将来は大工さんになると決めてました。

当時は誰かの家を建てることなんて思いもつかなかったので
多分あのまま大人になっていれば自分の家だけ建てる大工さんになったと思う。


次に自分の家を建てたいと思ったのは大学で建築学科に進んだ時。
あの時はもう少し大人になっていて、お客さんの家でしっかりと練習をして、
将来はその集大成として自分の家を建てるんだと思ってた。

そして今。

建築関係の仕事をしてはいるものの建築家とは程遠い今、
思い描いていた自分とはだいぶずれているかもしれないけれど、
さまざまな幸運と偶然とが重なって、ついに本当に自分の家を建てる時がやってきました。

多分一生で一度。

工事はまだ始まったばかりですが、ここに至るまでにのんびり屋の僕は
仕事の合間にああでもないこうでもないとさまざまな検討をしてきたのです。

せっかくの検討とせっかくの感動をブログに残すことに決めました。
   
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