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2020年02月26日

【世界情勢】ウクライナからの軍事技術移転防止政策を!

『中国J-20戦闘機の搭載レーダはこれが原型か?』
(2018年投稿記事です。)

最近世界各国の軍事技術の情報が表に出るようになりました。

その中で、最新軍事技術を輸出の柱として据える「ウクライナ」の動きが目につきます。

中国・北朝鮮の最新電子技術の出元は、ウクライナである可能性もあります。

そんなウクライナから流出する各国の軍事技術について注目!



(1)中国戦闘機搭載レーダーは、ウクライナが出元か?


最近、中国の戦闘機の搭載レーダーや電子機器などに急速な発展がみられます。

特に「J-20戦闘機」の搭載レーダーについて、「ウクライナ製」を基にした可能性があります。

図1 ウクライナ発表の戦闘機レーダー外観
ウクライナ製レーダー.jpg
引用URL:https://i.imgur.com/aOxrWlZ.jpg

また、このレーダーを基にしたJ-10,J-16,J-20用レーダーの資料も発見しました。

図2 中国戦闘機レーダーの系譜
J-10シリーズ.jpg
引用URL:https://www.popsci.com/sites/popsci.com/files/styles/655_1x_/public/import/2014/Chinese%20fighter%20AESA.jpg?itok=x_VkuL9M

中国製のレーダーは、元をただせばウクライナ製レーダーである可能性が非常に高いといえます。

図3 中国J-20戦闘機
640px-J-20_at_Airshow_China_2016.jpg
引用URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/J-20_(戦闘機)#/media/File:J-20_at_Airshow_China_2016.jpg

そのほか、中国海軍のレーダーなども「ウクライナ製」レーダーを搭載しているという情報があります。
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(2)北朝鮮弾道ミサイルもウクライナから情報流出?


以前から、北朝鮮の急速なミサイル技術の進化に「ウクライナ」が関与している可能性がありました。

特に大きく報道されたのが「火星14号」のエンジンが、ウクライナから情報流出したことです。

図4 火星14号とRD-250エンジンの相似
火星14号.jpg
引用URL:https://cdn1.img.jp.sputniknews.com/images/399/04/3990434.jpg

ウクライナは当然否定を続けています。

しかし、疑惑は深まるばかりです。

(3)韓国の「コールドランチ技術」はどこから入手した?


ウクライナ絡みの「軍事技術流出疑惑」については、韓国にもあります。

韓国が保有する「玄武2B」「天弓2」に関する疑惑です。

3.1 なぜ「玄武2B」は「イスカンデル」に相似している?

まず最初の疑惑として、韓国「玄武2B」弾道ミサイルが、ロシアの「イスカンデル」ミサイルに相似しているのでしょうか?

図5 「玄武2B」と「イスカンデル」
玄武2b.jpg
引用URL:https://rpr.c.yimg.jp/im_siggBIjNnO2HJ0GEEEIABYA76A---x291-n1/amd/20130216-00023506-roupeiro-000-14-view.jpg

2つのミサイルは、ほぼ同時期に登場しています。

これを「偶然の一致」と片付けるには、形状・射程などが一致しすぎています。

ロシアもしくは、ウクライナからの技術移転があった可能性を指摘せざるを得ません。

そして2018年2月に、北朝鮮が登場させた「短距離弾道ミサイル」となぜよく似ているのでしょうか?

図6 北朝鮮新型短距離ミサイル
北朝鮮ミサイル.jpg
引用URL:https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-fe-83/satoatusi2006/folder/1241890/85/41294285/img_0

この3国のミサイルについて、軍事技術面での繋がりがあるとすれば「ウクライナ」のみです。

3.2 天弓2の「コールドランチ技術」はどこから入手した?

もう一つ、韓国に関してウクライナからの「軍事技術移転」の疑惑を持つ兵器があります。

「KAMD(韓国型ミサイル防衛計画)」として開発された「天弓2」です。

図7 天弓2発射連続シーン
天弓2.JPG
引用URL:http://img.hani.co.kr/imgdb/resize/2015/0731/1438245850_143824580184_20150731.JPG

既に、ロシアから「KAMDはS-400の技術を導入した」と報じられています。

今まで、韓国に「コールドランチ技術」が無かったところに突然出現しました。

ロシアも関与していますが、ウクライナからの技術導入を疑うべきかもしれません。



(4)中国に「ワッセナー・アレジメント」参加を要求すべき!


ここまで、ウクライナ・中国・北朝鮮・韓国をめぐる「軍事技術移転」の疑惑を書いて来ました。

しかし、現状では「通常の国際取引」と返答されると、阻止する手段がありません。

今回、政府に提案したいのは、中国に「ワッセナー・アレジメント」の参加を要求してみては?

※ワッセナー・アレジメントの目的について
(1)通常兵器及び機微な関連汎用品・技術の移転に関する透明性の増大及びより責任ある管理を実現し,それらの過度の蓄積を防止することにより,地域及び国際社会の安全と安定に寄与する。
(2)グローバルなテロとの闘いの一環として,テロリスト・グループ等による通常兵器及び機微な関連汎用品・技術の取得を防止する。

WAは法的拘束力を有する国際約束に基づく枠組ではなく,通常兵器及び機微な関連汎用品・技術の供給能力を有し,かつ不拡散のために努力する意志を有する参加国による紳士的な申合せとして存在している。
引用URL:https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/arms/wa/index.html
(通常兵器及び関連汎用品・技術の輸出管理に関するワッセナー・アレンジメント)


そのほかに、国際的な輸出規制条約などがあります。

図8 国際安全保障輸出規制の概要
kisei.gif
引用URL:http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/13/13050104/01.gif

「南北融和」のはずが不安定化の原因となっている、韓国・北朝鮮に対する圧力となります。

比較的、関係が好転してきた日中関係を利用して、「非核化」圧力を高める手段として使えるはずです。

今後不安定になる「日韓関係」へのクサビとなるでしょう!




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posted by sstd7628 at 13:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界情勢
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