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2016年04月15日
救急救命士
救急の現場では、刻一刻を争う事態になることが多々あります。病院などの搬送先につくまでに処置することができれば助かる命も多くなります。本来、医療行為は業として行う場合医師しか行うことができません。救急救命士は、救急車に同乗して特定の医療行為を行うことができる資格です。
救急救命士が行う特定行為には、AEDによる除細動、器具を用いた気道の確保、乳酸リンゲル液を用いた静脈路確保があり、さらに近年の処置拡大で器具を用いた気道の確保に「気管挿管」、アドレナリン投与が認められるようになりました。この気管挿管、薬剤投与はさらに地域メディカルコントロールの認定が必要となります。
救急救命士になるためには、2通りの方法あります。
(1)2年制の救急救命士養成校を卒業する
(2)国家試験に合格する前に消防署に勤務する
いずれのルートにおいても、救急救命士は消防署での勤務となるため、消防官採用試験に合格することが必要です。なお、自治体によっては救急救命士資格取得者を優先的に採用する枠を設けているところもあるため、そうした自治体を探して受験するのも一つの手段です。
救急救命士が行う特定行為には、AEDによる除細動、器具を用いた気道の確保、乳酸リンゲル液を用いた静脈路確保があり、さらに近年の処置拡大で器具を用いた気道の確保に「気管挿管」、アドレナリン投与が認められるようになりました。この気管挿管、薬剤投与はさらに地域メディカルコントロールの認定が必要となります。
救急救命士になるためには、2通りの方法あります。
(1)2年制の救急救命士養成校を卒業する
- 高校卒業後、2年間救急救命士養成所を卒業し、救急救命士国家試験に合格する。
- 消防官採用試験に合格する。
(2)国家試験に合格する前に消防署に勤務する
- 大学、短大、専門学校を卒業後、消防官採用試験を受けて合格し、消防署で消防隊員として勤務する。
- 6ヶ月以上養成学校で救急業務に関する講習を受ける。
- 5年以上または2000時間以上救急業務を経験し、救急救命士国家試験に合格する。
いずれのルートにおいても、救急救命士は消防署での勤務となるため、消防官採用試験に合格することが必要です。なお、自治体によっては救急救命士資格取得者を優先的に採用する枠を設けているところもあるため、そうした自治体を探して受験するのも一つの手段です。