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昔ながらの名古屋めしと言えば『きしめん』で間違いない。名古屋市東区にある超老舗店で、日本最古のきしめんを食べられる名店。「山田屋」のきしめんは、昭和５年創業の超老舗の味で、昔ながらのきしめんを味わえます！


出典−http://nagoya7.net/

愛知県名古屋市東区にある「山田屋」。１９３０年（昭和５年）創業。名古屋で最も古いきしめんを食べられる名店。

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戦前の昭和の面影が残る超レトロな老舗店でもあり、未だに活躍する黒電話や超年季の入ったタンス、今なお現役だという岡持ちなどを見られます。

山田屋の近くには、１９２２年（大正１１年）に建てられた「名古屋市政資料館」（国の重要文化財）や名古屋城、江戸時代から続く鰻屋「木屋」があり、時代（戦国時代、江戸時代、大正、昭和初期）を巡るコースとしても最適です。


出典−https://internal-reform.com/

店内には、芸能人や著名人のサインが沢山飾られています。

客席は、４人用テーブル席、座敷席など、合計３０席。※座敷席は、ランチの時のみ

駐車場は、ありません。

電車での来店は、名鉄瀬戸線「東大手駅」から徒歩４分（約３２０Ｍ）。

出典−http://tushio.jp/

「山田屋」のメニューは、一見ものすごく豊富な種類に見えますが、麺類では「きしめん」「そば」「うどん」「中華そば」。ごはんものは、「親子丼」「カツ丼」「天丼」など。ごく一般的な蕎麦屋さんのメニューです。

ちょっと愛知県民以外では、わかりにくいのですが冷たい麺のメニューには『ころ』と付けられています。これは、冷たいという意味だということです。

お客さんの多くが注文する「丼もの＋きしめん」のパターンが人気。元々は、豊富なメニューのうどん屋さんで、地元客には、カレーうどんなどが人気のようです。

ちなみに、中華そばは、ラーメンでなく本当に蕎麦です（笑）。

持ち帰りメニュー（テイクアウト）は、ありません（確認できません）。


完全に昭和初期！？親子丼のレトロ感も半端ない…

「親子丼＋きしめん（小盛）」（６２０円＋３３０円）。この親子丼…。かなりの人気できしめんとセットで注文する人が多いメニューです。

現存する親子丼とは、若干見ただけで違いを感じます。卵のふわとろ感、昔を感じる刻み海苔。和風の出汁が利いた昔ながらの親子丼も無性に味わいたくなりますね。

出典−https://ameblo.jp/yfc-korogi/

絶滅寸前の希少な丼！絶滅危惧グルメも食べたい…

「志の田丼＋ころきしめん」（５３０円＋３３０円）。きしめんは、冷たいきしめんなので『ころ』という名が付きます。

元祖名古屋めしとも言うべき「志の田丼」。年配の人なら知っている人もいるかもしれませんが…。油揚げ、玉ねぎ、長ネギ、かまぼこが具になった丼もの。今では、絶滅危惧グルメとも言われ、提供しているお店が相当少ないので、せっかくなら味わいたい一品です。



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最も古い歴史の名古屋きしめん！極上の自家製麺で旨い…

「きしめん（小盛）」（３３０円）。あったかい麺のきしめん。ほうれん草と花かつお、お麩のシンプルな具。ツルツルした柔らかい食感は、きしめんの特徴。濃い目の出汁も旨い。

つゆは、白醤油、宗太鰹（ソウダガツオ）のみで作られています。創業当事から変わらない昔ながらの製法で作られる自家製麺は、金トビ粉（グレードで示された良質な麺用粉）を使った最上級の麺です。


もう絶滅危惧的な昭和の飲食店。昭和初期の状態がそのまま残っている感じです。全ての料理も当時のままと思わせる懐かしい味。どことなくホッとする味わいも…。きしめんの元祖店は現存しないと言われていますが、名古屋で最も古い「山田屋」さんでタイムスリップしてみたいっ。

最終更新日　２０２３年７月２０日（記事の修正、追加）