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2018年03月15日

真夜中の叫び

父の入院の話を書けないまま、途中だけど吐き出させて



さっきから、一階で祖母が叫んでる。

ここのところ、横になっていても
「ああ」「いたいー」
とずっと叫んでるので
夢うつつに聞いていたら

「たすけてー!」

との声にはっきりと目が覚めた。
駆けつけると、トイレに起きて、便器から立ち上がって
転倒したらしく、
またトイレの床に、お尻を出して転がっていた。

「おこして」
と手を出すので、両脇に手を入れ起こす。
そのまま私にしがみついて「ああ」「いたいー」

なんとか部屋まで連れて行き、ベッドに座らせて
トイレに戻ってトイレを片付けていると、
また「たすけてー」

部屋に戻ると、今度は部屋の床に仰向けに倒れていた。

また起こしてベッドに転がす。

言えばまた、トイレノイローゼになると分かっていながら、
言わずにおれなかった。

「オムツしてるから、トイレに行かなくて大丈夫」

オムツしてたって、
尊厳が、とか
虐待だ、とか


もうほんと、どうでもいい!
うるさい!
手も洗ってないのにしがみつかれて、
もう全身鳥肌がたまらないのに
ああ、まだ下で叫んでる。


0時に起こされ、1時間。
頭にきてるからか、
まったく眠くない。
仕事のことでもストレスがすごいのに
もう、頭どうかなりそう。







すみません
posted by からっぽ at 01:00| 二世帯住宅

2016年11月24日

こんなお風呂を、みんなにも使わせたかった

毎日忙しくて、
とうとうスマホをジップロックに入れて
お風呂に連れてきました(笑)

今日はものすごく寒くて…

脱衣場から浴室に飛び込んで、
さっさとお湯をかぶったけど
お湯をかぶると余計隙間風は寒くて
慌ててスライド式の窓をギューーーッて閉めた。


この家に引っ越してくる前住んでたボロ屋はね、
外から見たら、10センチくらいの板がズラッと張り巡らされて作られたような壁の家で、
ところどころ、それにトタン板が重ねて貼ってあったりして
隙間風どころか、お風呂なんてほぼ外だったの(笑)

寒かったんですよ。

ほんとに、のぼせるまで入ってからじゃないと
冬場はお風呂から上がれなかった。


今、このお家のお風呂は
どこからも、まったく、
ほんとにまったく隙間風なんか入ってこない。
それが当たり前のお家なんだろうけど
私は今でも、それにすごく感動して、
そして同時に、
自分だけがこんな家に住んでいることを責める。
どうしたって責めてしまう。

本当なら、みんなにいたはずなのに。

だけど、暮らしてみたら分かる。
この5LDKの家じゃ、
父母私、祖母、妹家族4人
合計8人が暮らすのは無理だった。



もうすぐきっと、
自然の摂理で祖母はいなくなる。
そうしたら、私は
母と2人でこの家を出ようと思う。

母とふた部屋別々に借りれるアパートを探すか
中古の一軒家をまた買おう。

それまで、必死で働くよ。
お金をしっかり貯めるんだ。


いくら貯めても貯めても不安なのは多分、
「いつかこの家を出て行く日」を想定しているからなんだろうな。
posted by からっぽ at 20:22| Comment(2) | 二世帯住宅

2016年07月03日

居場所をつくらなかった

週末、一瞬暇が出来て
溜めていた録画を見るためにテレビの前に座る時、
必ず思い出す映像がある。

多分、その位置から見える、廊下や母の部屋の映像のせいだとは分かっている。
きっと私はあの日も同じ位置に座って何かを思っていたのだろう。


ずっと胸に残って痛みになっていること。
後悔してること。


父がまた仕事をサボって近所のコンビニの駐車場にいた日、
私がそれを見つけて、窓を叩いた。

夕方父が帰ってきた時に、私は、
みんなの前で父を責めたと思う。
「仕事行ってなかったやん」とかなんとか。

その時父は、職場にも家にも居場所がないと言った。
言い訳やん、と、取り合わなかった。


今、その言葉をよく思い出す。
あの頃、二世帯がここに引っ越してきて、
妹は妊娠していて、メンタル的に追い詰められていて
お酒に溺れる父と衝突ばかりの母と
それにイラつく妹、
私と義弟はフルタイムで働いていて家には不在だから
母と妹のことばかり心配して立ち回って……

………父は、どこにいたのだろう?

どう考えても思い出せない。

仕事と言って、朝、家を出ては行っていた。
家の中に居場所がなかったから、
出て行かざるをえなかったのだろう。


この家を買う時に、
私と妹はたくさん話し合った。
どの部屋に誰が住むかとか、
車はどうやって停めるかとか。
ワクワクして話し合った。

だけど、
驚かせたかったというのもあるけど
父と母には入居前まで何も言わなかったし
『暮らし』については何も話し合いをしなかった。

二世帯同居にあたって
私たちの一番の失敗は、
話し合いが足りなかったこと。
ずっと貧乏暮らしで、壁がトタン板の、漫画みたいなひどい家に住んでいた私たちは、
やっと親孝行できると嬉しくて
何もかもを内緒で進行し、
早く早くと嬉しいばかりに同居をスタートし、
あとは軌道に乗せるためにそれぞれがバラバラにたくさんの思いを抱えて動き出してしまった。

そこに誰が暮らすのか、
全員に「大丈夫?どう?」と声もかけずにいた。必死だった。

そして父を取り残してしまったんだ。

あのボロ屋にいた頃
部屋は二つしかなくて
六畳の居間兼両親の部屋の真ん中に
父はいつも横になってテレビを見ていた。
新しいこの家のどこに父がいたのか思い出せない。
驚くほど父の姿がない。
そのくらい、同居からあっという間に父は出て行ったのだろうけど
どこでご飯を食べていたっけ?いつお風呂入ってたっけ?何も思い出せない。


今、母はこの家で、
毎日広い庭の手入れに精を出し、
床を磨き、幸せに暮らしている。
だけど父は、もしかしたら、
前の暮らしで満足していたのかもしれないのに、
何も聞かずに誘拐するかのように引っ越してきた。
一応、妹と
「パパの会社には、30分くらい遠くなるね」と
「パパは庭で体操できるね」
の2点を話題にしたのだけは覚えている。

父は一家の大黒柱として、あの家での暮らしには納得していたのかもしれないのに。



そんなことを、
テレビの前のこの位置で何度も思い出す。
そしてまた、観ないままに録画が再生を終える。


いがみ合う妹と母の間で、
私は父を「犯人」にして、
父の思いを聞こうとはしなかった。
どうしてお酒を飲むのか
仕事が行き詰まっていないか
困っていることはないか
何も、聞かなかった。
パパごめんね。



何をしてても、こんなふうに発作みたいに落ちるけど、
自分で自分に
「大丈夫、これは今起きてることじゃない」
と言い聞かせて、

今日も、テレビは諦めるよ。

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posted by からっぽ at 14:48| Comment(3) | 二世帯住宅

2016年06月14日

知らなかった、その家の抱えてるもの

いつも犬の散歩に行くときに
通りかかる二世帯住宅がある。

とても大きな家で、
玄関もちゃんと二つで分かれてて
外壁にはガスや電気のメーターが二つずつ並んでて
見るたびに
「あー二世帯で暮らすなら、こんなところまでキッチリ考えて建てなきゃいけなかったんだなー」
って思って
羨ましかったり悔しかったり悲しかったり
見るたびに複雑な気持ちになるおうちだ。

いつも、庭で子供が三輪車に乗ってるのを
おばあちゃんが庭仕事をしながら見守ってて、
ああうちも、あんなふうにみんなで姪っ子を育てていくはずだったのになって
羨ましかった。


ところが今日、
そのおうちの前を通った時。
二階のウッドデッキから、女の人の怒鳴り声がした。
それで見るともなく見てしまったのだけど
広いウッドデッキに、車椅子の女性がいた。

40代?30代?
その女性は、抗ガン剤の副作用、といった感じのスキンヘッドで
パジャマ姿で車椅子に乗っていた。
その女性が同じく中年女性に怒鳴っていた。
「ちゃんと聞いて!人の話聞く時は目を見る!」

なんの話かは知らないけど
私が思い描いていた家族構成と違いすぎてびっくりした。


外から見ただけじゃ、
家族のことなんて、なんにも分からないんだね。

うちだって、御近所から見たらきっと
幸せな家族に見えてるんだ。

他人のことなんか
誰にも分からないんだよ。

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posted by からっぽ at 22:14| Comment(0) | 二世帯住宅

2015年11月01日

トイレ使用料

祖母がトイレに行きまくる。

95だか96だかの祖母が、
5分ごとにトイレに行くようになった。

トイレに行って、手を洗わない人なので
流すと同時にドアから出てくるので
毎回「手を洗って!」と怒ったり
ドアに「手を洗う」と貼り紙したり
色々しているうちに、
祖母がトイレに行くのにこっちが敏感になってしまったのだけど
ここ数日、祖母が5分ごとにトイレに行っていることに気づいた。

水道代は、
トイレの場合、連動して下水道代も上がるのではないかしら。

部屋で粗相をされるよりはマシなので
請求書が来る前に、頭を
「トイレの介護費用と思えば安いもの」と
洗脳することにする(笑)
じゃないと、頭にきそうだ。


どのくらい上がるもんなんだろう…

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posted by からっぽ at 01:00| Comment(0) | 二世帯住宅

2015年09月28日

いつでもきてね

今日も良い天気。
せっせとお布団を干す。

子供の頃から、
布団を干しまくってきた。
お天気が良いときに布団を干さないのは「もったいない」と思っていた。
無料なのに!って(笑)

今でも、晴れていれば布団を干す。

自分のだけでなく、
お客様用の布団を干すのが好きだ。
なにしろ普段使っていないから、
クローゼットの中で積み上がっていて、
どーにも空気がよどんでいる気がして、
これらをカーーッとお日様に当てて
布団を潰してまた膨らませて
はらんだ空気を入れ替えるのが好きだ。

この布団たちは、私が止めるのも聞かずに
母が購入してきた。
妹夫婦が泊まりにきたら、客布団がないと可哀想だからと
何組も用意している。

一度も使ったことがない。

いつか、これがフル稼働する日がくるのを夢見て
私は今日も、この布団をお日様にあてる。

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posted by からっぽ at 09:10| Comment(0) | 二世帯住宅

2015年09月16日

おやすみを言って眠りたかった

今、私の隣の部屋は
エアコンがあるだけの空き部屋だ。

二世帯で暮らしていた時そこは、
妹夫婦の部屋だった。

そこで、妹夫婦と、
五歳の上の子と生まれたばかりのチビちゃんが寝ていた。

床にお布団を敷いて寝ていたから
家の生活音がそのままダイレクトに響いたのだろう。
ある日からその部屋のドアノブに
「◯ちゃんおやすみ中
おしずかに願います」
という札がかけられるようになった。

ああうるさいんだな。
赤ちゃんは、ちょっとバタンと音がしただけで起きてしまうし、起きてしまったらなかなか寝ないから大変なんだな。
私は、足音はもちろん、
引き戸は「トン」という音がしてしまうから最後まで閉めないようになったし
ドアは、ガチャリと音がしないように、最後までノブを離さずに
じわ〜っと離して閉める技を身につけたりしていた。

そうなると、私まで家族がたてる生活音が気になり始めた。
母がトイレに行くたびに
そのドアが閉まる音にビクビクしてしまう。
子供が起きてしまうことが心配なのではなくて、妹がキレることが心配なのだ。

10回に一度くらい、母に直接
「ねねね、こうやってさ、ノブを離さずにドアを閉めるじゃん、それから手を離したらバタンって音がしなくてすむよ」
などと声をかけた。
当然母は
「そこまでせんといけんのかね。静かにしてるよ、生活しているんだからある程度は仕方ないよ」
と答えた。
母の言うことももっともで、私は2人の間に挟まれてまたハラハラしていた。

妹たちが出て行くまで、
その札は下げられたままだった。
今でも、夜に部屋の前を通る時には胸が締め付けられる。

妹はきっと、
私たちのたてる生活音に文句があったんじゃなくて、ただ
「できればこうしてほしい」って言いたいことを、やっぱり言いにくいことだから気を遣って札って形にして、
逆にみんなギクシャクしたりして。

生活音がうるさい!と言いたいんじゃなくて
子育てが大変なんだ、分かってほしい、って表現だったんだと思う。
私はそれをキャッチしていたから、
たくさん手を貸したけど、
それはそれで、「一人で出来ないのか」って責められてるみたいに思ってしまったんだと思う。
しっかり屋の妹だったから。

こういうことを覚悟して始めないと、二世帯同居はうまくいかない。

私はいつも、仕事から帰るのが
21時50分だった。
姪っ子たちはお風呂から上がって21時45分くらいに部屋に入っていた。
だから、すっとばして帰れば、起きているのに会えることがあった。
毎晩車をすっとばして帰った。
階段をそーっと上がれば、部屋から子供の声がする。
「ただいまー」
廊下で小さめの声をかけた。一瞬、姪っ子の声が止まるけど
返事はない。
姪っ子から「カラ子ねぇちゃんが帰ってくるの分かるよ」と言われたことがあった。
おかえりって言いたいんだけど、
と続くのだろう。
「あ、そーなんやね!もう眠いから出てこれんもんね!心でおやすみーって言って寝たら?」と笑った。

今でも、その時間に帰宅して
階段をそーっと上がってチラリとドアを見て……
もう札がないのを見て、
ただそれだけ。

いつももう過去だから
手遅れだから、
もう、それだけ。

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posted by からっぽ at 06:00| Comment(0) | 二世帯住宅

2015年07月17日

この家に住むのに相応しい「家族」

読者の方には、とても丁寧にブログを読んでくださってるのだなぁと、感謝の気持ちでいっぱいです。
お会いしたこともないのに、私の拙い文章から私の現状を完璧に読み取っていただいてて…
本当にありがとうございます。

リアルの友達には誰も、こんなこと話していないので
一から説明するわけにもいかないし、
そうすると相談も出来ない。
お会いしたこともない方が、親身になって色々アドバイスくれて、
ブログってすごいなぁと思います。
ありがとうございます!

ご指摘の通りすぎて、言葉もないのですが、
私は、本当に本当に妹を甘やかして育てました。
でも、教育上よくない甘やかし方ではなくて、本当に、ちびまる子の友蔵じいさん状態でした。
ただ、ただ、あんたは可愛い、あんたは私の宝だと、
言葉にし態度にし、伝えつづけました。
可愛いから、大事だから、これはダメだよとか、教育じみたことも言ってきました。
10の年齢差は、妹であり、子供であり、妹にはうざいものだったそうです。

可愛いから、苦労させたくないから、同居中は手伝えることは手伝おうとしていました。
それが全部裏目に出ました。

みんなで食事して、談笑して、少し落ち着いたら私が空いたお皿を洗いに立ったりする。
妹と母が作ってくれているのだから当たり前の分業のつもりでした。
負担にならないように、妹が不機嫌そうに立ち上がっても「いーよー、ゆっくりしときー」と軽さを装って言ったりしましたが、
そうすると、妹は、自分が責められている気がするらしく「主婦は私なんよ!」とキレました。
妹は、自分の家族に介入するなとばかりに、旦那様と子供達の食器だけ下げて洗ったりするようになったので、
私も、手を出せなくて自分の食器だけ洗うようにしました。

犬の散歩は、幼い子供を抱えた妹には時間がなかったから、
事実上私と母で交代で行っていたため、
母と「あっ、今日は私がいくわー」「あーごめん、ありがと!明日は私が行けるから」
とか会話していると
「ありがとうありがとうって、宗教みたいで気持ち悪い!」と怒鳴られました。
心の中で、申し訳ないなと思ってくれているからこそ、耳障りだったんだろうなと思います。
犬はとても可愛く、家族同然の存在で、散歩こそきつかったけど、散歩に行くこと自体は、妹もラクになれるし、行ける人が行くのが一番合理的じゃんくらいにしか思っていませんでした。

妹は完璧にしたがるので、
素敵な旦那様、可愛い子供達、
綺麗なおうち…
そこに邪魔する悪の家族一味、
そしてそれを解決しない悪の頭領の私、という存在の
やることなすこと、箸の上げ下げが気に入らない状態になったのだと思います。

ローンは、最初からずっと、私も払っています。
当初は半額ずつでしたが、妹に二人目の子供ができた時から、払えなくなったとのことで妹は減額しました。
今でも、ローン全額と固定資産税や保険料などを、妹の口座に入れています。
私達が住むのだから払うのは当たり前!だそうで、
それは私も同意見です。
妹たちは、妹たちの現在の家賃も払わないといけないわけなので。

頭金を払ったのは姉ちゃんだけど、
旦那の職歴に対する信用がなければローンは組めなかった(当時私は転職したてでローンの名義人になれなかった)のだから
頭金は関係ない!というのが妹夫婦の言い分です。
旦那さんがずっとまじめに働いて信用を得てくれたことは、
尊敬もするし、感謝もしています。
だからこそ、当初の話の通り
「誰の家でもない、みんなで買おう」が成立したのだと私は思います。

祖母がいなくなって、
いつか母と二人になれば、
母を連れて私が家を出るのが一番良い方法なんだろうなと思います。
私もこの家には思い入れが深いのですが、
二人でこんな大きな家に住むより、
育ち盛りの姪っ子たちが一部屋ずつもらえる環境の方が
私は幸せです。
だけど、軽い認知症の症状も出はじめた100近い祖母を、今動かすことはできません。
母は、子供の中では私としか折り合いがつかず(というか私しか我慢が出来ず)、他の子供との同居は無理だと思います。


この家に大家族で引っ越してきたとき、
それまで本当に貧しくて、壁がトタンで出来てるような家に住んでいたから
綺麗な広いリビングから、キッチンに並ぶ母と妹の後ろ姿を見てこっそり泣いてしまったことがあります。
というか、バカみたいですが、ほぼ毎日こっそり泣いてました(笑)
ずっと長いこと、母と妹に、こんな家で暮らさせてあげたかったから、
その光景を現実として見れて、
今まで貧乏で貧乏で、いつも電気とか止まって、バス代なくて毎日片道4キロ歩いて、そんな今までの自分が全部報われて、とても誇らしかった。
今までの自分に、本当に、
「がんばったね!がんばったね!よかったね!こっから、またみんなでがんばろうね!」って言いたかった。
頭金を払うために、ダブルワークしてキツくてキツくて、貯金は全部なくなって、
不安もあったけど、全然平気でした。

妹の旦那さんが
「家買えたっておもうと、すごい誇らしい」って嬉しそうに笑ってたのを覚えています。
この旦那さんも、とても苦労して育ってきた人だから、
彼のそんな気持ちを台無しにしてこの家に住んでいることがとても心苦しい。
でも、私もこの家を大好きです。
できることなら一生、一人でもここで暮らしたい。
だけど、家族も持たない私が住むより、
「ファミリー」の妹家族が住む方が正しくて辻褄も合ってるんだって、
ちゃんと分かってるんです。

ここに似たおうちを、
いつか自分用に見つけて、
折り合いをつけて、出て行くことになるんだろうなぁ、
ここを終の住処と思っている母には申し訳ないなと思っています。

またまた、自分語りになってしまいました。


と、ここまで更新して、
もうひとつコメントを頂いているのに気づきました!

あぁ、そのお姉さん、
お誕生日おめでとうメールもらったらどんなにか喜ばれるでしょう…
でも、送りたくない妹さんのお気持ちも理解できます。
でも、お姉さんは絶対、妹さんとまた、仲良くしたいと思っています。
妹の役にたちたいって。
だって、姉というものは、
生まれた時から、妹を守るために生きるんですもの。
どんなにうざいと言われても、姉は、妹が大好きなんです。

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posted by からっぽ at 00:14| Comment(2) | 二世帯住宅

2015年06月08日

みんな自分の人生を生きようとしてる

数週間前に終わってしまってガッカリなのだけど
プラチナエイジという昼ドラにはまっていた。

60をすぎ、自分の人生を生きる男女の姿を描いたもので、
なんっちゃない物語だったのだけど
それぞれが、「残り少ない人生、自分のために生きなくちゃ!」と焦り、迷い、家族を捨てて自分の人生やりたいことに向かおうとする。

結局は、今まで寄り添ってきた伴侶や家族を選ぶんだけどね。

迷う過程で
「今まで妻で母だった私。今度は自分として生きてみたい」
って考えるの。

私は、生まれてこのかた一度でも
「私」だったことがあるのかな、
って考えさせられた。


私の母は、父とこれ以上一緒に過ごすことを嫌だと言った。
そして離婚を選び、今は子供である私と人生を共にしている。
それもありだと今は思う。
母を一人の人間と見られるようになってきたのかな。

一人になった父も、そうなるように生きてきたのだから、
それも父という人間、
父という人生なのかもしれない。

ただ、
母は離婚後もこの家に残り
家族とつながることが出来て
父はこの家を出て(というか、家のお金に手をつけていたから出ざるをえず)家族と離れたから
そこが妹には気に入らないらしい。
妹は、母も出ていくべきだと考えていた。

なるべくしてなった経緯だけど
いつだってなんだって、
振り返れば「ああすればよかった」の連続。
後悔先に立たずというのはきっと、
昔の人が、血を吐くような思いで残した名言なんだろうな。

人生、どうすれば正解なんだろう。
どうすれば、誰からも嫌われず文句を言われず
楽しく幸せに暮らせるのだろう。

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posted by からっぽ at 13:22| Comment(0) | 二世帯住宅

2015年06月01日

間違えるよ、人は

キムタクのドラマを見ていたら、涙が出てしまった。

自分を捨てて(?)出て行った父親を恨むキムタクに、上戸彩が
「許せないのはわかるけど、理由があったんじゃないかな」と父の気持ちを推理し、さらに父を思いやって
「間違えるよ。人は」
と言うのだ。

妹や周りは、
私の立場や気持ちを推理することはないと思う。
あのとき、父も母も妹も、それぞれへの文句を私に言ってきていた。
私も妹と父母の間に挟まれて、色々考えて悩んで泣いて、
妹は私と口をきかなくなり、誰にも相談できなくて
結局は妹の
「いつになったら別居できるん?!」という言葉と
「なんで離婚せんの?!離婚すればいいやん!」という言葉に
ああ私がなんとかせねばと1人で考えて、
母にどうしたいか聞いて、
離婚すると言われてそれに従った。

誰にも相談できなかった。

「どんな形でもゆっくり話はすべき。親子だもん」
そう言われてキムタクは父と話をする。
妹は、一生私と話をしたいとは思わないだろう。

間違えるよ、人は。
そうだね。
そして、間違えたらもう、
そこでおわりなんだ。

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posted by からっぽ at 23:28| Comment(0) | 二世帯住宅
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