2017年04月15日
JR北海道に新型軌道検測車がデビューするが
おはようございます。今朝の東京は晴れて暖かい朝を迎えましたが、外は風が強いです。
さてJR北海道で来月、新型軌道検測車のマヤ35が新製されます。従来のマヤ34が老朽化の為、マヤ35が新製されますが事業用として、客車で新製されるのも久しぶりかと思います。
ただ軌道を検測する際に、青函トンネルの区間を除いて両端に、キハ40形ディーゼルカーを連結しての運転をすると言う、中途半端な軌道検測車です。
まあ本来であればJR北海道の場合、マヤ35の客車で新製するのでは無く、写真に掲載されているJR東海のキヤ95系の様な事業用車を、新製すれば良かったのではないでしょうか。
非電化区間の多いJR北海道でディーゼルの事業用で、新製した方が本来で有れば効率良いですからね。それにキハ40も老朽化しておりますし、事業用で暫く運用に就くとは言え何時までも、走らせられるとは思えませんからね。
もしキハ40を全廃した場合に、マヤ35の連結相手の後継ディーゼルカーは、キハ150が連結されるのですかね。まあキハ150で有れば最高速度110kmまで出せますので、キハ40の最高速度95kmに比べマヤ35の連結相手には、ピッタリだと思います。
その他にキハ54も有りますが、マヤ35の連結するパートナーとして、キハ40の後継で使用されるのでしょうかね。確かに青函トンネルの管轄がJR北海道ですので、ディーゼルカーでの試験が防災上や安全上できないのも、客車で新製された理由でしょうが、JR東日本の豪華寝台車の「四季島」の様な、EDC方式もJR北海道にとっては、コストも掛かり過ぎるので、客車で新製したのでしょう。
それならばマヤ35を運転する場合、JR貨物に依頼してEH800交流電気機関車やDF200ディーゼル機関車を、上手くレンタルすれば良いのではないかと思います。まあ使用料を払うのが嫌なのか、同じJRでもコミュニケーションの悪さを露呈しておりますね。
しかし今年は客車の新製がJR北海道のマヤ35と、JR西日本のSLやまぐち号のレトロ客車と新製されますが、JR九州で2013年に新製された77系客車こと、豪華寝台客車ななつ星以来ですね。
まあJRも民営は維持しながら各社が統合すれば、また客車の新製も多くなるのかなと思います。
写真は葉桜の御殿場線を走るキヤ95系。(撮影日2006年4月9日 山北〜谷峨間にて)
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