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ゴール・・・大きすぎませんか?

 子供達の使っている『ゴール』って大き過ぎると思いませんか?

 高学年の子でやっと・・・と言う感じの大きさですよね?

 まぁ、得点シーンは沢山見られるのですが・・・。

 それで良いの・・・と思わないでもないのです。




 そもそも、得点シーンが盛り沢山な状況が、子供達にとって良い事なのか、悪い事なのか・・・よく分りません。

 得点シーンが多ければ、確かに見ている方も面白いし、子供達もドンドンシュートを狙って行きます。

 エンターテイメントとしては、マズマズと言えるのかも知れませんね。

 子供達にとっても、ゴール出来た喜びがサッカーをより一層好きにしてくれるのかも知れません。
 
 積極的なプレイを引き出す事にも、成功している様にも見えます。



 その一方で、育成と言う面からは、苦言を呈する声も聞こえて来ます。

 山なりのボールを蹴られてしまうと、簡単にゴールを割られてしまう事が非常に多い為です。

 これが問題だと言うのですね。

 この点に関しては、私も同感ではあります。

 そもそも、山なりのボールがシュートとして飛んで来る・・・この状況は、あまり関心出来るものでは無いと言えます。

 これが、高学年になった時・・・通用しない事が分っても、しっかりとしたシュートが撃てない原因だとも言われていますよね。

 ライナー性のシュートが非常に下手な子達も確かに少なく無いのです。

 狙った所に蹴る事が出来ないのですね。

 強烈なシュートは撃てるのです。

 但し、コースを付く事に関しては、非常に下手だと言えなくも無いのです。



 まぁ、こんな事もどうでも良い話なのかも知れません。

 そもそも、ライナー性のシュートであっても、GKからしてみれば処理し易い部類のシュートです。

 余程良いコースに飛んで行かない限り、セーブする事は出来ると言えます。

 では、何が一番の問題かと言うと・・・転がせない事なのかも知れません。



 GKの位置を良く見て、的確な所に転がし込む事が出来れば、ゴールの大きさは問題になりません。

 ゴールの上を越えて行ってしまう事も無いのです。

 そして、低い弾道の球は、GKの苦手な球種と言えます。

 これが、出来るのと出来ないのとでは、将来その『決定力』に大きな差が生じるとも考えられるのです。

 今は、GKも小柄で、ジャンプしてもバーに手が届かないので、殆どどんなシュートでもはいるかも知れません。

 しかし、成長して・・・ゴールが小さく見えてしまう様になって来た時、ゴールを割る事が出来るのは、こう言った地味なシュートが殆どだと言えます。

 特に、確実に決めなければならないシーンでは、こう言う技術が物を言います。

 こう言う事が、その後のサッカー人生に落とす陰は、小さくなさそうです。

 日本人選手が決定力に欠ける原因の1つは、『育成年代』のこう言ったプレイに根があるのかも知れませんね。

 


 じゃぁ、サイズを小さくすれば解決する問題なのか・・・と言うと、これもまた違う気もします。

 『ストライカー』目線からは、小さい方が練習となるかも知れませんが・・・それでは、GKが育たないと言う事も言えるかも知れません。

 例えば、『ハンドボール』のゴール位の大きさにした時、果たしてGKの為になるのか・・・どうでしょう?

 横への動きも少なく、ジャンプも必要無く、偶発的なセーブの連発となってしまうかも知れません。

 ただ、GKをやる為の敷居は多少低く出来るのかも知れませんがね。

 小学生、特に低学年にはそれで良いのかも知れません。



 そもそも論として、低学年と高学年が同じ大きさのゴールで良いのか・・・と言う疑問もあります。

 各年代において、適切なサイズがどの位か・・・ちょっと分りませんが、3年生位まではハンドボールのゴール程度でも良いのかも知れませんよね。

 何なら、ゴール不要の『ラインサッカー』でも構わないのかも知れません。

 これなら、転がす意識も付けられそうです。
 

 
 まぁ、難しい問題だとは言えますが、確かに学年毎に違うサイズのゴールを用意すると言うのも、運営側には大きな負担となってしまいますから、現実的では無い気もします。

 そこで、妥協策として・・・練習では、ゴールを狭める様にすると言う方法が良いのかなと思います。

 コーンをゴールに見立てたり、ハードルなんかでも代用できますよね。

 こうなって来ると、もはや『ストリートサッカー』レベルなのかも知れませんが、考えてみれば海外のスター選手の多くは、ストリートサッカーに子供の頃は興じているものです。

 それが、無闇に蹴り上げないシュートを身に付けさせてくれたのかも知れませんよね。

 また、GKの裏を突く様な『騙し方』もこう言う所で養ったのかも知れません。

 練習環境は、多少難易度が高めの方が良いのです。



 その代わり・・・試合では、通常のゴールを使用する様にすれば良いのかなと思います。

 攻撃側にしてみれば、難易度が下がる訳ですから・・・得点シーンをもっと増やす事が出来るのかと思います。

 それが、また喜びとなれば子供達にとっても良い事なのかも知れません。

 見ている方もその方が盛り上りますよね。

 

 練習では小さめのゴールを設定し、本番では通常のサイズのゴールを使うと言うのは、妥協策でしか無いのですが・・・子供達にシュート、フィニッシュの本質は、教えてくれるのかも知れません。

 そう言う事は、PKの時にも顔を出して来ます。

 PKなんて、入って当たり前・・・そう言えるサービスです。

 それでも、これを決め切れない子の何と多い事か・・・。

 点を取ると言う、サッカー最大の目的に対しての意識の低さ・・・そう言えるのかと思います。

 練習だけでも、もっとシビアな方法を取るとゴールへの意識も変わって来るかも知れませんね。
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初の3ピリオド制を体験!

 週末、「なでしこ」のチームの練習試合がありました。

 それも『3ピリオド制』です。

 前中後半と3回に分けて、1試合を行う形式は初の試みです。

 子供達の反応は・・・?



 15分ー15分ー10分と言う、ちょっと変則的な感じのゲームです。

 案内書の最後に・・・後半の10分は普段試合に出られない子を・・・と言う気になる一文も書いてあります。(^^;

 つまり、最後の10分間は・・・重要では無い時間と言う共通認識が指導者側にある状態での3ピリオド制です。

 その為、前中半にはAチームの子が、最後の10分は残りの子が・・・と言う形式に必然的になってきます。

 まぁ、そんな考えだから、『底上げ』なんて何時まで経っても出来ないのですがね。(^^;

 それでも、出るからにはBチームの子も全力でやってもらいたいものです。



 「なでしこ」は、最後の10分組です。(^^;

 最近、ちょっと頑張っていたので応援してやります。(笑)

 全3試合ですから、不足分をAチームの子が何人か交代で補ってくれますが・・・疲れの表情が思いっきり見えてます。

 初の3ピリオド制で、しかも前中半で既に1試合分やっているので、無理も無いのですが・・・頑張れ!

 ここでの最後の10分がAチームにとっては、一番の練習となりそうです。



 「なでしこ」は、まぁ良く頑張っていたとは言えます。

 まだまだ、全然甘ちゃんですが・・・以前に比べれば、格段の成長です。

 ディフェンスも頑張って、怖いながらも男の子に向かって行きます。

 そこそこ、ボールも奪えていたし、前線へパスを出してもいたので、上出来だと言えます。

 プレイスピードや判断力がこれで付いて来れば・・・あるいは、化けるかも知れませんが・・・そこまでは期待しない事としましょう。(笑)



 「10分じゃ、つまらない・・・」Bチームの子達が、試合後に口々にそう言っていました。

 確かに、「なでしこ」はともかく・・・他の子は、もう少し出場の機会を与えてあげても良かったのかなと思います。

 機会さえ与えてあげれば、今後が楽しみな子がまだ何人かいますから。

 特に、相手がAチームである場合は、練習試合なら尚の事出場のチャンスを上げられると良さそうです。

 自分より上のレベルを肌で感じる事もとっても大事な事です。



 練習試合で、勝敗に拘ってしまうと・・・経験を積ませる事が出来なくなってしまう子がどうしても出て来ます。

 それはそれで、チームとしても損失なのですよね〜。

 今しか見てないと・・・後で泣きを見る事になるのかも知れません。

 今のベストメンバー、そしてちょっと試して見たい子、頑張らせたい子、色々な序列があるかと思います。

 その序列にあった起用方法で構わないと思います。

 練習試合では、こう言った事も念頭において色々なオプションを以って臨めると底上げもし易いのかも知れません。

 せっかくの3ピリオド制でしたが・・・有効に活用出来たのかな・・・。



 「なでしこ」は、と言うと・・・こちらも「10分じゃつまらない」論者でした。(^^;

 まぁ、それだけサッカーが楽しくなって来たと言う事でもあります。

 「でもね、お兄ちゃんだって、あれだけ出来ても試合に1秒も出られない事が多かったんだよ。」

 「もっと、練習しないとね〜。」

 と、帰りの車中で「なでしこ」に・・・。

 すると、不機嫌そうな顔で・・・無言・・・。

 「ほんとにもう・・・」

 でも、頑張っているのは良く分るので、それ以上は・・・何も言いませんでしたが・・・。

 まだまだ、Bチーム道は続きます。(笑)
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縦パスと横パス

 最近の少年サッカーは、御存知の通り『パスサッカー』が主流です。

 『個人技』に頼った『ワンマンプレイ』に終始する事は、一部の子を除いて殆ど無いと言っても良いかと思います。

 ・・・で、です。

 子供達のパスを見ていると気が付く事があります。

 それは・・・『横パス』『縦パス』が思いの他多いと言う事です。

 これは、『8人制』だから・・・なのでしょうか?

 以前の4種(U-12世代)の『11人制』の時代を私は知りませんので、比較も出来ないのですが・・・以前からそうだったとしたらちょっと驚きです。

 そう言う指導を受けているのかも知れませんが・・・。



 奪われたら直ぐにピンチを招くパス・・・それが横パスだと言われています。

 全ての横パスが、そう言う状況を作りだすと言う事では勿論有りませんが・・・一般的にサッカーでは、横パスは『危険なパス』として取り扱い注意な部類に含まれるプレイです。

 日本代表の試合等でも、横パスを『インターセプト』され失点に結び付く様な場面を見た事があるかと思います。

 『不用意な横パス』は、避けなければいけないプレイに属します。

 これを、子供達は思いの他多用する様に思います。

 そして、やはりインターセプトされてピンチに・・・こう言ったシーンは多いのかと思います。

 真横へのパスは、止まっている相手に出すパスと考えてもらって良いかと思います。

 インターセプトを狙い易いのです。

 距離が伸びれば伸びる程、奪われる確立はグ〜ンと上ります。

 少なくとも自陣では、それもプレッシャーの多い中央への横パスは感心できませんかね。(^^;

 この辺も周囲が見えていない為に起きてしまう事なのかも知れませんが・・・。

 もちろん、十分安全が確認出来ている場合なら、構わないのですが・・・苦し紛れの横パスは、避けたい物です。



 縦パスについてはどうでしょう?

 これは、『扱い難い』と言う性質があります。

 後ろに目がついている訳でもないですし、高度なトラップ技術を要求される事もあります。(^^;

 仮に、走らせる場合でも・・・頭上を越えて来るパスは扱い難い物です。

 この辺も、8人制ではDFの後方に広大なスペースが出来易い為に、一見有効に機能している様にも見えますが・・・どうでしょう・・・何本通りますかね?

 味方を疲れさせるだけのパスに終わっていないでしょうか?

 これをチャレンジと呼ぶには、ちょっと無理があると思うのは私だけでしょうか?

 あっ、これ受け手がパスの軌道上にいる場合の話です。

 仮に『ポストプレイ』を狙った縦パスなら有効なチャレンジと言えるかも知れませんが・・・。

 多くは、縦に急ぎ過ぎてしまったパスが多い様に見受けられます。

 悪くは無いのですよ。

 でも、『急がば回れ』な時の方が圧倒的に多いのがサッカーです。

 『中継地点』を設ける事によって、状況が好転する事も少なくありません。

 外→中→外、中→外→中の様にワンクッション置くだけで、プレイはグ〜ンとし易くなります。

 不親切な『浮き球』を使う必要もかなり減ってくる筈です。

 そして、こう言った工夫・・・味方がプレイし易い状況を作り出す事に努める事が出来るチームが、やはり後々強いチームになってゆく気がします。



 ほんのちょっとの事ですが、パスサッカーを掲げるのなら・・・こう言った事も少し考えてみる必要があるのかな〜と思います。

 見ていて思うのは、何時でも『結果オーライ』な姿勢ですかね。

 勝てば内容は問わない的な雰囲気・・・無いですかね?

 縦パスを駆けっこで制する事がサッカーだと思い込んでしまったら、その子のサッカーはそう遠くない未来に終わりの時を迎える気がします。

 横パスを多用する子は、次第に出場の機会を失ってゆく事となりそうです。

 どちらのパスも、使い方さえ間違えなければ有効な一手です。

 上手に選択できる様にしてあげて欲しいな〜と思います。

 11人制に繋がって行く8人制であって欲しいものです。
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GKは、経験が物を言うポジションなので・・・

 以前、GKもフィールドプレイヤーと同じ事が出来ないといけませんよ〜と言う話をした事があります。

 それは、常に手を使える状況とは限らないと言う理由からです。

 ですから、トラップ、ヘッディング、ボールコントロール等は、出来て当たり前でないと困ってしまいます。

 そう言う事が出来た上で、GK特有の『キャッチング』『セービング』も出来ないといけないと言う事です。

 逆に、高いレベルでフィールドプレイヤーと同じ事が出来るのなら・・・チームとしては、これを放って置くのは勿体無い話なのかも知れません。



 例えば、GKが積極的にDFとのパス回しに参加する事で、擬似的に『数的優位』を作り出せるシーンもあります。

 こう言うGKがいれば、DFとしては安心して『バックパス』を選択する事も出来る訳です。

 ボールを回しながら前へボールを送る機会を窺う事も出来る様になります。

 後方からの『ビルトアップ』が可能になる訳です。

 勿論ですが、『リスク』をよ〜く考えながら、こう言った事に参加する必要はありますが・・・。

 これが、『ゴールライン』に貼り付いている様なGKでは、全く出来ない・・・任せられない訳で、それだけでも1人分損をしてしまう事になります。



 また、DFラインの後方のスペースをケア出来るのもGKだけです。

 時には、思い切って『ペナルティーエリア』を飛び出して行く事も必要となって来ます。

 的確にその様なプレイが出来るのなら、『スイーパー』的な役割も担う事が出来る訳です。

 その判断は、非常に難しいのかとは思いますが・・・。(^^;



 この様なプレイが出来る様になるには、やはり『経験を積む』事が非常に大切になって来ます。

 GKは、『経験が物を言う』ポジションだと言われるのは、何もセービングやキャッチング、又それを可能にするポジショニングに限った話では無いと言う訳です。

 ゴールを奪われない為なら、GKはどんな事でも(ルールが許す範囲で)やってのける技量が求められるのだと言えます。

 ですから、フィールドの子達と最低でも同じレベルの技量が必要な訳です。

 特に、8人制では・・・これが、出来るのと出来ないのとでは、かなりの差が出てくる気がします。



 こう言う事を意識した練習を繰り返す事は、積極的なGKを育てる事に役立ちそうですね。

 GK専門のコーチがいるチームは限られます。

 こと、少年団ともなると・・・絶望的にいないのが、現実としてある訳ですから・・・子供達自身が、経験できる環境を与えてあげる必要がありそうです。

 ペナルティーエリアの中で、ボールが来るのをただ待っているだけのGKを卒業して、攻守共に積極的に参加出来るGKを目指してみるのも良いのかと思います。

 調子に乗り過ぎて、失敗する事があっても・・・先ずは大目に見てあげて、沢山経験を積ませてあげて欲しいな〜と思います。

 やはり、GKが安定しているチームは強いですよ・・・。
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2−4−1対3−3−1(その4)

 ここからは、皆さんも一緒に考えてみて下さい。

 私もぼ〜っとした頭で考えてみますので・・・。(^^;

 『3バック』を1トップで何とかしたいのですから、ちょっと頭を使わないといけません。

 MFの4人とトップがどんな風に動くか・・・それによって、この3バックを崩す事が出来るか否か・・・大分変わって来ます。

 相手も3バックの上に3人のMFがいます。

 彼らも、戻って来て守備をするのですから、時間もスペースも多くは無いのですね。

 『数的優位』は、相手にあります。

 どうにかして、ここを破らないと得点できそうにありませんよね。

 

 【 さて、どう崩す? 】

 例によって、超下手糞な絵を用意しました。(笑)

 バイタルエリアにて 先ずは、このシーンの状況説明から・・・。

 右サイドの子にボールが入り、ボランチの子がパスを受けようと横に並びます。

 こりゃ不味いと、相手センターハーフの子が寄せて来ます。

 と、同時にトップ下の子がフリーとなってスペースに走り込んで来ました。

 ボランチの子は、そこを見逃さずに直ぐ様パスを出します。

 相手も「やっベー」とばかりに、左サイドバックの子と、センターハーフの子がボールに対してプレシャーを掛けに今動き出そうと言う所です。

 実は、右サイドの子は、ワンツーをしようとしていた為、前線へパスアンドゴーをしています。

 相手の左サイドハーフの子は、このワンツーを読んでいて「そうはさせるか〜」と右サイドの子に就いて行きます。

 一方、左サイドの子もチャンスとばかりに前線へ向かって動き出しますが、その不穏な動きを察知した相手右サイドハーフの子がしっかりと就いて行こうとしています。



 ざっくりと言うとそんなシチュエーションになってます。

 極めて恣意的なシーンです。(笑)

 前置きは、この辺で止めて・・・。

 さて、ここからが問題です。

 バイタルエリアに侵入する事は、何とか出来た訳ですが・・・次の一手を考えなければいけません。

 今すぐ使えそうなのは、@とAにある『大きなスペース』でしょうか・・・。

 誰がどう動いて、何処にボールを繋ぐのが良さそうでしょうか・・・?

 ちょっと考えてみて欲しいと思います。

 それでは、Thinking Time Start !(笑)


 いかがでしょうか?

 好みの問題ですので、正解なんてないのだと思います。

 ただ、こう言った状況をシュミレーションする事もたまには必要なのかな・・・とは思います。

 練習で、こう言った事も行えると良さそうです。

 ちなみにですが・・・私の好みとしては・・・トップの子がAのスペースへ動いて、トップ下の子(現ボールホルダー)とのワンツーで・・・と言うのがシンプルで分り易いのかなと思います。

 無理そうなら、ボランチに戻す事も出来ますから・・・。

 トップ下の子の侵入経路としては、そのまま前線にと言うのが分り易いのですが・・・この場合、ボールは今トップがいる辺りを通過する事となりますかね。

 もしくは、そこをトップ下の子が走り抜けて行き、DFラインの裏を取る事も出来そうです。

 違う選択肢だって当然あります。

 ボランチの子がAに飛び込んで来ると言うのも有りかと思います。

 @に飛び込んで来たサイドの子にパスを出して、サイドの突破を図りセンタリング・・・と言うのも有りですよね。

 これらは、全て子供達自身がその場、その場で、判断し、プレイに移して行く事です。

 何なら、ドリブルで勝負・・・と言う手も選択肢としてはあるのですよね〜。

 瞬時に『最善手』を選択するってのは、本当に難しい事なのです。

 『結果オーライ』なプレイは、相当数目にする事が出来ますが、『閃き』のあるプレイって中々・・・。

 ですから、練習でもこう言った状況を作って実際に人とボールを動かしてみると、何かつかめる事もあるのかも知れません。


 ここで、ポイントとなる事は・・・何でしょうか?

 おそらくですが・・・ここまで来たら、ボールも人も止まらない事じゃないのかな・・・なんて思います。

 相手に『考える暇』『じっくり見る暇』を与えないと言う事が大事な様に思います。

 ハッキリとした動き、狙いを持った動きをしてあげないと、味方も困ってしまいそうですよね。

 動いたり、止まったりでは、ボールを出すタイミングを逸してしまいます。

 『失敗のリスク』を怖れないで、積極的に『ボールを呼び込む動き』をそこかしこで行うべきです。

 実際にボールが出るのは、その内の1人にだけですが・・・選択肢が多ければ多い程、チャンスを作り出す事が出来そうです。

 また、そう言った一見『無駄に思える動き』・・・場合によっては『疲れ損な動き』と感じる事がある動きでも、相手を惹き付ける事は出来ていたりするもので、そのお陰で好機が生まれる事も少なく無いのですよね。

 『損得勘定』は後回しにして、とにかくボールを呼び込む動きをしてみて欲しいと思います。

 チャンスはきっとやって来ますよ〜!



 ・・・何だか、抽象的な話ばかりになってしまった気がします。(^^;
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2−4−1対3−3−1(その3)

 3−3−1の3バックに対して、2−4−1のFWはたったの1人です。

 単純に考えれば、『多勢に無勢』と言った感じで不利な事この上ないのです。

 なんちゃって『カテナチオ』・・・トップの子にしてみたらそんな感じに映っているかも知れませんね。

 『守備』に限って言えば、3−3−1の方は最初から『数的優位』が出来ています。

 しかし、そこを崩さない事には、得点する事は難しいのです。

 付け入る隙は、きっとある筈です・・・。



 【 攻撃の手掛かり 】

 中盤で数的優位を作り出す事で、ボールを自チームの物にしよう!

 と言う所までは、理解できるのかと思います。

 最低限2対1の状況を常に作って行かなければ、これは上手く行きません。

 ですから、練習でも2対1でパスを繋ぐ事をしっかりとした方が良いのです。

 よく、『鳥かご』と言う練習をしますが、あれは3対1の練習ですよね〜。

 で、実際8人制の試合中に3対1の局面がどの位出来るかと言うと・・・極めて限られた時間なのだと思います。

 1対1の局面が殆どで、『個の力』が果たす役割の大きさが良く分ります。

 だからと言って、何でもかんでも、とにかく勝負・・・では、芸がありませんよね。

 取ったり取られたりを繰り返す事になり、こう着状態となってしまう事だってあります。

 そこで、最低限2対1の状況を作り出す事が出来れば、選択肢が1つ増える事となりますよね。

 パスかドリブルかを選べる様になるだけで、十分有利な状況と言える筈です。

 この『最少の優位』を上手に使って中盤を乗り切る事が、先ず『最重要課題』だと言えるのではないのでしょうか?

 これは、『タメ』を作る事にも役立ちます。

 そして、このタメが作れないと・・・3バックを崩す事もちょっと難しくなってしまいそうです。

 何せ、向こうは3人。

 対してこちらは・・・トップ1人です。

 後方からの上がりを待つ時間を作らないと太刀打ち出来そうにありません。

 そして、その役目は・・・中盤の4人とトップに任せる方が良さそうです。


 さて、せっかく物にしたボールを中盤でパス回ししているだけでは得点は奪えません。

 何処かのタイミングで、『縦パス』を入れる事になります。

 これが、『攻撃のスイッチ』を入れる合図となります。

 その受け所は・・・『バイタルエリア』と言う事になるのかと思います。

 この場合のバイタルエリアとは、相手側『MFとDFの間』のスペースの事です。

 ここを省いて、いきなりDFラインの裏へ・・・と言うのは、ちょっと急ぎ過ぎな気もします。

 もちろん、トップの子の足が超俊足・・・と言うのなら話は別です。

 しかし、DFに採用される子は、大体足が速いものです。

 思う様には行きません。

 何事にも、上には上がいるものです。

 ですから、このバイタルエリアで一呼吸置く事とした方が良い気がします。

 とは言っても・・・ここは相手にとっての『生命線』ゾーンですから、直ぐ様MFも守備に戻ってくるでしょうし、DFもただ見ている事はありません。

 直ぐに囲まれてしまいます。

 そうなる前に、ボールを動かす必要がありますよね。

 ですから、中盤でタメを作って味方の上がりを待たなければならないのです。

 その下準備が出来て、初めて縦パスが入れられるのだと思います。

 縦パスと共に味方もバイタルエリアに侵入します。

 今度は、このエリアを基点にパスコースを作ってあげる必要があるのですね。

 しかも、時間は余りありませんから、よ〜く考えてスペースに飛び込んで行く必要があります。

 ボールを保持している子もここは簡単にボールを捌く必要があります。

 持ち過ぎれば、ボールを奪われてしまう危険性はかなり上がって来ます。

 そうなれば、『カウンター』を喰らう事にもなりかねません。

 それだけは、避けたい所ですよね。

 
 このゾーンは、本当に一呼吸置くだけにしないと得点チャンスを作る事が難しくなってしまいます。

 時間勝負です。

 簡単にボールを捌く様に練習でも意識したい所です。

 出来れば『ワンタッチ』で・・・欲を言うとそう言う事になります。

 では、このバイタルエリアからどうやって攻撃して行くのか・・・と言う話になって来ますね。

 

 まぁ、急がないで・・・続きは次回!
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2−4−1対3−3−1(その2)

 今回も中盤の話です。

 2−4−1は、やはり中盤をどの様に機能させるか・・・が一番の課題だと言えます。

 中盤を支配できないのであれば、このフォーメーションを採用した事は失敗だと言えます。

 しかし、ある程度のレベルに達するまでは、『ポゼッション』を意識する必要は無いのかな・・・と個人的には思います。

 そう言った、『数字遊び』はもっと上手になってからで十分です。

 取り敢えずは、効率的な試合運びを考える事にします。

 

 【 中盤を支配する 】

 中盤を支配する・・・言い過ぎです。(^^;

 しかし、そのつもりでプレイする必要はあるかと思います。

 前回、中盤の守備でも触れましたが、3−3−1に対して2−4−1は、中盤での『数的優位』を作り易い状況が最初から用意されています。

 その為に、リスクを犯してまで中盤を1人増やしている筈です。

 ですから、中盤での局面は、絶対に1対1としてはいけないのです。

 個の力に頼った攻守程危うい物はありません。

 どちらに転ぶか分らない、危険な賭けだと言えます。

 最低でも2対1の状況を常に作る必要があります。

 出来れば、3対1が理想ですが・・・先ず難しい事この上ないので、3対2の状況でも良いのでしょう。

 常に1人多い局面を素早く作る努力をします。

 その為には、広くフィールドを使う方が良さそうですね。



 両サイドが『タッチライン』一杯まで広がる事で、フリーとなれるか、相手を引っ張り出せるか・・・このどちらかが出来そうです。

 スペースを作る事にも役立ちます。

 パスを通し易くする為には、フィールドを広く使う事です。

 これも、攻撃の基本なのかと思います。

 トップ下、ボランチ、そしてサイド、この3点で『三角形』が出来ています。

 始めから、3対2の形は出来ているのですね。

 そこを、両サイドが一杯まで広がる事で、2対1の局面を作り出す事が出来そうです。

 ボランチと、トップ下が数的優位を作る為に奔走する必要がありますけど・・・。



 時には、トップが下がって来たり、左右に流れる事でも数的優位は作れそうです。

 中盤にボールが入った時は、常にこう言った事に気を配って動かなければいけません。

 最低でも1つ『パスコース』を素早く作りだしてゆく必要があります。

 それが、結果として『ボールを失わない』事に繋がって来る筈です。

 こうして、パス交換をしながら『縦パス』を入れるタイミングを窺う事も時には必要です。

 無闇に縦パスを急いでしまっては、ボールを失いかねませんから、人とボールを動かしながら・・・その時を忍耐強く待つ事も大事なのですよね!

 
 あ〜長くなって来たので、今回はこの辺で・・・。(^^;
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2−4−1対3−3−1

 ちょっと、2−4−1対3−3−1について考えてみようと思います。

 うちは、何故だか全学年2−4(ダイヤ型)−1で統一されています。

 団の方針だそうです。(^^;

 一方、多くのチームで3−3−1が採用されています。

 実際、強豪チームの殆どがこの3−3−1を採用している様に思います。

 『安定感』と言う点では、3−3−1の様にも確かに思えてしまうのですが、この辺はそれを操るチームの戦い方次第と言えます。

 オシム前代表監督の言う様に、フォーメーションは保障でしかありません。

 あくまでも、大切なのは各個人の力です。

 そこら辺を踏まえて・・・あえて、2−4−1で3−3−1と戦う事を考えてみようと思います。

 まぁ、素人考えなので・・・読み流してもらえれば助かります。(^^;


 【中盤での守備について】

 2−4−1は、MFに4人を割いています。

 ですから、『中盤』での『数的優位』が作り易そうではあります。

 たった1人、されど1人なのです。

 ここを上手に使えないと、2−4−1を採用するメリットを欠いてしまいそうに思います。

 中盤に人を割いているのですから、何とかここを『攻守の要』としたい所です。

 中盤に入って来たたボールは、ここで絡め取る様にしないといけません。

 ここを簡単に突破されてしまうと・・・即、失点の危機を招きます。

 特に、DF2人の両側には、広大なスペースが広がっていますから、ここに出されると厄介です。

 『オフサイド』も期待できません。

 これは、11人制で『スイーパー』システムを採用している場合と同じウィークポイントと言えます。

 ですから、中盤の4人がDFのつもりで、守備に当たる必要があります。

 「まだ後ろにいるからいいや〜」的な考え方は、絶対に禁物です。

 DF2人の両側に広がるスペースには、絶対にボールを出させてはいけないのです。

 その出し所全てを潰す・・・そう言うつもりで、中盤は守備も懸命にする必要があります。

 MF4人は、同時にDF4人でもある必要があるのですね。

 
 それでも、サイドにボールが出てしまう事がやはりあります。

 両サイドの子は、DFラインにまで下がる必要が出て来ます。

 一時的に4バックの様になってしまう事もあるかも知れませんね。

 しかし、ここをしっかりと対応しないと・・・2バックがサイドに引き出されてしまっては、中央がガラ空きとなってしまいます。

 ボランチ(便宜的に中盤の底をそう呼びます)の子が対応しなければならないシーンもあるかも知れませんし、DF1人が対応に行き、ボランチの子がDFラインに入る事になるかも知れませんね。

 状況によって、声を掛け合い素早い対応をしなければなりません。

 とにかく、MFは声を掛け合って互いにサポートし合いながらゲームを進めて行く必要があります。

 数的優位は作れているのに、何をすべきか分らない・・・と言う状況を回避する為にも、声を掛け合う事はとても大事な事です。



 中盤での守備でもう1つするべき事は、2人で対応すると言う事かも知れません。

 これも数的優位を利用した守備ですよね。

 せっかく、数的優位を作れているのに、1対1での対応では何の為の数的優位なのか・・・分らなくなってしまいます。

 出来るだけ、2対1の局面を中盤では作り出して行かないとボールを効率的に奪う事は難しいのいだと言えます。

 その下準備として、トップ下とボランチの『距離を一定に保つ』努力も必要なのかも知れません。

 ここに、広大なスペースが出来てしまうと・・・そこに攻撃の起点を作られてしまう事となります。

 この場所は、相手トップ下の仕事場ですから・・・スペースを与えてしまうと厄介です。

 周囲をよく確認して、ポジショニングを決めてゆく事に意識を向ける事は、どんな戦い方をする場合でも必要な事だと言えます。

 せっかくの数的優位ですから、それを活かした守備をしないと・・・DF2人がトンでも無く苦労します。(^^;

 2−4−1での守備の要は、実はMFだと言えなくも無い気がします。

 DF2人だけで守備をするのは、物理的に無理ですから・・・。

 
 続きは次回に・・・。
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体育会系は、もういらない!

 色々な所で、小学生のサッカー界における『機会平等』とか『結果平等』とか、『公平』について議論されたり、それぞれ指導者や親御さんが意見を述べています。

 私は、この手の話に猛烈に『違和感』を感じ始めています。

 子供達の事なんて、置き去り・・・そう言う感が否めないからです。

 子供(プレイヤー)不在の議論を展開して来たのが、日本の少年サッカー界である事が解ります。

 かく言う私も、その仲間だったに違いありません。(^^;

 『JFA(日本サッカー協会)』『8人制』を導入した意図の1つに、『全員に出場の機会を与える』と言うものがあります。

 以下は、『8人制競技規則』からの抜粋です。
 
 日本サッカー協会(JFA)では、サッカーをプレーしているすべての子どもたちに試合に出場する機会を与え、試合を通して選手として成長する機会を与えるために、「8 人制サッカー」を導入することにしました。

 仲間と練習しているメンバー全員が試合に出て、試合を通して練習で身につけた技術や戦術を試してみる。試合の中で見つけた課題を練習してみる。このことが何より子どもたちを成長させることになります。

 「8 人制サッカー」は多くの子どもたちが試合に出場できるようにするために、ピッチを大人のサイズの半分にし、自由にいつでも交代できるようにした、この年代においては最適な試合形式だと考えています。

 U-12 の子どもたちが試合を通して、サッカーを楽しみ、サッカーを通して規則や規律を学び、仲間を大切にする心を養うことができると信じています。そのためにはこの年代に携わる指導者・審判員・保護者が一体となり、サッカーを通して「フェアプレー精神」や「リスペクトの心」を培っていきたいと思っています。

 如何でしょうか?

 『8人制』に限って言えば、『全員参加』を前提にしたルール設定となっている訳です。

 その為の『自由交代』と言うシステムなのです。

 GK以外は、特に制限無く交代が出来る様に配慮されています。

 何度交代しても良いのですね。

 にも拘らず・・・出場出来ないと言う声が、そこかしこで聞こえて来るのは何故なのか・・・。

 実を言うと、検索ワードでもほぼ毎日目にするのは、『試合に出れない』系ワードなのです。

 この『子供達の権利』『阻害』しているのは、他ならぬ(私も含めた)『大人』です。

 子供達は、単純に『サッカーがしたい』だけなのに、大人が色々な制約を勝手に設けて子供の権利を奪ってしまっていると言うだけなのです。

 例えば、『能力のある子の出場機会が多くなるのは当然』と言う声が多く聞かれます。

 一見、正論の様にも聞こえますよね。

 多くの人がこの意見に賛同するのではないのでしょうか?

 しかし、これだって大人が勝手にそう決め付けているだけです。

 他の子と同じ程度の出場機会に留まる事に何の不都合があるのでしょうか?

 また、『勝ちに行くから出せない』と言う声も非常に多く聞かれます。

 全員出場で勝ちに行けば良いのでは?

 なぜ、最初から全員出しては勝てないと決め付けるのか・・・小さ過ぎませんか?

 あ〜だ、こ〜だと色々な『屁理屈』を並べて、子供達を納得させる事に力を注ぐ必要は全くありません。

 どうせ『大人の事情』でしかないのですから・・・子供達は、分かった振りはしてくれますが・・・心の内は複雑なのだと思います。

 子供達と話していると、そう言う事がヒシヒシと伝わって来ます。

 私も反省しなくてはいけない所です。

 まぁ、そんな訳で・・・平等とか公平とか・・・そんな議論自体、下らない意味の無い事なのだと思います。

 試合当日には、どんな子であっても皆、ただサッカーがしたくて来ているのです。

 そして来た以上は、試合に出場する権利を皆有している筈です。

 そんな子達が、僅か1秒もピッチに立つ事を許されずに帰って行く事を「当然」だとか「仕方が無い」だとか考えるのは、大人の『奢り』以外の何物でも無い気がします。

 限られた数人だけで獲得した勝利なんて、8人制に限って言えば『偽物』でしかありません。

 誰かに取って貰ったメダルや賞状に何の価値も無い事を先ず大人が理解しないといけません。

 『体育会系』な発想自体が既に『時代遅れ』となっている事に気が付くべきだし、世の中は既にそう言った考え方に『拒否反応』を示している事を理解しないといけません。

 結局は、自分達がそう言った環境で育って来たから・・・と言う事に還元されてしまう訳で、何時まで経っても変わる事の出来ない小さな異世界を作り出してしまっているだけの様に思います。

 それではダメだと言う事で、JFAもこの様な取り組みを始めたのだと思うのです。

 ただこれは、『4種』に限った話です。

 もっと上のカテゴリに行けば・・・つまり、大人に近付けば近付く程に、大人の世界の価値観に近付いて行き、またその各年代の価値観の中でスポーツに身を置く事となって来ます。

 急ぎ過ぎる必要は全く無いのだと思います。

 子供、特に4種の小学生は、『小さな大人』では無いのですから・・・その小さな心と身体は、非常に壊れ易いのです。

 『鍛える』つもりで、壊している事も少なく無いのです。

 『教える』つもりで、傷つけている事も少なく無いのです。

 もう、スポーツ界でも大人が子供に『独裁的』に振舞う事が許される時代は終わりにしないといけない様に思います。

 公平だの平等だの、暇な大人の『言葉遊び』に子供達が左右される事の無い少年サッカー界に少しずつでも変わって行けるのなら、結果としてサッカー界全体も発展して行けそうな気がします。

 結局、急務なのは・・・大人の側の『意識改革』と言う事なのかな・・・と思ってしまいます。

 自分で書いていて、耳が痛い・・・そんな話なのでした。(^^;
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僕は攻撃、君は守備

 子供達は本当に素直な子が多いです。

 下手な事は言えません。(^^;

 一度頭に刷り込まれると中々頭から離れない様ですね。

 『ポジション』に対しての子供達の考え方は、正にそうだと言えます。

 FWは攻撃、MFは攻撃、DFは守備・・・こんな感じに考えている子って案外多いのです。

 ちょっとサッカーを知っている子でも、MFは攻撃と守備と両方やらないと・・・くらいでしょうか・・・。

 一昔前の発想です。(^^;

 そう言った指導を受けているのかも知れませんが・・・8人制に限って言えば、ちょっとこれでは困ります。

 何時も言っている通り、『全員攻撃全員守備』が8人制の基本です。

 FWだって守備をしないといけません。

 だからと言って、自陣深くまで戻って守備をしろと言う訳ではありません。

 『ボールの位置』『ポジショニング』『試合展開』等によって、どのポジションの子でも『攻撃参加』する必要があるのだし、『守備に回る』必要が出てくると言う事です。

 そして、その時自分に出来る攻撃参加の仕方や守備への回り方と言う物があるはずです。

 例えば、『最終ラインの押し上げ』だって、立派な攻撃参加の形ですし、同時に『積極的守備』の形とも言えます。

 FWの子なら、相手陣内ではボールを追い駆けて相手にプレッシャーを与えると言う事も、十分守備の形なのです。

 こう言った、自分に出来る『精一杯のプレイ』を常に皆で行う事が、『チームプレイ』の入り口です。

 得手、不得手なんて関係無いのです。

 「僕は攻撃、君は守備」と言う考え方をしている内は、8人制のサッカーをしている意味はないのかな・・・と思います。

 ポジションの名称を8人制は、別途考える必要があるのかも知れませんね。

 11人制からの借用では、しっくりとこない事って多い気がします。

 役割分担も違いますし・・・その辺のズレも子供達に誤解を与えてしまっているのかも知れません。

 8人制の『守備的MF』『ボランチ』と呼ぶのもどうかと思うのです。

 まだまだ、8人制は考えなければいけない事が多そうです。



 
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