ゴールハンターになれ!

 何度も言いますが、サッカーは得点を競うゲームです。

 得点を奪えなければ、勝つ事は出来ません。

 ただ、それだけに簡単にはゴールを割らせてはくれない物です。

 この辺の事を子供達は、どの位理解してプレイしているのでしょうかね?



 先日の「なでしこ」達の練習試合での事です。

 結果は負けでしたが・・・勝敗を分けたのは、明らかに『ゴールへの意識』の違いでした。

 相手のチームは、息子達の時も同じ様にゴールへの意識が非常に高かった事を良く覚えています。

 うちのチームとの一番の違いは、『何処からでもゴールを狙って来る』と言う点です。



 寄せが甘ければ、そこからシュートを打ち込んで来ます。

 例え、それが『ハーフェーライン付近』でもです。

 自分のシュートレンジなら、迷う事無く狙って来るのですから得点意識の高さが窺えます。

 まぁ、これは極端な話ではありますし、決して褒められる事ばかりでもないのですがね。(^^;

 ただ、怖さはありますよね。


 誰でもゴールを奪う事は出来ます。

 知ってはいても、『ポジションの呪縛』から逃れられなくて、その機会を譲ってしまう事も子供達には多く見られます。

 DFだから・・・GKだから・・・なんて、得点とは縁が無いなんて考えていたらダメなのですよね。

 全員が得点への意識を高いレベルで以っている必要があります。

 実際に、DFもシュートを撃とうと言う事ではありませんよ。

 『得点に積極的に絡むプレイ』をしようと言う事です。

 その流れの中で、もしシュートを撃てるチャンスがあるのなら撃てば良いのです。

 シュートは、FWやMFだけの物じゃないですから・・・。


 どうしたら、ゴールネットを揺らせるか・・・そんな事を常に考えてプレイ出来るか否かが、得点チャンスを多く演出する鍵となって来そうではあります。

 自分が得点する事ばかり考えていては、いけませんがね〜。

 周囲を上手に使って、チームとしての得点を数多く上げて行く事が出来るチームは、やはり強いですよね。

 もうちょっとだけ、得点への意識を皆が持つ事が出来ると、もっと面白い試合が増えて来そうです。

 
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足が遅くたって・・・

 『足の速さ』・・・少年サッカーにおいては、かなり強力な武器になりますよね。

 特に8人制では、スペースが多い事もあって『スピードスター』が活躍出来る舞台が整っています。(笑)

 でも、足の遅い子(チーム内比)の方が圧倒的に多いんですよね〜。



 もちろん、足が速ければそれに越した事は無いのですが・・・こればかりは、どうやったら速く成れるのか・・・正直分りません。

 しかし、足が遅い事を嘆いてばかりいても仕方が無いのです。

 足が速いと言う事は、その子が装備している武器の1つです。

 では、自分は何を装備したら良いのか・・・ここを考えないと、光は見えて来ない気がします。



 自分の身の丈に合った装備を求める事が出来なければ、戦わずして負けてしまう事もあります。

 足の速さに関係無く身に付ける事の出来る武器を探さないといけません。

 さて、何を選んだら良いのでしょうか・・・?

 例えば、『ボールコントロール』とか、パスやシュートの『精度』とか、こう言う事を武器に出来れば、それに越した事はありません。

 ただ、一朝一夕には行きませんよね〜。(^^;

 それでも、こう言う事を一生懸命練習して上達出来れば、立派な武器となります。

 ただ、武器も1つだけでは不十分な事も多いのです。

 色々な武器と組み合わせる事で、より強力な武器となります。



 実際にボールを扱う事ばかりが武器となると考えてはいけません。

 ボールを持っていなくても使える武器だってあります。

 『ポジショニング』とか『オフザボールの動き』とか・・・これらは、ボールが無い時に使える武器となります。

 鍛えるのは『頭脳』ですよね。

 この頭脳と実際のボールコントロールがコラボすれば、かなり強力な武器となります。



 実際にサッカーは、脳と身体が十分に鍛えられていないと、上手く出来ません。

 どちらか1つでは、十分な力を発揮できないのですよね〜。

 特に脳の方は、鍛えるのを忘れられがちなんです。

 ここに目を付ける事って大事なんだと思います。



 足が遅くたって、他の武器を持つ事は十分に出来ます。

 将来、足が速くなった時には、今頑張っている事とコラボしてより強力な武器を持つ事が出来る様になるかも知れません。

 それは、数ヶ月先かも知れないし、数年先かも知れません。

 もしかしたら、足なんてそれ程速くなってくれないのかも知れません。

 でも、鍛え続ければきっと・・・将来、それで勝負出来る事だってあるかも知れませんよね。



 今、丁度息子がそんな感じですか・・・ちょっと、足が速くなって・・・体育大会でも、初めて徒競走で1位(小学生の時は常に3位以下)を取ったり、初めてリレーメンバーに選ばれアンカーを務めたり・・・。

 そんな訳で、小学生の時に励んだ練習の成果が今やっと実を結び出したかな・・・って感じになってます。

 足が遅くて、追い着かれていたドリブルも、そこそこ使える様になって来ました。

 守備の時も、周囲を見ながら戻る事をしています。

 DFラインからのパス出しも小学生の時にトップ下で磨いたパス(なんて言うと大袈裟ですが・・・)が活きていますかね。

 もちろん、足元だって昔より自信を持ってプレイしています。



 これらは、足が遅いからと言って投げ出してしまっていたら・・・今でもきっと自信を持ってプレイする事は出来ていないのだと思います。

 まだまだ、全然ですけどね〜。(笑)

 それでも、小学生の時に比べたら、全然前に出ています。

 少し積極的になれてますよね。

 センターバックなのに、『オーバーラップ』して攻撃に参加したりもしています。(^^;

 やり過ぎですがね。

 まぁ、だから・・・足が遅くたって、磨ける事を磨いておいた方が良いのです。

 将来、もっとサッカーが楽しくなる為に・・・。

 無駄な事なんてないんですよね〜。

 今は分らなくても・・・息子もそうでしたから・・・諦めないで頑張って!

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パスが来ない!?

 よく子供達は、「だって、パスが来ないんだも〜ん」なんて愚痴る事があります。

 確かに、中々パスを出してくれない子はいますよね。(^^;

 ボールが取られるまでドリブルしてしまう子なんかそうです。

 そう言う子が、ボールを持ったら・・・パスを貰う事は出来そうもないですよね〜。

 その子がパスを出来る様になるまで・・・ちょっと大人になって、しばらく我慢しましょうか・・・。(笑)


 逆に、パスをしたいのに・・・って子もいます。

 こう言う子に言わせると、「パスが出せる所にいないんだも〜ん」て言われてしまう事があります。

 パスが来ないと嘆く子とパスが出せないと嘆く子・・・お互いパス交換がしたいのに・・・すれ違う2人・・・彼らを阻むものは一体・・・待て、次号!(笑)


 そもそも、パスって来るのを待つものか・・・どうでしょう?

 そう言う受け身的な考え方では、中々貰えない物なんだと思います。

 だって、それを邪魔しようとする相手が常にいるのですから・・・。

 じゃぁ、どうしたら良いか・・・そこを考えないといけませんよね。



 誰でも動く所までは、思い付きます。

 それでも、貰えない事って少なく無いのです。

 それが運命であるかの様に・・・。(笑)

 違いますよね。

 動く場所が良く無いのだと気が付かなければいけません。



 フリーになろうと空いているスペースに走り込む事は、思い付きます。

 確かにそこには誰もいないかも知れませんが・・・2人の間にはどうでしょう?

 子供達にはこの部分に考えが及ばない事が多々あります。

 間に『邪魔者』がいるのに、「ヘイ、パスッ!」って、ひたすら叫び続けている子も多いのですよね〜。

 パスを出す側からしてみれば、「出せるかっ!」って言いたくなる所です。(^^;

 これも移動先で止まって待っている事に原因がある事が多いのですよね。

 止まった状態でパスを貰える状況ってそれ程多くないのだと思います。



 それじゃ〜と、今度は動きながらパスを受けようと・・・動きまくります。

 当然、お邪魔しま〜すと、マークも付く事が多いのですよね。

 そうなると今度は、パスを出すタイミングが難しくなってしまう事があります。

 出したくても、出せない・・・出すタイミングが分らない・・・。

 それもその筈で、こう言う子はず〜っと同じスピードで動いている事が多く、マークを振り解く事が出来ていない事が多いのです。

 それでも最後は、「全然パスしてくれないんだも〜ん」ってスネてしまったりします。(^^;



 『パスを引き出す』のが上手な子を観察してみると・・・幾つかヒントが見付かりそうです。

 例えば、急にスピードを変える、急に方向転換をする、こう言うアクションを見て取れる事があります。

 静から動へ急に変わる事で、マークし辛くなったりします。

 その一瞬の隙にパスを引き出すのですよね。

 緩急のある動きや急な方向変換を上手に使ってみようと言う事です。



 もう1つ、非常に上手いな〜って思うのは、相手の死角に入り込んで来るのが上手な子がいます。

 例えば、マーカーにすーっと寄って来て、突然裏を取りに行ったり、前に出て受けたり・・・ボールと人を同時に見られない位置取りを見事にしてみせる子って時々います。

 凄いな〜って思うのですが、こう言う事もチャレンジしてみるとコツが掴めるかも知れませんよね。

 背後からの飛び出しと言った所でしょうか。



 パスが来ないと嘆くよりも、パスを引き出す事を考えないといけませんよね。

 そこに止まってパスを受けようなんて『横着』していては、貰える物も貰えません。

 考え方は色々です。

 頭を使ってプレイするって言う意味でも、こう言う事を常に考えてサッカーすると上手になれるんだろうな〜って思います。
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中盤の底を任されたら

 『中盤の底』と言うと、『ボランチ』『アンカー』なんて呼ばれるポジションの事なのですが、名前が違う様に役割も違うものなのです。

 ただ、その役割は、チーム毎に指導者が決める事でもあります。

 何だかややこしいのですが・・・1つだけ、中盤の底を任されたら意識して欲しいかなって事はあります。



 うちの少年団は、2−4−1を採用していますが、中盤はダイヤ型を形成しています。

 その為、中盤の底・・・ボランチと便宜上呼んでいますが・・・のポジションが存在しています。

 ここを任された子は、本当に難しい対応を迫られる事が多いのです。

 「あ〜でもない」「こ〜でもない」と常にダメ出しされているポジションでもあります。

 『攻守の要』なんて一言で言われる事も多いポジションなんですが、それだけに難しい役割を色々と押し付けられてしまう物です。



 中学の部活動では、殆ど4−4−2を息子達は採用しているのですが、時折・・・気まぐれに、3−5−2なんかも採用しています。

 この時は、『ダブルボランチ』を採用している様です。

 息子がここを任される事もありますね。

 観ていてやはり難しそうだなって思います。

 それは、守備に関してです。



 守備に転じた時、ここにいる子はどうすれば良いのか・・・本当に考えさせられます。

 気持ちとしては、ボールを追い掛けたい時もありますし、マークに付きたい時だってあります。

 ただ、そんな時にちょっと考えて欲しい所があります。

 それは・・・『バイタルエリア』に関してです。



 本来、中盤の底のポジションは、このバイタルエリア(MFとDFの間)を埋める事を目的としたポジションでもあります。

 バイタルエリアとは、侵入を許すと『危険な領域』だと言えます。

 ここを、空けてしまう事は、失点に繋がるリスクを背負い込む事になります。

 去年、息子達のチームは、正にここを突かれての失点が多かったと言えます。

 どうしても、誘き出されてしまうのです。

 そして、空いたスペースを自由に使われてしまう・・・その繰り返しでした。



 ただ、動くなと言う事も言えません。

 全ては状況によって・・・と言う事になるのですが、その判断が本当に難しいのだと言えます。

 DFラインに同化してしまっても、バイタルエリアは空いてしまうのです。

 小学生の8人制では、本当に厄介なポジションだと言えます。

 これを何とかしようとすれば、どうしてもDFラインの上げ下げや、左右への全体的なスライドなんかを意識させて、バイタルエリアをなるべく空けない様に工夫しないといけなくなってきます。

 難しい話ですよね。(^^;



 バイタルエリアを意識したポジショニングが出来れば、このポジションは何とかやっていけるんじゃないのでしょうかね。

 で、DFラインや攻撃的MFに常に声掛けをして、全体をコンパクトにまとめる努力をすれば、負担も少なからず減ってくるのかな・・・なんて観ていて思います。

 素人考えですから、何処まで的を得ているか分かりませんがね。(^^;

 ただ、こう言う事を「あ〜でもない」「こ〜でもない」って考えながらプレイするのも楽しい物です。

 そうしている内に、そのポジションのスペシャリストになっちゃたりして・・・。(笑)

 中盤の底を任されたら、意識するのは常にバイタルエリア・・・じゃないでしょうかね?
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遠くから撃ってはいけないの?

 『ロングシュート』って決ると格好良いですよね〜。

 子供で無くとも、憧れ・・・じゃないのですかね?

 ただ、ロングシュートを嫌う向きもある様です。

 子供達って、本当に大変なんですよ・・・。


 ロングシュートを打つ為には、それなりの『キック力』が必要です。

 十分なキック力が有る子なら、狙っても良いんじゃないのって思います。

 何処からでも、ゴールを狙って来る・・・そんなチームは、本当に怖い物です。

 GKに対してゴールが大きく見えてしまう4種のサッカーでは、このロングシュートと言うのもが非常に有効な場合があります。

 山なりのボールが飛んで行けば、GKがセーブ出来る確立はグ〜ンと低くなって来ます。

 どんなゴールでも1点は1点です!

 素直に喜びゃ良いのに・・・眉をひそめる頑固な指導者もいたりします。(^^;



 下手な鉄砲数撃ちゃ当たる的なプレイには、やはり苦言を呈する指導者もいます。

 もっと、良い選択肢は無かったかと言われると・・・自信が持てないのも確かです。

 撃つと決めたら、もう周囲の事なんて見ていないものですし・・・。

 そこを、責められると返す言葉も無いのが現実です。(^^;



 要は、ロングシュートを狙って良いシーンか否かを判断してくれよって事を言いたいのだと思って良いのだと思います。

 もっと、良い条件下でゴールを狙える子がいるのなら、そちらに任せるべきじゃないの・・・って事です。

 また、そう言う子をを探したのかって所も問われます。

 もっと言うのなら、闇雲にシュートを撃つなと言われていると思って良いのです。

 外しまくる事もまた、士気に関わって来る所かも知れないからです。



 でも、そう言った事より、本音は『崩して』得点をして貰いたいと言う所なんだと思います。

 ロングシュートそれ自体は、否定する物では無いけれど・・・そればかりでは、ダメですよって事です。

 例えば、体格の良いGKが相手なら、ハイボールの処理もお手の物って事は、高学年なら良くある話です。

 そうなると、ロングシュートで得点を奪える事なんて、非常に稀となってしまいます。

 そうなった時、君は何が出来るの・・・それでも、ロングシュートに頼るのなら、いずれ試合に出場出来なくなるかも知れないよ・・・って遠回しに言われていると思って良いのだと思います。

 まぁ、もっともと言えばもっともな話ですが・・・。



 何でもそうですが、何かに頼りきったプレイは続ける物じゃありません。

 余程、それを磨き切って極められた物ならともかく・・・そうでないのなら、何時か行き詰る事になります。

 ロングシュートもその1つです。

 撃ってはいけないと言う訳ではありません。

 それで良い時もあるのです。

 ここも、良い『判断』が求められる所ですよね。

 ロングシュートは、『安易な選択』と受け取られがちなプレイですから、御利用は計画的に・・・って事で。


 検索ワードに『ロングキック だめ』ってのがあったのでちょっと触れてみました。(^^;
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ボールを持ち過ぎる

 ちょっと、上手な子は『ボールを持ち過ぎる』嫌いがあります。

 私個人としては、小学生の内はそれでも良いのかな・・・なんて思うのですが、大会に出場して勝ち負けを争うとなると、それを許してくれない大人も大勢出て来ます。

 これ、良いとか、悪いとかの話では無いのです。

 以前にも書きましたが・・・指導者の数だけ考えるサッカーがあるのです。

 ドリブル等の個人技を駆使する事を推奨する指導者、チームもあれば・・・パスを巧みに廻し効率良く試合を運ぶ事を良しとする指導者、チームも当然あるのです。

 要するに・・・指導者次第・・・な訳です。



 「ボールを持ち過ぎるなっ!」って声が掛かる事って多いですよね。

 息子も低学年の時は、そうでした。

 そう言う事を言われ続けて・・・ドリブルを辞めてしまいました。

 そんな事もあって、今・・・ドリブル下手です。(^^;

 コーチは、してはいけないと言った訳では無いのです。

 時と場合を考えて・・・って指導だったのですが、息子にはそうは伝わらなかった・・・って言うか、しなければ叱られない・・・なら、止〜めたって事だったんだと思います。

 楽な道を選んでしまった・・・と言う事です。

 逆に言えば、それ程のストレスを与えてしまう事もある訳ですよね・・・大人の声って。



 今は、欧州のサッカーの真似をしたいのか・・・パス回しを徹底的にやらせるチームも相当出て来ました。

 『ポゼッション』を高め、リスクの少ない戦い方を子供達に仕込んでいます。

 洗練された高度なサッカーが、その目線の先にはある様です。

 それが、結果に繋がっているチームばかりでも無いのですがね。(^^;

 クラブチームは、そう言うサッカーをやらせている所が目に付きますかね。

 『セレクション』のあるチームは、最初からそこそこ個人の能力が高い子が集まって来ますから、パスサッカーをすんなりと指導出来るのでしょうが、少年団はそう簡単には行きませんよね。

 一様、パスサッカーも仕込んで見るものの・・・いざ試合ともなると個人技で・・・って事になりがちです。

 全てが、中途半端って感じもしないでも無いのですが・・・そこは、少年団ですから多くを望まない様にしないと・・・。



 さて、ボールを持ち過ぎる事は悪い事なのでしょうか?

 個人的には、悪い事だとは思いません。

 これも、その子の個性なのかな・・・って気はします。

 その子の考えるサッカーは、そのレベルなのです・・・今は。

 周囲の事とか、一切考えてないのですよね。

 今、ボールを自分の物としている事が楽しいのです。

 奪われてしまえば、もうつまらない物になってしまいます。

 その子にとって、サッカーはその程度の物なのです。

 サッカー文化なんて、未だ日本には無いですから・・・仕方が無い事なんですよね。

 もっと、サッカーを見て、触れて、これからサッカーと言う競技を知って行かなければならない状態なのですから、責められない所なんだと思います。



 そこを、指導で補う事をしてくれる指導者の方がいます。

 そうでは無く、思う様にやらせてくれる指導者もいます。

 その違いなんだと思います。

 どちらが良いと言う事でもないのでしょうね。

 子供や親御さんが、それを良しと出来るか否か・・・ただそれだけなんだと思います。

 持ち過ぎる事を責められて、親御さんの方がイラっとしてしまうのは間違いです。

 サッカーに対する考え方の違いですから、我慢出来なければ移籍・・・を考えても良いのかも知れません。

 そのチームにいる限り、多分そう言う指導を受け続けますからね〜。



 ボールを持ち過ぎると言われたら、「まだ、うちの子はサッカーって物が分っていないんだな」と思って、沢山試合を見せてあげて欲しいと思います。

 『ダイジェスト』なら、飽きないでしょうかね。

 良いプレイを沢山見て、「こう言う手もあったか!」って思って真似し始めてくれる様になってくれば、次第に周囲との連携も視野に入って来るのかなって思います。

 その時までは、ボールを何とか奪われない様に頑張ってみれば良いのだと思います。

 そっちの腕前を上げる事だって、サッカーには必要な事ですから・・・。

 何事も順番がありますから・・・今は、そう言う時期なんだって思って、指導者に悪態をついたり、子供を責めたりしない様にしたいですね。
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差別?区別?

 検索ワードに『チーム分けは差別か区別か?』と言う物が有りました。

 貴方には、この違いが分りますか?



 チーム分けは、指導者の考える『判断基準』に基づいて行われるのが普通なのだと思います。

 中には、何らかのテストや課題、ノルマ等があるチームもあるのかも知れませんね。

 それでも、最終的には指導者の『独断と偏見』で・・・と言う事になるのかも知れませんが・・・。

 この判断基準を共有する事は、非常に難しい話なのだと思います。

 そうである以上、どうしても不満が出て来てしまうものです。

 そうすると・・・『差別』と言う言葉が独り歩きし始めます。



 どちらも、『分ける』と言う事に変わりは無いのですが、その違いがちょっと分り難いと言えますかね。

 何らかの違いによって分けられる場合は、『区別』と呼ばれる事が多いと言えます。

 例えば、U−12とかU−11とか・・・年齢の違いによって区別されているのが分ります。

 それによって『不利益を被る』子はいません。

 身長、性別、足の速さ、判断基準も比較的ハッキリとしていて、『曖昧さ』を感じる事は少ないのかと思います。

 一方、『差を付ける』為に分けられる場合は、『差別』と言う言葉を用います。

 『差別化』なんて言葉も良く耳にしますよね。

 例えば、上手い下手、強い弱い、そう言うハッキリしない曖昧さを回避出来ない基準で分けられる事が多いのかな・・・と思います。

 それによって、不利益を被ったと感じる場合もあるのかも知れませんね。



 そうなのです。

 何を基準に分けたかで、区別か差別かは決って来るのですね。

 基準が曖昧なら差別である可能性が高いと言えます。

 Aチームは強いチーム、Bチームは弱いチームと言うのは定番ですよね。

 では、その構成メンバーは・・・と言うと、ハッキリした差がある子もいるのですが、ハッキリとした差が見付けられない子達もいたりします。

 こう言う子が、後々のトラブルの種になって来るのですね。

 ちゃんとした、説明が出来ないと・・・厄介な事になって来ます。

 だ・か・ら・・・差別だと言われてしまうのですよね。



 で、実際にはどうか・・・と言うと、やはり差別なのだと思います。

 ここを認められないと、本当に話がこじれてしまう事がありますから・・・ハッキリそう言ってしまう方が後から楽なのだと思いますよ。

 AチームとBチームでは、その取り扱いに明らかな差がある事の方が多い為です。

 ただ、これは『悪意のある差別化』では無い筈です。

 分相応の子達同士が集まった方が、やり易いよね・・・って考えで、そうしている事の方が多いのだと思います。

 強化リーグ等もそうですよね。

 大体似た様な力のチーム同士が対戦出来る様に、ここも差別化を測っている訳で、ここに悪意は無いのだと思います。



 分ってもらいたいのは、差別化が全て悪いと言う訳でも無いと言う事です。

 ただ、やはり差別されていると感じる人は必ずいます。

 そして、それもまた仕方のない事なのです。

 どんな理由であれ、差別される事を気持ち良く思う人は先ずいませんからね〜。(^^;



 これは、チーム分けに限っての話です。

 そのチーム内で又差別があると言うのであれば・・・それは、問題となっても仕方がありませんかね。

 指導者側には、『説明責任』がある筈だと思うので・・・自身の『差別意識』を上手く説明してあげて下さいね。

 皆、そう言う意識を持っていますから・・・恥ずかしがらなくても大丈夫ですよ〜。(笑)
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夏休みに差を付けられるかな?

 子供達も『夏休み』を迎えた様ですね。

 昼間、エアコンの効いた部屋でゴロゴロしていませんかね。

 長〜い、休みですから・・・頭も身体も鈍らない様に気を付けないといけませんよね。


 私達が小学生の頃は、学校のプールを『一般開放』してくれていたので、お金を払ってプールへ行く何て事は、高学年になってから・・・だった様に思います。

 今は、学校もプールを一般開放してくれていない様ですね。

 子供達の遊び場が1つ失われてしまいました。

 水の中に入って動いていれば、それだけでも結構な運動になります。

 泳げば、『心肺機能』を高める事も多少なりとも出来るのでしょうね。

 そう言う事が、出来難い環境が子供達を取り巻いている事は、ちょっと残念な気がします。



 海や川も今では、事故の多さから近寄る事すら出来ない状況です。

 私達は、普通に遊泳していたのですが・・・。

 体育の授業を見ていると・・・確かに、行かない方が良い・・・そう思える程、『水泳が苦手』な子が目に付きます。

 小さな時から、水と親しめていない事が良く見て取れます。

 今は、小学校の部活動も『希望者』のみ、しかも期間的にも短いと言う事もあります。

 私が小学生の頃は、担任によっては『強制』でしたから・・・。(^^;



 ただ、今の暑さは当時と比べると洒落にならない位の暑さです。

 部活動の時だって、「水なんか飲むな!」ときつく言われていた時代です。

 それでも、『熱中症』なんて聞いた事もありませんでしたから、今とは大分状況が違います。

 そんな環境の中で、「外で遊べっ!」って言うのも又酷な話なのかも知れませんよね。

 自然と、快適な屋内に留まる様になってしまいます。

 インドなんて気温50度越えたって言ってましたものね。

 地球規模で異変が進んでいる様です。



 それでも、ヤル気のある子はやはり違う物です。

 朝の涼しい時間を見計らって、『走り込み』を行ったり、『リフティング』したり、夕方になってから少しボールに触ってみたり・・・やはり、言い訳はしないものなのです。

 長い時間行う必要も無く、遠くまで出向いて行う必要も無いのですよね。

 『縄跳び』だって良いのです。

 身体を毎日動かしていると言うだけで、多少は違う物なのだと思います。

 外に出れば、脳に良い刺激を与える事も出来るのですよね。

 景色を見るだけでも、脳は喜ぶ物なのですよ。



 効果は直ぐには表れません。

 そこで飽きてしまわずに、続けてさえいれば2ヶ月、3ヶ月後に効果が表れて来ます。

 『ボールコントロール』もそうですし、『体力作り』だってそう言うものなのです。

 この夏休みに自分に負けてしまったか、否かは、気候が良くなった秋頃から差として表れて来ます。

 ここで、怠けてしまうのか、奮起するのか・・・それは、勉強でも同じ様に2学期に差として表れて来ます。

 暑くて大変ですがね・・・ちょっとだけでも、頑張ってみて欲しいかなって思います。

 もちろん、無理はしないで・・・心と身体と相談して下さい。

 あ〜後、脳ミソとも・・・。(笑)
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ワンタッチかツータッチか

 『ワンタッチ』で、なんて良く耳にします。

 要するに『ダイレクト』でと言う要求なんですが、そこに拘り過ぎるあまり、失敗する事も多いのが少年サッカーです。

 もちろん、そのチャレンジを叱ったりしてはいけないのですが・・・。

 『トラップ』しては、本当にいけないのかと言うと・・・そうでも無いシーンも多いのです。

 この辺の使い分けも難しいのですよね・・・子供にとっては。



 『ワンツー』『ポストプレイ』も、練習ではワンタッチで行う様に指導される事って多いのかなと思います。

 出来るのなら、それに越した事はないのですが・・・パススピードが余りに速過ぎたり、逆に相手が来るのが遅かったり、その状況によってはワンタッチでは上手く行かない事もあります。

 でも、試合では『やり直し』が聞かないのですよね。(^^;

 じゃぁ、どうする・・・と考えた時、トラップも1つの選択肢となる訳です。



 例えば、難しい球が来た時、速過ぎたり、イレギュラーしたり、浮き球だったり、ライナーだったり、こんな時は、迷わずトラップをしてしまって良いのだと思います。

 ただ・・・ここが肝心なのですが・・・トラップした後を素早く・・・なのです。

 本来、望まれているのが、ワンタッチでのプレイなら、それに匹敵する位の早さで・・・トラップ&パスをすれば、何とかなる場合は本当に多いのですよね。

 そこで無理して、ワンタッチを選ぶ必要はないのです。

 出来ないのなら・・・。

 むしろ、しっかりとボールを受けて、無理無くパスが出来る方が、結果として良い場合も相当在ると言えます。



 味方との『連係プレイ』でもそうです。

 タイミングが合わないのに、ワンタッチで叩く子も相当います。

 ワンツーやポストプレイ等は、息が合わないと上手く行きません。

 こう言う時も、トラップ&パスで上手く行く場合もかなりあります。

 ワンツーと言うと、ワンタッチで折り返す・・・こう言う癖が抜けない子って見ていると多いのです。

 タイミングが合うのなら、それで良いのです。

 むしろ、トラップすれば叱られちゃいますよね。(^^;

 しかし、タイミングが合わない事が分ったら、『溜め』を作る為にもトラップを入れる事は、間違った選択ではありません。

 もちろん、周囲の状況にもよるのですが・・・。



 何が何でも、ワンタッチでなければいけないシーンて、それ程多くは無い気がします。

 ゴール前ですら、トラップした方が良いシーンも少なくないのですよね。

 それを、慌ててダイレクトで・・・失敗する事も相当あります。

 ワンタッチの技術を磨く事は素晴らしい事です。

 でも、ツータッチの技術、トラップ&パス(キック)の素早さに磨きを掛ける事も、同じ位必要な事なのです。

 特にトラップの技術、狙い通りの所にボールをコントロールする事が出来ないと、もたついて必要以上の時間を費やしてしまいます。

 これでは、上手く行きませんよね。

 次の事を考えて、ボールを扱う癖は付けたい物です。



 ツータッチでと言う縛りを設けた練習なんかもしてみて欲しいと思います。

 ワンタッチよりもむしろ、こちらの方が試合での使用頻度は高いのかも知れません。

 その中にワンタッチが入る事で『リズム』が変わり、相手の嫌がるパス回しが出来て来る気がします。

 ワンタッチばかりでも、『単調』なのですよ・・・慣れてしまえば。

 ちょっと、工夫して欲しい所ではあります。
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動いてパスを貰えって言われても・・・

 「もっと、動いてパスを貰おう」と言われる事ってあります。

 突っ立っているだけでは、良いパスは貰えません。

 なかなか、この辺が子供達には理解出来ない様で・・・動けと言われれば動くものの・・・動き方が何とも・・・。(^^;

 それじゃ、疲れるし付かれるだろ・・・。(笑)



 動いてパスを貰う事って、どう言う事なのでしょうか?

 動けば相手のマーカーも付いて来ますから、結局自由になれていない事の方が多いと言えます。

 それでも、動けと言われるのは、僅かでも先にボールに触れる事が出来る様に・・・と考えて良いのだと思います。

 もちろん、上手く行けばフリーでボールを受ける事も出来るのです。



 で、実際に子供達に動く様に指示を出してみても・・・右に行ったり、左に行ったりを繰り返すだけな子がいたり、何故だかマーカーと小競り合いになっている子がいたり・・・色々です。

 本当に真面目な子に多いのですが・・・ひたすらフリーになろうとして、動き続けている子がいます。

 真面目ですよね〜。

 そんな子に、時々アドバイスする時があります。

 「それじゃ、マラソンしてるのと同じだよ。ずーっと同じスピードで走っているだけだよね?」

 そうなのです。

 同じスピードで走り回っていても、疲れるだけだし、マーカーも付いて来るのです。

 だから・・・。



 「ボールを受けようとするその瞬間だけ、ダッシュで動いてみなよ。」とアドバイス、実際にやってみせると分り易いのですが・・・。

 それまでは、その時を待ちながら、ふ〜らふら、ゆ〜らゆら、していて良いのです。

 目があったその時、全力でスペースに飛び込んで行きボールを受ける。

 たったこれだけの事で、ボールに先に触れる事が出来る確立はグ〜ンと上がって来ます。

 後は、アイデア次第です。



 ちょっとした事なのですが、こう言う駆け引き的な事も覚えるとサッカーは、もう少し楽しくなって来ます。

 相手を出し抜く事にもう少し頭を使っても良いのだと思いますよ・・・。


 

 
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