2017年01月13日
ステレオタイプ
『ステレオタイプ』と言う言葉があります。
その意味は、日本大百科全書(ニッポニカ)によると・・・。
ステレオタイプとは、特定の文化によってあらかじめ類型化され、社会的に共有された固定的な観念ないしイメージのことである。通例、紋切り型態度と訳される。
って感じの意味なんだそうです。(^-^)b
少年サッカーに置き換えてみると・・・どうでしょう・・・?
そう言う目で観察してみると、見えてくる世界があるものです。
もっとざっくり言ってしまうと、思い込みとか固定観念の様な型にはまった考え方の事なんだろうと言えそうです。
世の中には、こう言う物によって左右されてしまう事も多々あります。
最近ではインターネットの普及で、以前よりもこう言う物に支配され易い状況が構築されていると言えそうです。
真偽を確かめる事無く、流布される情報の多い事、多い事・・・。
でも、多くの人がそう言う物なんだろうって思い込んでいるんですよね。
そこに、疑問を投げ掛ける人は・・・少数派として奇異の目で見られる事も少なからずあります。(^^;
インターネットの世界では、とにかくコピペ(コピー&ペイスト)によって流布される情報が圧倒的に多いのです。
最近では、ニュースでさえもインターネットを情報源としている場合があります。
コピペの利点は、素早さと手軽さです。
その為、1つ目を引く情報が現れれば、瞬く間にコピペによって急速に拡散されて行きます。
例えそれが間違った情報であってもです。
そして、それは1つの共有されたイメージとなって定着してしまうと言う危険性も孕んでいます。
私達の生きている時代は、そう言う時代なんですね。(汗)
子供達のサッカーを取り巻く環境も例外ではありません。
とにかく、真偽不確かな情報が錯綜しています。
中には、人格までも否定する様な噂話までありますよね。(^^;
こう言う物は、その流布に一役買う事無くスルーする方が懸命ですよね!
「そう言う噂もあるんだね〜」って程度で理解する様にしましょうか。(^^;
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指導の場なんかは正にステレオタイプ花盛りと言えます。
日本のサッカーと言うカテゴリの中で、連綿と受け継がれて来た慣習が今でも幅を利かせてます。
レギュラーと補欠の問題もそうですし、公平と平等の問題もそうです。
その全てがステレオタイプなんですよね。
自分で熟考して導き出した考えを基に指導に当たっている人は少数派なんだと思います。
そう言う人は、ユニークな指導者として話題となり易いと言えます。
その他大勢は、ステレオタイプの中で今も昔も変わらない指導に当たっている事が多いのです。
ステレオタイプの人は、変化を極端に嫌います。
考える習慣が無いからです。
見聞きした物を『つまみ食い』して、自分の意見としますから、考えるのが面倒なんです。(笑)
そこに、情報の精査は少しも行なわれないんですよね。
そもそも、自分に都合の良い情報しか汲み上げて来ませんから、相当凝り固まった人になってます。(^^;
でも、それが大多数なんですよね。
「俺達の頃もそうだった」
「それがサッカーと言うスポーツだ」
「下手な子が試合に出られないのは当たり前」
「勝つ為には仕方が無い」
こう言う事を恥ずかし気も無く堂々と言えるんですよね。
今は、そう言う事を改めましょうって時代なんですけど・・・。
最後にステレオタイプの特徴も引用しておきますね。
(1)過度に単純化されていること。
(2)不確かな情報や客観的根拠の薄弱な知識に基づき誇張され、しばしばゆがめられた粗略な一般化ないしカテゴリー化であること。
(3)好悪、善悪、正邪、優劣などといった強力な感情を伴っていること。
(4)人種差別(racism)や性差別(sexism)といった偏見に転化しやすいこと。
(5)偏見や誤認・誤解を生むが、同時に、社会的に共有される感情・認知・思考・行動様式を型にはめることで社会の統合と安定にも寄与していること。
(6)新たな証拠や経験に出会っても、容易に変容しにくいこと。
などが通例あげられている。
如何でしょう・・・アルアルじゃないですかね?
ただ、ステレオタイプを悪と決め付けてはいけません。
それは、人間にとって必要な物でもあるんんです。
要は、その情報が間違っていないか・・・と言う事を見極める冷静な目が必要だって事なんだろうと思います。
自分にも当てはまる点ですので、ちょっと考えないとな〜って書いていて思いました。(汗)
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