2016年08月25日
日本の練習風景
オリンピック日本代表の戦いを受けて、色々な人が評価を紙面に発表しています。
日本サッカー界の育成年代の問題点も多く挙げられていて、少年サッカーに身を置く者としては考えさせられる所です。
特に、国際試合の『経験不足』を挙げる人は多かった様に思います。
そして、育成年代・・・特に4種までのサッカーへの取り組み方に問題があると言う意見もありましたね。
難しい所ではありますが・・・。
何でも海外と比べると言う事は、賛成できないのですが・・・考え直さないといけないかなって思う所は確かにあります。
中でも、4種に限って言えば、『ボールに触れる』と言う事の時間と質を考え直さないといけないのかも知れません。
結果を求める余り、『走り込み』に多くの時間を割いているチームもあります。
これもサッカーには必要な事ではありますよね。
最後は体力・・・そこは否定しません。
でも、それが『故障者』を作り出す原因にもなっている事があります。
特に、上の学年でプレイしている子達・・・練習も上級生と同じメニューを・・・となって来ると、身体への負担は相当な物となっている筈です。
1年の差をどう考えるかにもよりますが・・・小学生の1年の差は、大きいのだと思います。
特に5年生と6年生との間には、相当な差がある場合も少なくありません。
各自の体格や身体能力に合った練習が出来ているか・・・と言うと現実問題としてはそうはなっていない事の方が多い様に思います。
これは、高学年になると『故障者』が続出すると言う点を見ても分るかと思います。
過度な酷使は、成長過程の身体に疲労を蓄積させ、いずれ爆発してしまう物です。
将来のあるかもしれない才能が、こう言う所で壊されてしまっていると言う点も見落としてはいけない気がします。
体力作りも程々にしておかないといけませんよね。
で、ボールの触れる時間を増やすと言う事は、多くの指導者が納得する所なんだろうなって思います。
サッカーの技術的な事は、やったか、やらなかったか・・・唯それだけの差なんだろうと思います。
ボールに触れる時間を増やせば、その分ボールの扱いは上達する事は、誰でも想像出来ますよね。
ただ、その質についてはあまり議論されて来なかった気もします。
ボールに触れると言う事の中には、『リフティング』だって含まれます。
上手な子は何回でも、止めろって言うまで出来るものです。
でも、それが唯、回数を重ねているだけ・・・・だったとしたら質に関しては悪いと言えるのかも知れません。
それは、サッカーが上手な人はリフティングも上手だけれど、リフティングが上手な人がサッカーも上手だとは限らないと言う点を見ても分るかと思います。
ここにどんな差があるのか・・・考えてみる必要がある気もします。
高がリフティングされどリフティングなんだと思います。
その仕方次第では、実戦で活かす事の出来る何かを見出す事が出来ると言う事なのかも知れません。
賛否の分かれる『スーパージンガ』にしてもそうですね。
頭ごなしに否定する人の意見は無視しても構いません。
ただ、信者の話にも耳を傾ける必要は無いのだと思います。
ボールに触れると言う点においては、これだって子供には立派な練習と言えます。
ただ、これに頼ったら・・・今のサッカーでは、必要とされないプレイヤーとなってしまうかも知れません。
どんな風に『美味いとこ取り』が出来るか・・・なんだと思います。
話を元に戻して・・・色々な事を考えてみると、見えて来るのはやはり、動きの中でボールを扱う事が少ないと言う練習の質でしょうか。
自分の周りに既にあるボールしか気に留めない子が余りに多いのだと言えます。
多少上手な子だなって思う子であっても、それは自分の所にあるボールの扱いが上手いと言うだけであって、ボールを呼び込む動きであったり、動きながらのパスであったり、動きながらのトラップであったり、駆け引き的な事であったり・・・そう言う事も上手い子って非常に少ないのだと思います。
それは、形式的な練習が多いと言う事にも原因があるのかなって思うのです。
周りを気にしなくても、見なくても出来る練習と言ったら良いのでしょうか・・・。
決められた動きと、決められたプレイ、決められた人数・・・こんな練習が多くないでしょうか?
海外でゲームが重要視されるのは、こう言う所にあるんだと思います。
海外(何処か忘れましたが・・・)では、先ずゲーム。
それから、ゲームで見出した問題点を練習に落とす。
そんな感じだと聞いた事があります。
日本とは真逆だなって思った記憶があります。
日本では、先ず形式的な練習。
最後にゲーム。
な所が多いんじゃないのかなって思います。
ゲームでの問題点を練習せずにその日は終わってしまう事が多くないですかね?
予習はすれど、復習はしない・・・テスト勉強はしても、テスト直しはしない・・・そんな感じでしょうか?
問題点をそのまま放置して終えてしまう練習風景が、4種にはあまりにも多い気がします。
もっとも、目指す物もチームによって、又個人によっても違いますから、それがいけないと言っている訳でも無いのですがね。(^^;
競技として、将来を見据えてサッカーしたいと願う子は、こう言う事もちょっと頭の片隅に入れて練習するなり、チーム選びをするなりしてもらうと良いのかなとは思いますけど・・・。
日本サッカー界の育成年代の問題点も多く挙げられていて、少年サッカーに身を置く者としては考えさせられる所です。
特に、国際試合の『経験不足』を挙げる人は多かった様に思います。
そして、育成年代・・・特に4種までのサッカーへの取り組み方に問題があると言う意見もありましたね。
難しい所ではありますが・・・。
何でも海外と比べると言う事は、賛成できないのですが・・・考え直さないといけないかなって思う所は確かにあります。
中でも、4種に限って言えば、『ボールに触れる』と言う事の時間と質を考え直さないといけないのかも知れません。
結果を求める余り、『走り込み』に多くの時間を割いているチームもあります。
これもサッカーには必要な事ではありますよね。
最後は体力・・・そこは否定しません。
でも、それが『故障者』を作り出す原因にもなっている事があります。
特に、上の学年でプレイしている子達・・・練習も上級生と同じメニューを・・・となって来ると、身体への負担は相当な物となっている筈です。
1年の差をどう考えるかにもよりますが・・・小学生の1年の差は、大きいのだと思います。
特に5年生と6年生との間には、相当な差がある場合も少なくありません。
各自の体格や身体能力に合った練習が出来ているか・・・と言うと現実問題としてはそうはなっていない事の方が多い様に思います。
これは、高学年になると『故障者』が続出すると言う点を見ても分るかと思います。
過度な酷使は、成長過程の身体に疲労を蓄積させ、いずれ爆発してしまう物です。
将来のあるかもしれない才能が、こう言う所で壊されてしまっていると言う点も見落としてはいけない気がします。
体力作りも程々にしておかないといけませんよね。
で、ボールの触れる時間を増やすと言う事は、多くの指導者が納得する所なんだろうなって思います。
サッカーの技術的な事は、やったか、やらなかったか・・・唯それだけの差なんだろうと思います。
ボールに触れる時間を増やせば、その分ボールの扱いは上達する事は、誰でも想像出来ますよね。
ただ、その質についてはあまり議論されて来なかった気もします。
ボールに触れると言う事の中には、『リフティング』だって含まれます。
上手な子は何回でも、止めろって言うまで出来るものです。
でも、それが唯、回数を重ねているだけ・・・・だったとしたら質に関しては悪いと言えるのかも知れません。
それは、サッカーが上手な人はリフティングも上手だけれど、リフティングが上手な人がサッカーも上手だとは限らないと言う点を見ても分るかと思います。
ここにどんな差があるのか・・・考えてみる必要がある気もします。
高がリフティングされどリフティングなんだと思います。
その仕方次第では、実戦で活かす事の出来る何かを見出す事が出来ると言う事なのかも知れません。
賛否の分かれる『スーパージンガ』にしてもそうですね。
頭ごなしに否定する人の意見は無視しても構いません。
ただ、信者の話にも耳を傾ける必要は無いのだと思います。
ボールに触れると言う点においては、これだって子供には立派な練習と言えます。
ただ、これに頼ったら・・・今のサッカーでは、必要とされないプレイヤーとなってしまうかも知れません。
どんな風に『美味いとこ取り』が出来るか・・・なんだと思います。
話を元に戻して・・・色々な事を考えてみると、見えて来るのはやはり、動きの中でボールを扱う事が少ないと言う練習の質でしょうか。
自分の周りに既にあるボールしか気に留めない子が余りに多いのだと言えます。
多少上手な子だなって思う子であっても、それは自分の所にあるボールの扱いが上手いと言うだけであって、ボールを呼び込む動きであったり、動きながらのパスであったり、動きながらのトラップであったり、駆け引き的な事であったり・・・そう言う事も上手い子って非常に少ないのだと思います。
それは、形式的な練習が多いと言う事にも原因があるのかなって思うのです。
周りを気にしなくても、見なくても出来る練習と言ったら良いのでしょうか・・・。
決められた動きと、決められたプレイ、決められた人数・・・こんな練習が多くないでしょうか?
海外でゲームが重要視されるのは、こう言う所にあるんだと思います。
海外(何処か忘れましたが・・・)では、先ずゲーム。
それから、ゲームで見出した問題点を練習に落とす。
そんな感じだと聞いた事があります。
日本とは真逆だなって思った記憶があります。
日本では、先ず形式的な練習。
最後にゲーム。
な所が多いんじゃないのかなって思います。
ゲームでの問題点を練習せずにその日は終わってしまう事が多くないですかね?
予習はすれど、復習はしない・・・テスト勉強はしても、テスト直しはしない・・・そんな感じでしょうか?
問題点をそのまま放置して終えてしまう練習風景が、4種にはあまりにも多い気がします。
もっとも、目指す物もチームによって、又個人によっても違いますから、それがいけないと言っている訳でも無いのですがね。(^^;
競技として、将来を見据えてサッカーしたいと願う子は、こう言う事もちょっと頭の片隅に入れて練習するなり、チーム選びをするなりしてもらうと良いのかなとは思いますけど・・・。
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この記事へのコメント
古い中にも良い物はありますからね
良い物は残し、変化した方が良い事は変化させていく
その繰り返しで段々と形になっていくんだと思います
こだわるのは良い事でもありますが、皆思う事は違うので難しい部分ですよね
古い物が悪いと言う訳でもないのですがね。(^^;
変な拘りは、捨てて貰いたいですかね。
指導する側もチャレンジ精神が必要なんだと思います。
>やるのは本人なんです、周りからできる事は限られているんです
働きかけも大事なんでしょうけど・・・最後は、本人の気持ち次第と言う所もありますよね。
技術的な事をどんなに指導したって、気持ちが乗ってこないと、形を真似するだけで終わってしまいます。
成功した、失敗した、だけで終わってしまうのでは、サッカーの楽しさは半減ですよね。
もっと上手く、もっと早く、もっと、もっと、と言う気持ちが出て来ないと。
>でも、こだわれる様になる事が一番難しいなと感じるところでもあります・・・
教えられる事では無さそうです物ね〜。(^^;
逆に、勝ちに拘る子ってどうして、そんなに拘れるのでしょうかね?
理屈じゃないんでしょうね〜。
気が付いたらそうだったと言うだけで・・・。
多いですよね
時代と共に変化していかなければならない部分が必ずあるのですが、ある時から学びが抜けてしまった指導者の方も結構いるように思います
会社でもいますよね
新しい物は受け入れない、自分の考えが一番
こうなってしまうともう・・・^^;
>まだまだ、サッカーはやるもの・・・なのが日本人の感覚ですから。
たしかにそうですね、人気とか抜きにして、そういう点でまだまだ野球には追いつけないですよね
>子供自身が勝つ事に拘る様になって来ないと、自身のプレイにも磨きは掛かって来ないのだと思います。
そうなんですよ!
やるのは本人なんです、周りからできる事は限られているんです
でも、こだわれる様になる事が一番難しいなと感じるところでもあります・・・
なる程です。
サッカーが文化となれば、色々な目で評価され洗練されて行くのかも知れませんよね。
>好き勝手に見えるのも、各チームの代表者や権力者が当時、提唱されていた事や見えた課題をやり、それがチームの色になった等の影響もあるのかなって思います
これは、ある程度仕方の無い事ですかね。(^^;
自分が経験し、考えた事が基本的には、指導の根幹となってくるのでしょうから・・・。
ただ、立ち止まってしまっているチームも多いんじゃないのでしょうかね?
うちの団も私達が子供の頃に行った練習を今でも当たり前の様にやっています。
その当時でさえ、批判的な意見の多かった練習うなのですがね。(^^;
>またもやなんちゃって評論家になってしまいました(笑
こう言う事を、酒でも呑みながら、TVで試合を観戦しながら、皆が出来る様になって来ると、文化として定着してくるのかも知れないですよ。(笑)
プロ野球なんてそうですものね。
試合を観ると言う事が、結局は足りないんだと思いますよ。
まだまだ、サッカーはやるもの・・・なのが日本人の感覚ですから。
>厳しい、強豪から選手が多く出てくるイメージがあっても実際は逆なんですよね
どうしても、やらされてる感がありますものね。
自分のやりたいサッカーとは違う事をやらされているって感じがどうしてもあります。
自由な発想で、自分の判断で・・・って言う所は、4種に限って言えば必要な所なんだと思います。
指導者が勝つ事に拘り過ぎた弊害なのかも知れませんよね。
子供自身が勝つ事に拘る様になって来ないと、自身のプレイにも磨きは掛かって来ないのだと思います。
それが、結局サッカーを楽しむ事に直結して来るんですよね。
> ただ、じゃぁ何をどう指導したら良いのかって所は、見えていないんじゃないのでしょうかね。
>そういう指針も示されているのかいないのか良く分かりませんし・・・。
これが文化としての歴史の差なのかなって思います
日本のサッカーの地盤が固まってないんですよね
はっきりとした地盤が無いので
>好き勝手な事を各チームがやっているのが現状ですよね。
>見据えている所もまるで違うし・・・。
このようになりますよね
文化のある国は大きな地盤の元の中で各チームの色があるイメージで、日本はこの地盤が沢山の離島のようなイメージがあります
>そういう中で、日本らしい戦い方ってのも生まれてくるんじゃないのかなって思います。
そうなれば離島が少しづつくっつきだして大きな島になっていきそうですね
好き勝手に見えるのも、各チームの代表者や権力者が当時、提唱されていた事や見えた課題をやり、それがチームの色になった等の影響もあるのかなって思います
またもやなんちゃって評論家になってしまいました(笑
>厳しいだけの強豪チームから、有名選手が中々出て来ないのも頷けますかね。
厳しい、強豪から選手が多く出てくるイメージがあっても実際は逆なんですよね
良い事だと思うのですが、不思議ですよね
人に合わせる日本人の特性とは逆に各チーム、指導者で思う事が違く、色を出していくのですから(笑
>色々なところで言われる日本の課題って結局は4種の課題だと思うんです
と思いますよ。
ただ、じゃぁ何をどう指導したら良いのかって所は、見えていないんじゃないのでしょうかね。
そういう指針も示されているのかいないのか良く分かりませんし・・・。
好き勝手な事を各チームがやっているのが現状ですよね。
見据えている所もまるで違うし・・・。
>今の言われている事を当時どれだけやってきたかと言えばきっと・・・
指導者の育成にも力を入れないといけないんでしょうね。
今を学ぶ事も大事なんですが、その先は・・・と言う所も考えないと何時も、後を追う事しか出来ませんからね〜。
そういう中で、日本らしい戦い方ってのも生まれてくるんじゃないのかなって思います。
>代表とかとは程遠い所にいる人間が偉そうにこんなこと言うのもなんですがね・・・^^;
なんちゃって評論家と言う事で。(笑)
まぁ、でもそう言う事を多少なりとも考えながら指導するのと、そうではないのとでは多少なりとも違いがあるんじゃないですかね?
今結果を求める事も悪くは無いのですが、先を見据えた指導ってのも、必要なんだとは思います。
厳しいだけの強豪チームから、有名選手が中々出て来ないのも頷けますかね。
今の日本サッカーは考え方等も変化している時期に感じます
今提唱されている事が形になって世に出るのは結局10年ぐらい後なんです
代表選手にも今の課題を求められていますが、育成年代の頃に求められた事やトレーニングとは違うと思うんです
考え方の基礎さえも違うと思います
今の言われている事を当時どれだけやってきたかと言えばきっと・・・
代表とかとは程遠い所にいる人間が偉そうにこんなこと言うのもなんですがね・・・^^;