2016年02月16日
チーム分けとは別に・・・
人数の多いチームは、チーム分けをして子供達に試合への出場の機会を与えようとしてくれます。
殆どのチームが、ベストメンバー(と何人か)をAチーム、残りをBチームとして分ける様ですね。
時折、Cチームまであるチームもある様です。
上手い下手等色々な『判断基準』で、このチーム分けが成されます。
さて、例えば・・・Aチームは、ベストメンバーとそれに近い子数人が補欠として選ばれる傾向があります。
この子達と、残りのBチームの子達を比較してみた時、どのくらいの力の差があるのでしょうか?
その差が『身体能力』に於いて・・・と言うのなら、仕方が無い面もあります。
しかし、そうでは無い所・・・つまり、『技術面』でと言う事なら、そこをどうフォローして行ったら良いのでしょうか?
AチームとBチームの子達が同じ練習をして良いのか・・・と言う考え方があります。
その一方で、同じ練習をさせるべきだと言う考え方もあるのです。
私は、事情が許すのなら・・・グラウンドの都合や、指導者(パパさんコーチも含め)の確保等が出来るのなら、別々の練習をしても良いのかな・・・と思います。
ただ、そこはAとBと言う分け方では無く、違う分け方をしたらどうかと思うのです。
子供達には、得手不得手が当然あります。
例えば、インサイドキックが上手く蹴れない子は、練習をその都度止めてしまう傾向があります。
一緒に練習している子は、その間無駄な時間を過してしまう事となります。
これが、Aチームの子なら・・・不満の声が上ってしまう事もあります。
で、Bチームの子達だけで練習相手を見付けて行うと・・・これは、これでAチームの子達と同じ事が出来ないなんて事も当然ある訳です。
『鳥かご』1つ取ってみてもそれは、はっきりとした『練習の質の差』として現れて来ます。
Aチームの子であっても、同様に苦手な事がある訳で・・・そこを克服して行ければ、もっとサッカーが上手になれるのかも知れませんよね。
技術的な事に限って言えば、練習の質を上げる事で何とかなる事も多いのではないかな〜と思います。
子供達のサッカーの技術の差の殆どは、「やったか、やらなかったか」と言う差でしか無い事の方が多いのですから。
そこで、『特訓クラス』を別途設けてみると言うのも良さそうに思います。
これは、AもBも関係無く、トラップの苦手な子は、トラップの特訓の時のみそのクラスに参加させます。
ドリブルが苦手な子なら、ドリブルの特訓に・・・と言う様に、日替わりでも時間毎にでも良いので、何かに特化した練習時間を設ける事で、不得意な事を何とか克服する切欠を与えてあげる事が出来そうな気がします。
毎回、この特訓組に顔を出す子もいるかも知れませんが・・・それは、それで良いのだと思います。
『底上げ』を真剣に考えるとこう言った工夫も必要なのだろうと思うのです。
そして同時に、Aの子であってもBの子と一緒にこの特訓組に参加させられる事で、発奮する機会を与える事が出来るのかも知れません。
変に、AとBとの壁を作り上げてしまうより、Aの子だってこれが出来ない子がいる、Bの子だってこれが得意な子がいる・・・と言う様に、技術面に限って言えば、そんなに大した違いは無いんだよ・・・と言う事を示す事が出来るだけでも、Bの子には『希望』を、Aの子には『緊張感』を与える事が出来るのかも知れません。
『差別化』の図り方を間違えさえしなければ、『健全なチーム』を作る事はそれ程難しく無い気がします。
『総合的』と言う分り辛い『判断基準』をゴリ押しするのでは無く、例えば特訓組への参加率等は、目に見えて分る1つの判断基準を子供にも親御さんにも提示出来るのかな〜なんて思います。
言い方を変えれば・・・チーム内トレセンとでも言えそうですよね。(笑)
基礎的な事をしっかりと出来ない子がAチームにい続けるのなら、そのチームはやはり残念な結果に終わる事になるのだと思います。
もちろん、技術的な事だけでサッカーの勝敗は決まる訳ではありませんが・・・。
最後の最後で・・・ここ一番の所で・・・それは必ず顔を出して来ます。
その時初めて、『練習で出来ない事は、試合でも出来ない』と言う事を皆が思い知らされるのですね。
まぁ、全ては事情が許せば・・・の話です。
うちの団の様に、コーチ陣の人数が子供の数に対して足りない様なチームでは難しい話ではあります。
他の選択肢も当然ある訳で、考え方は色々なのだと思います。
皆で同じ練習をする方が良いチームの場合もあるのでしょう。
その辺は、子供達を見て方向性を決めて行く方が良い様に思います。
これが6年間少年サッカーを見て来た率直な今の感想です。
殆どのチームが、ベストメンバー(と何人か)をAチーム、残りをBチームとして分ける様ですね。
時折、Cチームまであるチームもある様です。
上手い下手等色々な『判断基準』で、このチーム分けが成されます。
さて、例えば・・・Aチームは、ベストメンバーとそれに近い子数人が補欠として選ばれる傾向があります。
この子達と、残りのBチームの子達を比較してみた時、どのくらいの力の差があるのでしょうか?
その差が『身体能力』に於いて・・・と言うのなら、仕方が無い面もあります。
しかし、そうでは無い所・・・つまり、『技術面』でと言う事なら、そこをどうフォローして行ったら良いのでしょうか?
AチームとBチームの子達が同じ練習をして良いのか・・・と言う考え方があります。
その一方で、同じ練習をさせるべきだと言う考え方もあるのです。
私は、事情が許すのなら・・・グラウンドの都合や、指導者(パパさんコーチも含め)の確保等が出来るのなら、別々の練習をしても良いのかな・・・と思います。
ただ、そこはAとBと言う分け方では無く、違う分け方をしたらどうかと思うのです。
子供達には、得手不得手が当然あります。
例えば、インサイドキックが上手く蹴れない子は、練習をその都度止めてしまう傾向があります。
一緒に練習している子は、その間無駄な時間を過してしまう事となります。
これが、Aチームの子なら・・・不満の声が上ってしまう事もあります。
で、Bチームの子達だけで練習相手を見付けて行うと・・・これは、これでAチームの子達と同じ事が出来ないなんて事も当然ある訳です。
『鳥かご』1つ取ってみてもそれは、はっきりとした『練習の質の差』として現れて来ます。
Aチームの子であっても、同様に苦手な事がある訳で・・・そこを克服して行ければ、もっとサッカーが上手になれるのかも知れませんよね。
技術的な事に限って言えば、練習の質を上げる事で何とかなる事も多いのではないかな〜と思います。
子供達のサッカーの技術の差の殆どは、「やったか、やらなかったか」と言う差でしか無い事の方が多いのですから。
そこで、『特訓クラス』を別途設けてみると言うのも良さそうに思います。
これは、AもBも関係無く、トラップの苦手な子は、トラップの特訓の時のみそのクラスに参加させます。
ドリブルが苦手な子なら、ドリブルの特訓に・・・と言う様に、日替わりでも時間毎にでも良いので、何かに特化した練習時間を設ける事で、不得意な事を何とか克服する切欠を与えてあげる事が出来そうな気がします。
毎回、この特訓組に顔を出す子もいるかも知れませんが・・・それは、それで良いのだと思います。
『底上げ』を真剣に考えるとこう言った工夫も必要なのだろうと思うのです。
そして同時に、Aの子であってもBの子と一緒にこの特訓組に参加させられる事で、発奮する機会を与える事が出来るのかも知れません。
変に、AとBとの壁を作り上げてしまうより、Aの子だってこれが出来ない子がいる、Bの子だってこれが得意な子がいる・・・と言う様に、技術面に限って言えば、そんなに大した違いは無いんだよ・・・と言う事を示す事が出来るだけでも、Bの子には『希望』を、Aの子には『緊張感』を与える事が出来るのかも知れません。
『差別化』の図り方を間違えさえしなければ、『健全なチーム』を作る事はそれ程難しく無い気がします。
『総合的』と言う分り辛い『判断基準』をゴリ押しするのでは無く、例えば特訓組への参加率等は、目に見えて分る1つの判断基準を子供にも親御さんにも提示出来るのかな〜なんて思います。
言い方を変えれば・・・チーム内トレセンとでも言えそうですよね。(笑)
基礎的な事をしっかりと出来ない子がAチームにい続けるのなら、そのチームはやはり残念な結果に終わる事になるのだと思います。
もちろん、技術的な事だけでサッカーの勝敗は決まる訳ではありませんが・・・。
最後の最後で・・・ここ一番の所で・・・それは必ず顔を出して来ます。
その時初めて、『練習で出来ない事は、試合でも出来ない』と言う事を皆が思い知らされるのですね。
まぁ、全ては事情が許せば・・・の話です。
うちの団の様に、コーチ陣の人数が子供の数に対して足りない様なチームでは難しい話ではあります。
他の選択肢も当然ある訳で、考え方は色々なのだと思います。
皆で同じ練習をする方が良いチームの場合もあるのでしょう。
その辺は、子供達を見て方向性を決めて行く方が良い様に思います。
これが6年間少年サッカーを見て来た率直な今の感想です。
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この記事へのコメント
まぁ、皆似た様な事を考えているのだと思いますよ。(^^;
その根底には、「このままで良いのか?」と言う現状への疑問なんかがあるのでしょうね。
1人でも多くの関係者が、こう言った事に思いを巡らせてくれると、少年サッカーと言う小さな世界も色々な子が共存出来る様になるのかなと思います。
エンジョイクラスとステップアップクラス、面白そうではありますね。
括りを変えてみるだけでも新しい発見があるかも知れませんよね。
学年単位での運営だけでは、やはり限界なのかも知れません。
サッカーに対する温度差を吸収する事も出来るかも知れませんよね。
選抜メンバーで大会に参加すると言うのも悪くはないのだと思います。
そう言ったものに対する「憧れ」を持つ子も出て来るかも知れませんし、選抜に選ばれなかった子に対するフォローをしっかりと出来るのなら、そう言う事も挑戦して行って良いのだと思います。
まぁ、詰まる所、大人の思惑で動いている少年サッカー界である事が一番の問題ではあります。
協会にしても、J下部のクラブチームを基準に考えている様ですし・・・。
本当に意味での草の根運動なんて、まだまだ出来ていないのです。
全て、上からの押し付けなだけで、子供の事も保護者の事も指導者の事も何も考えてはいないのですよ。
だから、相変わらず地方のチームからは不平不満が上るのです。
D級ライセンスだって、何か意味のある資格には到底思えませんし・・・。
4級審判だって、8人制の講義なんて微塵も・・・。
場当たり的なんですよね。
全てが・・・。
息子は、中学でもサッカーをやるそうです。
この間、サッカー部の練習を見学してました。
まぁ、他にやりたい部活もない様なので、済し崩し的にサッカー部に・・・と言う感じです。
息子さんは、どうするのですかね?
サッカー以外でも、楽しい事はあるのでしょうから、新しい出会いも悪くはないですよね。
それぞれの道に分かれて行く時期なんですね・・・もう。
早いな〜時の経つのは・・・。
また、気軽にコメント下さいね!
息子たちとの時間も残り少なくなってきましたね。
あまりにも久しぶりなので、あれやこれやあるわけです。
インフルエンザで同日に開催された大会や練習試合での人数が足りないと4年生以上が大変だったり、たまたま数年前の息子が出場していたビデオを見直し「息子なりに頑張ってたんだ!」と思ってみたり、クラブ主催の大会で優勝を逃したり、月末には教え子たちは天才少年と呼ばれている選手のチームとの試合があるかもしれないからと練習メニューを考えてみたり…。
同じようなことを考えているんだと、ひとりで笑ってました♪
クラブ事情も同じ。
息子を含め、いわゆるBチームの選手とAチームの選手には違いがありますよね。
それは、成長の差だったりします。
仲間とボールを蹴っているだけで楽しいんだと感じている選手もいます。
「同じ練習でいいんだろうか?」は、地域のクラブチームが抱える問題なのかもしれませんね。
身近な指導者間で話をしているのは、「エンジョイクラス」と「ステップアップクラス」としてU-9あたりから分けてみるのも一つではないかと。
4学年を4分割。U-12とU-10で2つのクラスにしてみてはどうかと。その選手のモチベーションなど状況を見ながら行き来できるようにすることで、活性化できないだろうか…など検討中です。
今は学年単位を基本としていますが、時にはセレクションを行って公式戦と呼ばれる大会に学年を超えて参加しています。
ただ、それだと弊害があるんですよね。ある程度人数に余裕があるにもかかわらず、該当学年の大会なのに落選してしまう選手が出てしまいますから…。
厳しいといえば厳しい。これから先起こることであっても、小学生の時代からそれでいいのかと。
グラスツールを広げようとしているのに、オトナの勝利主義の都合を押し付けているようにも感じてしまいます。とは言え、勝つ歓びや負ける悔しさも味わってもらいたい…。
贅沢なんですかね。
選手の人数、指導者の人数、それに保護者さんたちの考え方などなど…難しいですね。
サッカーを好きになってもらいたい。そこは誰もが同じ考えなんですけどね。
さて、卒業が近づいている息子はというと、進路がまだハッキリしていません。
セレクションをするようなクラブチームには入れないことを自分自身もわかっているし、だから続けようかどうかとも悩んでいるようです。これまでなら父の権限で決めるところですが、もう中学生。自分の道は自分で決めなければ。
と、そんなこと言いつつも近くのジュニアユースの練習会に参加してみたらとしつこく迫っています♪