少年サッカーを見守るブログ

どんなボールを選べば良いか？

　新年度も始まり、サッカー用品を新しく購入しようとしている方も多いのではないのでしょうか？

　特に『ボール』は、見かけによらず『消耗品』の為、買い替えの時期となってしまっている場合も多いかと思います。

　日本の少年サッカーの場合、殆どのチームが『芝』のグラウンドとは無縁の環境で練習も試合も行われています。

　硬い土のグラウンドでは、ボールも長持ちするとは言い難いのです。

　ちなみにですが・・・ボールにも『芝（ソフト）』用と『土（ハード）』用がある事はあります。

　日本で製造販売されているボールの多くは、土のグラウンド用です。

　逆に海外から輸入された物は、気を付けないと芝のグラウンド用の物があります。

　これは、サッカー環境の違いによる物です。

　概ね、『価格』で区別がつくので高価過ぎる物（１万円以上）は、芝用だと思って良いかと思います。

　中のチューブが天然物なので、高価となってしまうのです。

　逆に安価すぎるボールは、『観賞用』のボールである事があります。

　有名チームのロゴがプリントされている物なんかがこれである事が多いのです。

　当然ですが、実際の使用には向きません。

　変形したり、空気が直ぐに抜けてしまったりします。

　こう言うボールを使って練習していると・・・『変な癖』が付いてしまう事が多いと言えます。

　じゃ、子供にどんなボールを買ってあげるべきなのか？

　１つの目安として、『検定球』と言う物を選ぶと良いかと思います。

　『日本サッカー協会』の基準を通ったボールです。

　『ＪＦＡ主催の公式戦』では、この検定球が使われます。

　この点は、少年サッカーも例外ではありません。

　その為、検定球とプリントがされているボールを選んでおけば、練習用としては問題無いかと思います。

　又、『手縫い』のボールがあれば、その方が練習には良いかと思います。

　より良いボールとしては、『ＦＩＦＡ　APPROVED』や『ＦＩＦＡ　INSPECTED』とプリントされている物がありますが・・・高価なので、子供には必要ないかと思います。

　子供には、『検定球』を購入すると良さそうです。